2016年4月7日、ロジクールは4月14日に発売予定のゲーミングマウス新製品『G900』の体験イベントを開催した。イベントの模様をお届けする。

●無線マウスが有線マウスを超えた!?

 2016年4月7日、ロジクールはゲーミングマウス新製品『G900』の体験イベントを開催した。

 4月14日に発売予定の『G900』は無線・有線に対応したフラッグシップモデルだ。価格は2万1130円[税別]。新製品のメディア向け体験会はそれほど珍しくはないが、今回は一般参加者も招待して実施された。ロジクールの古澤明仁氏が「ワイヤレスの概念が変わる」と力説する自信作ということで、広く触れてほしかったのだろう。

▲体験イベントは1部、2部の2回が開催され、合わせて20名ほどの一般参加者を招待。
▲最初に公開されたイメージ映像がすごくよかった。だってマウスが宇宙を飛んでいるのだ。いいものを作ったら宇宙を飛ばしたくなる。その気持ち、わかる。
▲ロジクールの古澤明仁氏が『G900』をプレゼン。冒頭で、古澤氏は「ワイヤレスゲーミングマウスの常識を覆す、ロジクールとしての史上最高傑作です」と力強く宣言した。

 ケーブルが邪魔にならない無線マウスは日常使いで便利だが、eスポーツ分野においてはあまり普及していない。敬遠される原因はおもに3つ。

■遅延、干渉
一般的に、無線マウスは有線よりも入力(クリックなど)してからのレスポンスが遅い。ほんの一瞬の差ではあるが、競技シーンではその一瞬が勝敗につながってしまう。また、多くの無線機器が動作する場だと、電波どうしが干渉することも。

■バッテリー
無線マウスは本体内に電池が入っているため、試合中にバッテリーが切れる危険がある。

■重量
バッテリーのぶんだけ本体は重めに。好みにもよるが、重いマウスで何戦もくり返すと、疲れで選手本人のパフォーマンスが落ちてしまう。

 3年の開発期間をかけ、上記の問題点をひとつひとつ解決していったのが『G900』なのだという。参考例として、『G900』と競合他社製品の性能比較を行った結果が公開された。

▲実験はスイスにあるゲーミングデバイスの研究所で行われた。
▲ふたつのマウスを検証機器に接続し、クリックしたときの信号が反応するまでの速度を計測。
▲『G900』はワイヤレスで接続してテストを行ったところ、他社の有線マウスよりもいい結果が出たという。最短(Min)、平均(Avg)、最長(Max)の3項目とも、『G900』が最速を記録。
▲マウスカーソルの動かしたときの読み込み速度も検証。人気の有線マウスと比べたところ、33%ほど高速という結果が出ている。

 速度に関する比較に加えて、過酷な無線環境下での安定性について解説があった。Wi-FiやBluetoothなど、多数の無線電波を飛ばしたテスト部屋を作り、有線・無線で使える4モデルで円を描いた際の軌跡を記録。円が正確なほど、ほかの無線機器の干渉を受けていないということになる。

▲3つの図のうち、左が有線、中央は無線、右はテスト用の部屋で無線使用した結果を示している。左上の『G900』は乱れがほぼない。

 反応速度が良好なだけでなく、『G900』にはこだわりが満載だ。たとえば、搭載バッテリーはそれほど大きくないが、LEDをオフにした状態なら最大32時間も連続して使用可能。電力の供給機構にムダがないからだろう。有線使用するためのケーブルをつなげば充電でき、ゼロから約1.5時間でフル充電される。

▲残量が15%を切るとポップアップでアラートが出るので、バッテリー切れの心配はなし。
▲ムダを削り落として約30%の軽量化に成功。あまりにも軽くて、古澤氏は初めて持ったときに「あれ、バッテリー入ってないのか」と思ったそうだ。さらに、ひたすら落下テストをくり返し、耐久性も両立させている。
▲マウスの心臓部・センサーには業界最高峰と言われる“PMW3366”を採用。これはロジクール以外には供給されない契約になっているとのこと。
▲ゲーミングマウスとしてはおなじみのボタン類もしっかり完備。パーツを付け替えてサイドボタンを押せなくしたり、ボタン自体をソフトウェア上で無効化して誤操作を防げる。
▲ボタンの根本部分にバネが入っているため、ボタンを押してからの戻りが速い。また、スイッチの機構をボタンに対して平行に設置している点に注目。これにより、スイッチの摩耗が軽減されるなどのメリットが生まれている。
▲波の大きさはボタンを押すときに必要なグラム数を表している。青いラインの『G900』はムラが小さく、ほとんど同じ力で高速なクリックをし続けられるという。

