『黒い砂漠』での生活に慣れたら
ゲームオンが運営するPC用MMORPG『黒い砂漠』は、生活コンテンツがとにかく豊富。前回までに紹介した、採集や家庭菜園、加工、釣り、貿易のほかに、まだまだたくさんのお楽しみ要素が用意されている。
いきなりすべてに手を出すと収集がつかなくなるので、まずは第3回で紹介した順番に試してみよう。何となく生活コンテンツ全体の概要を理解したら、本稿で紹介する要素にチャレンジ!
今回の記事で紹介しているコンテンツはこちら。『黒い砂漠』がより楽しくなる要素ばかりだ。
●馬を入手して調教しよう
●“皇室納品”はアイテムを高く売るチャンス
●特殊な戦闘“狩猟”に挑戦!
●家に施設を設置して職人になろう!
●サブキャラクター作成のススメ
●ファッションやスクリーンショット撮影機能も充実
馬を入手して調教しよう
レベルが高くなると行動範囲が広がり、移動距離も長くなる。第1回の記事では“乗りもの”の入手方法について簡単に書いたが、まだ馬を手に入れていなければぜひ入手しよう。
耐荷重量やバッグスロットは馬よりロバのほうが多いので、荷物を運びたいときにはロバのほうがオススメだが、移動速度は馬のほうが断然早いのだ。また、馬は騎乗しながら戦闘を行ったり、レースに出走させることもできる。
【おもな馬の入手手段】
◆捕獲用ロープや黒砂糖の塊などのアイテムを使って野生馬を捕まえる
◆厩舎の商店で馬牌を買って登録する
◆厩舎メニューの馬市場で出品されているものを購入
<公式ガイド動画-馬の捕獲->
馬には“世代”という概念があり、現在のところ、第1世代から第8世代まで存在する。基本的に世代が上がるほど能力が高く、馬市場での取引価格も高価になる。野生馬では第5世代まで出現するようだ。
馬のレベルはその馬に騎乗して走ることで上げられる。馬は“前足蹴り”や“連続ジャンプ”などのスキルを習得でき、最初から持っているスキルのほか、馬のレベルアップ時に新しいスキルを習得することがある。
馬に鐙(あぶみ)を装備した状態で騎乗すると、馬上戦闘が可能になる。鐙は厩舎NPCとの親密度を上げて商店で購入するか、アイテム取引所で購入、馬具作成などで入手可能だ。馬に装備させるには、アイテム欄で装備させたいものを右クリックすればオーケー。
馬に騎乗した状態でTabキーを押すと騎乗戦闘モードに。基本攻撃はマウスの右クリックと左クリックで行える。
もし馬が死んでしまった場合、HP1の状態で厩舎に回収され、シルバーを払うことで回復できる。アイテムをひとつも持たせていない状態なら、訪ねた厩舎から復活できるが、アイテムを持たせていた場合は元にいた場所からいちばん近い厩舎まで迎えに行く必要がある。馬は敵からダメージを受けた場合以外に、高所からの転落や、水辺での水没などでも死んでしまうので注意しよう。
また、育てた馬は、世代ごとに開催されるホースレースに出走させることができる(現在のところ、ホースレースは各サーバーの2chのみで開催)。
レースの出走人数は最大20人。死亡回数ゼロの馬で参加できる。課金アイテムで死亡回数をリセットできるので、もし死亡経験がある馬を出走させたい場合は、利用するといいだろう。
参加者が集まると、自動でスタート地点に移動となり、表示されたルートを走る。コースはレース専用ではなく、普通にほかのプレイヤーが行きかう道だ。1位の馬がゴールしてから30秒以内にゴールした馬に、順位によって報酬として馬報酬印章が与えられ、集めると馬具やブラックストーンなどのアイテムと交換できる。
“皇室納品”はアイテムを高く売るチャンス
町で“皇室製作納品”など、“皇室”の肩書きを持ったNPCを見かけたことがあるだろう。彼らは皇室に必要なアイテムを募集しており、提示されたアイテムは一般の貿易NPCよりも高い価格(おおよそ2倍)で買い取ってくれる。
ただし、納品できる数量はチャンネルごとに上限があり、誰かが先に納品して規定数に達すると受け付けてもらえなくなるので、注意が必要だ。規定数は一定時間でリセットされる。
皇室製作納品は加工の“皇室料理包装”と“皇室錬金包装”で作成したアイテム、皇室釣り納品は消費期限内の新鮮な魚を要求される。納品できるものとタイミングが合えば、ぜひ挑戦してみよう。
皇室御用達NPCは各地の貿易品を求めている。指定されるアイテムは一定期間で変更される。基本買取価格は250%と、通常の貿易と比べてかなりおいしい。
皇室関係NPCのいる町は以下のとおりだ。
◆皇室製作納品NPC
オルビア村、ハイデル、カルフェオン、アルティノ、首都バレンシア
◆皇室釣り納品NPC
ベリア村、グリッシー村、エフェリア港町、ドボン村、首都バレンシア
◆皇室御用達NPC
ベリア村、ハイデル、カルフェオン、アルティノ、首都バレンシア
特殊な戦闘“狩猟”に挑戦!
“狩猟”はNPCからレンタルできる狩猟用の銃か、道具工房で作成できる狩猟用ハンドキャノンを使って行う特別な戦闘で、条件を満たせば討伐後に屠殺用ナイフを使って戦利品を採集できるコンテンツ。ひとりで挑戦できるものと、大人数向けのものがある。
現在のところ、ひとりで挑戦できるのはムントンクジラ(海上)と淡水ワニ(カイア湖)、大人数向けはオオクジラ(海上)と落人カルク(陸上)となっている。海上で挑戦するものは、狩り場に向かうために船が必要だ。オオクジラと落人カルクは、ほかのプレイヤーと協力して出現地点を探して狩りを行い、撃破後に与ダメージリストの上位5パーティーが採集する権利を得られる。
……というのが狩猟コンテンツなのだが、いきなりこれらの大物に立ち向かう前に、まずはクエストで狩猟のレベルを少し上げておこう。クエストでは屠殺用ナイフは使わず、練習用火縄銃で敵を撃つ練習のみを行う。報酬で狩猟経験値を稼げるのだ。
なお、通常の狩猟では獲物をはぎ取る際に狩猟経験値を得られるようになっている。獲物の狙撃とはぎ取りはセットで考えておき、屠殺用ナイフの携行は忘れずに。
練習用火縄銃の耐久度は、一度返却して再度借りることで満タンにできる。練習用火縄銃は耐久度が低く、オオクジラなどの狩猟には向かないので、実戦に向かう際は“狩猟用ハンドキャノン”を用意するといい。家の用途を“道具工房”にすれば製作可能だ。狩猟レベルが上がったら挑戦してみよう。