東京・有明コロシアムで“ファンタシースター感謝祭2016”の最終イベントが2016年3月21日に行われた。タイムアタックの速さを競うアークスグランプリ決勝戦やコスプレコンテストなども実施されたイベントの模様をお届けする。

●ファンタシースターシリーズファンのための超大規模オフラインイベント

 オフラインイベント“ファンタシースター感謝祭2016”は、『ファンタシースターオンライン』15周年記念プロジェクト第9弾として、2015年12月23日から東京、名古屋、福岡、札幌、大阪の各会場で開催されてきた。有明コロシアムはその最終会場。テレビアニメ『ファンタシースターオンライン2 ジ アニメーション』主演声優によるミニライブや、特別ゲストが参加した驚きのコラボ情報発表などが行われ、最大級の盛り上がりを見せたのだ。

▲朝早くから訪れていた参加者たちの列。遠方からやってきた参加者も多かったようだ。開場後のコロシアム内もご覧のとおり。
▲会場の1階、2階の外周にはこれまでの会場と同様に設定画の展示やアトラクションコーナー、ダンス練習コーナーなどが設けられていた。会場の外にあった飲食コーナーは長蛇の列で、夕方にはすべて売り切れていたようだ。
▲各会場では揃うことが少なかった公式コスプレイヤーが全員集合。コスプレ撮影ステージに登場した際には、多くの参加者からカメラのフラッシュを浴びていた。また会場には、この公式コスプレ衣裳を製作している株式会社リアラによる“コスプレメンテナンスドック”が設けられ、コスプレで参加しているユーザーたちの関心を大きく集めていた。
▲会場には、この日のためにと衣装を新調してきたコスプレイヤーも数多く参加しており、ステージではコスプレコンテストが開催された。その様子はリポートの後半でお届けする。

●アニメ版の声優陣も登場したPSO2放送局の生放送

 ニコニコ生放送で人気のプログラム“PSO2放送局”をステージイベントとして披露。レギュラーメンバーに加え、ライブゲストとして声優の蒼井翔太さん、諏訪彩花さん、M・A・Oさんが登壇。トークはもちろん、テレビアニメ『ファンタシースターオンライン2 ジ アニメーション』のオープニングやエンディング曲のライブで会場を大きく沸かせていた。

▲ステージオープニングは蒼井翔太さん、諏訪彩花さん、M・A・Oさんによるアニメのキャラクタートークライブ。生で聴く声と演技に参加者からは感嘆の声と歓声が挙がっていた。また、蒼井翔太さんによる“絶世スターゲイト”のライブは壇上のメンバーも大盛り上がり!
▲すでにお伝えしている『ファイナルファンタジーXIV』のコラボ情報発表に合わせ、ゲストとして同作プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏が登場。『PSO2』の印象やコラボレーションに至るきっかけなどを話していた。

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●続々飛び出す『PSO2』と『PSO2es』の新情報

 ステージでは2016年4月に予定されている『PSO2』と『PSO2es』のアップデート情報が発表された。プレイステーション4版サービスインアップデート“新体験への出航”Part1の内容を簡単に紹介していこう。

▲4月21日に予定しているプレイステーション4版に合わせて、画面の表示まわりやインターフェイスに追加や変更が入る。また“トロクロ”の新コラボも用意されている。
▲武器システムに変更が入り、新たなジャンル“新生武器”が登場する。既存の武器にも名称が変わり、“新生武器”化するものもあるようだ。また、輝石に代わる武器入手システム“コレクトファイル”が実装に。アイテムの収集方法に幅が出る模様。
▲ギャザリングやペット関連で使用できる新通貨“スタージェム”が実装になる。ACによる購入だけでなく、新要素“コスチューム愛着度”をMAXに上げることなどで無料で入手できる模様。また、ギャザリングなどの仕様でユーザーからの意見もあったゲーム内のスタミナ制についての変更もあった。
▲2016年4月7日で2周年を迎える『PSO2es』。これを記念したイベントやアップデートが行われる。『PSO2』にも期間限定で人気キャラクターのジェネが登場するぞ。