 『G900』の魅力をひと通り学んだところでゲストが登壇。ロジクールGブランドアンバサダーのStanSmith氏とDetonatioN Requish所属のMelofovia選手、tara選手だ。StanSmith氏は多くのジャンルで実績を残し、現在はキャスターとして活動。Melofovia選手、tara選手はPC用オンラインFPS『Alliance of Valiant Arms』の現役プレイヤーである。

▲StanSmith氏。試作機を含めて3ヵ月ほど『G900』を使ってみたらしい。

 最初に、StanSmith氏は無線のメリットを解説した。オフライン大会のデスク周りにはキーボードやヘッドセットなどのケーブルが多いため、マウスが無線だとそれだけでストレスが軽減される。

 それ以上に強調していたのはマウスの選択基準について。いわく「マウスは性能で選んでほしい」。たとえ形状が自分に手には合わないと感じても、1ヵ月もあれば人間は慣れる。だからこそ、純粋にハイスペックな『G900』を選んでほしい。非常にシンプルな答えだ。

▲Melofovia選手(左)とtara選手(右)。『Alliance of Valiant Arms』においては日本トップクラスの実力を誇る。

 FPSプレイヤーのMelofovia選手とtara選手は「FPSは有線じゃないとダメ」と暗黙の了解に囚われてきたが、『G900』を使って考えを改めたという。Melofovia選手は「クリック感がすごくよくて、タップ撃ち(※)がやりやすい」と使い心地を絶賛。

(※タップ撃ち:マウスのボタンを連打して銃の反動を抑える技術)

 tara選手はマウスの反応・応答速度について言及した。ロジクールGの製品は他社製品と比べると3/100秒ほど速く、ゲーム上のキャラの動きに当てはめると、およそ1/4キャラぶんの差に相当するという。一瞬の攻防がくり広げられるFPSにおいては致命的になりえるこの差を、『G900』はしっかり埋めている。

 tara選手は「応答速度的に(ロジクールGの)『G303』が最高のマウスだと思うんですよ」と踏まえたうえで、古澤氏に「他社製品との比較結果はさっきありましたけど、自社製品と比べてどうなんでしょうか?」とメディアばりの質問をぶつけた。古澤氏の回答は「公表はしていないんですが、『G303』や『G502』より速いです」。おおお。

 さすがに両選手がいきなり使用マウスを変えることはないだろうが、競技シーンに『G900』が登場する日は遠くなさそうだ。

▲ゲストの3人が参加者に『G900』を配る。
▲うやうやしく開封の儀。僕も持たせてもらったところ、「うわっ」と声が出るほど軽かった。
▲おつかれさまでした。

●『G900』を1名にプレゼント!

 2016年4月14日に発売予定のロジクールG最新ゲーミングマウス『G900』を1名にプレゼント。希望される方は、ページ下部のフォームに必要事項を記入のうえ、送信ボタンを押して応募のこと。応募締め切りは2016年4月20日(水)の23時59分まで。奮ってのご応募をお待ちしております。

【必要システム】(2016年4月14日19:10追記)
○USBポート
○OS:Windows 10、Windows 8.1、Windows 8、Windows 7
○インターネット接続環境(ロジクール ゲーミングソフトウェアダウンロード時

<注意事項>
◎応募期間は2016年4月20日(水)23時59分までとなります。
◎ひとりにつき、応募は1回まで。複数応募された場合でも、当選はひとり1口までとなります。
◎希望賞品、郵便番号、住所、氏名、電話番号、メールアドレス(パソコンのメールアドレスのみ)は必須項目です。入力漏れや誤入力がある場合は、応募を受け付けられません。
◎当選は賞品の発送(2016年4月下旬予定)をもって代えさせていただきます。
◎賞品の発送先は日本国内に限らせていただきます。
◎賞品を譲渡(転売・オークション出品を含みます)しないことを応募・当選の条件とします。譲渡が明らかになった場合、当選は取り消され、賞品をお返しいただく場合があります。
◎ご応募に際しお客様よりご提供いただいた個人情報は、弊社のプライバシーポリシーの定めるところにより取り扱わせていただきます。

■応募フォーム
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