誰を呼ぶ? 俺がなる、ゴーストバスターズ!
ユタ州を拠点に正式サービスを目指している“The Void”は、専用のVRヘッドマウントディスプレイとジャケット、モデルガンなどを装着して、全身を没入させながらVR世界を歩き回れる施設型VRアトラクション。
VRと施設型アトラクションのいいとこ取りを目指したその魅力については以前お伝えしたが、その技術を応用し、映画「ゴーストバスターズ」とコラボした「Ghostbusters: Dimension」が7月1日よりニューヨークのタイムズスクエアにあるマダム・タッソー ニューヨークでオープンすることが発表された。オンライン予約が開始しており、価格は同館で展開される他のコラボ展示の入場権込みで49ドル75セント。
「Ghostbusters: Dimension」の体験者は、視界をCG世界で覆うVRヘッドマウントディスプレイ、振動機能付きのジャケット、映画に出てくる有名な“プロトンパック”代わりのモデルガンを装着し、マダム・タッソー館の中に構築されたセットの中を実際に自分の足で歩いて探索する。
VRヘッドマウントディスプレイには舞台であるニューヨークのアパートと、そこに潜むゴーストたちが体験者の動きに連動して映しだされ、まさに映画の中の世界に降り立ったような体験を、視覚・聴覚・触覚を含む全身で味わえるわけだ。
制作にはオリジナル版「ゴーストバスターズ」の監督であるアイヴァン・ライトマンと2016年版の監督ポール・フェイグも関わっており、シリーズに忠実なコミカルさとドッキリが入り混じった体験ができそう。
オリジナルのThe Voidはソルトレイクシティ国際空港から離れたユタ州のリンドンという街にオープン予定で国際免許がないとちょっと行くのが辛そうだが、「Ghostbusters: Dimension」はニューヨークのど真ん中なので、(もちろん渡航費が大分かかるものの)それよりはイージー。ゴースト退治が得意な人はトライしてみてはいかがだろうか。