●生放送はサプライズの連続!

 2016年4月8日、ニコニコ生放送にて“ドラゴンクエストヒーローズ・ザ・LIVE!@キャスト発表特番”、通称“ヒロライ”が配信。この番組では、2016年5月27日発売予定のプレイスーション4、プレイステーション3、プレイステーションVita用ソフト『ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり』の最新情報が多数発表された。

 2回目の放送となる今回の“ヒロライ”には、スクウェア・エニックスの青海亮太プロデューサーやコーエーテクモゲームスの庄知彦ディレクター、MCを担当する女優の結さんのほかに、本作でツェザール役を演じる山田孝之さん、『ドラゴンクエスト』シリーズの生みの親であり、本作ではゼネラルディレクターを務める堀井雄二氏らが登場。本作の最新情報だけでなく、開発秘話などを語ってくれた。本記事では、1時間30分以上にわたって放送された、番組の詳細をレポートする。

●転職できる上級職やモンスターコインの最新情報が明らかに!

 番組が始まると、まずはMCの結さんと青海亮太氏、庄知彦氏が登場。最初に世界初公開となる、『ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり』のプロモーション映像(以下、PV)の第2弾が流された。このPVに収録されている情報の中でも、とくに注目なのは下記の2点だ。

【第2弾PVの注目ポイント】
●新たに、オルネーゼ(声:水樹奈々さん)、トルネコ(声:茶風林さん)、ミネア(声:日笠陽子さん)、ククール(声:細谷佳正さん)、マリベル(声:悠木碧さん)、ガボ(声:田村睦心さん)のキャストが発表
●モンスターコインのシステムがパワーアップ。キャラクターが一部のモンスターに変身して戦える

 キャストの発表やモンスターに変身できることが明らかになると、視聴者からは驚きとともに喜びのコメントが多く寄せられていた。まだPVを見ていない方は、ぜひこちらの記事もチェックしてみてほしい。

 番組ではキャストの話から、ツェザール役の山田孝之さんの話題に。その流れで、山田さんの収録メイキング映像が公開された。この動画は、収録を終えた山田さんをホミロンがインタビューを行うという内容。ホミロンが山田さんにした質問は、Q.1「初めてプレイした『ドラゴンクエスト』は?」、Q.2「収録はたいへんだった?」、Q.3「ツェザールはどんな人?」の3つ。

 これに対して山田さんは、A.1「初めて遊んだ『ドラゴンクエスト』は『V』ですね。プレイするたびに、毎回ビアンカと結婚しちゃうんです。つぎこそは絶対(フローラと)って思うんですけど、できなくて(苦笑)」、A.2「ゲームの役をやるのは今回が初めてだったので、迷いながら演じました。ただ、ほかの役ではなかなか言えないセリフが多かったので、楽しかったですし、気持ちよかったです」、Q.3「(ツェザールは)高飛車と言うか、上から目線なことが多いのですが、本気でそう演じるとイラっとされちゃうので。自分なりにいい塩梅で演じられたと思います。それと、かっこいいキャラクターなので、かっこよく見えるように意識しました」とそれぞれ回答してくれた。

 収録メイキング映像を見た青海氏は、「鳥山明先生にツェザールをデザインしていただいたとき、山田さんが演じることを一切お伝えしていなかったんですね。でも、できあがったデザインを見ると、本人にしか見えないぐらい似ていて(笑)」というエピソードを披露。さらに、「山田さんがツェザールを演じたときに、すぐに“これはツェザールだ!”って。堀井さんといっしょに叫んだくらい、イメージ通りでした」と語った。

▲山田さんが声を担当したツェザール。確かに、どことなく雰囲気が似ている!?