●ついに2016年の最速アークスが決定! アークスグランプリ2016決勝大会

 アークスグランプリ2016決勝大会では、東京、名古屋、福岡、札幌、大阪と、この決勝会場の当日予選を勝ち抜いたPC部門、PS Vita部門の各12チームがタイムアタック最速の座をかけて最後の戦いに挑んだ。地区大会とは異なり、純粋なタイムで上位4チームを決めるファーストステージと、同ステージのタイムの1位と4位、2位と3位が対決して決勝戦を目指すセミファイナル、そして優勝チームを決めるファイナルの3ステージが実施されたのだ。

▲ステージイベント開始前に決勝会場の当日予選が行われ、PC部門とPS vita部門の優勝チームと準優勝チームが決勝大会のファーストステージに進んだ。

 ファーストステージのクエストは地区大会と同じ内容のもので実施されたため、どれだけ練習を重ねてタイムを縮めてきたか、そしてミスをなくすかが勝負のカギとなった模様。ここまでは今大会で初出場のチームも多かったが、やはり大会経験の差が出たのか、PC部門、PSVita部門ともに前大会の強豪チームが勝ち進んできた。

◆PC部門ファーストステージ通過チーム
1位:幻創熟女いぬじる☆ミツコ【当日予選】
2位:のらたこす【福岡代表】
3位:sonne【大阪代表】
4位:札幌当日P-A 改め 札幌当日OPSF【札幌代表】

◆PS Vita部門ファーストステージ通過チーム
1位:レアドロップなんて無かった【大阪代表】
2位:ぶた【東京代表】
3位:ラッピーはおやつに入りますか?【当日予選】
4位:Cutlass【札幌代表】

 セミファイナルは閉ざされたエリアでつぎつぎとエネミーが襲ってくるクエスト。襲いくる小型、中型エネミーをいかに素早く倒せるかが勝敗を決めることになる。非常にやっかいなエネミー“オロタ・ビケッタ”の出現や、A.I.S.を一度だけ使えるなど、これまでの大会クエストとは特徴が異なるものだった。チーム“のらたこす”のマナリス氏によると、「失敗した後のリカバリーなどではなく、失敗しないことがいちばん重要」とのこと。以下、対戦で勝利したチームに(勝)を付けている。

◆PC部門セミファイナル
(勝)sonne vs のらたこす
札幌当日P-A 改め 札幌当日OPSF vs (勝)幻創熟女いぬじる☆ミツコ

◆PS Vita部門セミファイナル
ラッピーはおやつに入りますか? vs (勝)ぶた
Cutlass vs (勝)レアドロップなんて無かった

 ファイナルは、EPISODE3の最終ボスとも言えるダークファルス・ダブルと【深遠なる闇】との連戦。あらかじめ予想をしていたチームが多かったようで、事前の対策も行われていた模様。ただしエネミーの体力など4人用に合わせて変更されている部分については予想で対策を練るしかなく、そこへの対処や小さなミスなどが勝敗を分けることになっていた。

▲PC部門優勝チームの“sonne”(左)と準優勝チームの“幻創熟女いぬじる☆ミツコ”(右)。ともにチーム名などの変更があるが、昨年大会の優勝チームと準優勝チーム。“幻創熟女いぬじる☆ミツコ”は、札幌会場、大阪会場の敗北を経ての出場ながら、前大会の雪辱を果たすことができなかった。次大会があれば、その結果に期待したいところだ。
▲PS Vita部門優勝チームの“レアドロップなんて無かった”と、準優勝チームの“ぶた”。“ぶた”は前回のPS Vita部門優勝チームだ。両チームは前大会のセミファイナルで対決しているが、その際には“レアドロップなんて無かった”が10秒以上の差をつけられて負けている。しかし、今回は安定した戦いと“ぶた”の若干のミスに助けられ最速チームの座に輝いた。

 開場から9時間にわたって行われたファンタシースター感謝祭2016の決勝会場だったが、『PSO2』のサービス開始当初から何度も開催されているオフラインイベントの中でもいちばんの盛り上がりを見せた回がったと言ってもいいだろう。ゲーム内でも大型アップデートや各種イベント、そしてプレイステーション4版のサービスなどを控え、さらなる熱気を帯びている。『ファンタシースターオンライン』15周年記念プロジェクトは2016年の12月まで続く。今年の『PSO2』は要チェックだろう。