マリナーズ運営会社の持分の一部売却交渉を開始

 任天堂は2016年4月28日、米国任天堂が所有するメジャーリーグ球団シアトルマリナーズの運営会社であるFirst Avenue Entertainment LLLPの持分の一部を売却する交渉を開始したことを発表した。
 今回の売却により、球団の筆頭オーナーでなくなる予定とのこと。

 以下、リリースより。


シアトルマリナーズ運営会社の持分の一部を売却する交渉の開始について
 当社子会社の米国任天堂が所有するメジャーリーグ球団シアトルマリナーズの運営会社であるFirst Avenue Entertainment LLLPの持分の一部を売却する交渉を開始することにいたしましたのでご報告いたします。
 なお、持分売却に伴い米国任天堂は球団筆頭オーナーではなくなる予定です。
※昨日公表した業績通期予想には売却益を盛り込んでおりませんので、交渉が成立し金額が確定次第、必要に応じて業績予想修正等の適時開示を行います。

(シアトルマリナーズについて)
 米国任天堂の所在地のワシントン州に本拠地を置くシアトルマリナーズが、他の地域に売却される恐れが出たため、地元の要請を受けた当社社長(当時)の故・山内が個人で資金を出し、平成4年12月、同球団の筆頭オーナーとなりました。
 その後、平成16年8月に山内から米国任天堂に持分が移転され、現在は米国任天堂が球団筆頭オーナーとなっています。