 また、視聴者の質問から、青海氏が山田さんにお会いしたときの話題に。前作のCMの撮影時に、山田さんとお話ししたという青海氏は、山田さんから「僕にはオファーがこないんですね」と、冗談を言われたそうだ。そしてこの冗談がきっかけで(もちろんそれだけではないが)、「ツェザール役を山田さんにお願いすることになりました」と教えてくれた。

 ツェザールの登場シーンが公開された後、トークの話題は水樹奈々さんが演じる孤高の女戦士・オルネーゼへ。水樹さんは、収録までにオルネーゼの役をしっかり作り込んできたそうで、堀井さんもその演技を絶賛したそう。さらに、番組では水樹さんのコメント映像も公開され。

 コメント映像の冒頭で、「『ドラゴンクエスト』に育てていただいた水樹としては、オルネーゼを演じることができて、とても幸せに思っています」と挨拶した水樹さん。お金を貯めて初めてサントラCDを購入したという『ドラゴンクエストIV』のエピソードでは、「当時、ピアノを習っていたのですが、課題曲そっちのけで『ドラゴンクエスト』の音楽ばかり弾いていました(笑)。戦闘曲やエンディング曲がとくに好きで、暗譜するまで弾き込んで……。それを学校で弾くと、皆のヒーローになれるんですよ!」と、作品への愛を熱く語り、思い出話に花を咲かせていた。

 また、自身が演じたオルネーゼを「文武両道なすばらしい女戦士」と紹介。「オルネーゼは、主人公たちを導く姉御的なキャラクターなのですが、彼女にもさまざまなエピソードが用意されています! 全力で演じましたので、発売を楽しみにしてください!」と作品をアピールした。

▲ビデオメッセージの後に流された、オルネーゼの登場シーン。

 登場キャラクターのおさらいを経て、番組では庄氏がゲームをプレイしながら、青海氏とふたりでシステムを紹介。今回メインでピックアップされたのは、転職システムとモンスターコインの変身システムのふたつだが、データのセーブ・ロードを行うシスターが登場したシーンでは、青海氏が「堀井さんいわく、“シスターはプレイヤーがいちばんよく見る顔だから、いちばんいい顔にしたい”とこだわられていて」とコメント。庄氏も「シスターは、顔のパターンをたくさん用意して、どの顔がいいか話し合って決めています」と、細部にわたるこだわりも披露。

▲堀井氏を筆頭に、スタッフのこだわりが詰まった教会のシスターがこちら。

 主人公を魔法使いに転職させた後、番組のために用意したという“ヒロライ特別バトル”のステージに移動。ここで敵と戦いながら、魔法使いの特技や呪文のほか、モンスターコインの変身システムが紹介された。ここからは、ゲーム画面と併せて、とくに注目のポイントをお伝えしよう。

▲転職できる職業には、バトルマスターや賢者といった“上級職”が存在する。
▲魔法使いの“暴走魔法陣”は、敷いた魔法陣の上で呪文を使うと“暴走”が起きてダメージがアップする特技。“早詠みの杖”は、詠唱時間が短縮され、呪文を連続で放てるようになる特技だ。「ふたつを組み合わせると、すごいことになります(笑)」(庄氏)
▲MPの消費が激しい魔法使いは、マホトラでMPを回復しながら戦うのがセオリー。マホトラは、複数のモンスターを対象にすることも可能。
▲主人公の必殺技は、武器ごとに異なるモーションが用意されているとのこと。
▲本作では、モンスターコインの種類が、アシストタイプ、サポートタイプ(前作ではディフェンスタイプ。本作では状況に応じて行動してくれるそうだ)、ヘンシンタイプの3種類に。ヘンシンタイプは、その名の通りモンスターに変身できるコイン。
▲モンスターには一定時間だけ変身でき、ダメージを受けると変身時間が短くなる。
▲モンスターごとに個性的な技が用意されている。ギズモのようにつねに飛行していて、上空から攻撃できるモンスターも。
▲スライムやモモンジャなどのモンスターコインもヘンシンタイプ。モモンジャは、尻尾をヘリコプターのように回転させて飛行できる。