“スーパーゲームスクール”新たなるカリキュラムとなる“ゲームデザイナーコース”の入校説明会を開催!

サイバーコネクトツーが中心となり、さまざまなメーカー、企業と協業しながら取り組むゲームクリエイター人材育成プロジェクト“スーパーゲームスクール”の新コース・ゲームデザイナーコースの入校説明会が、2016年3月18日に開催された。

●本気の人間に本気で教える本気のスクール第3のコースを説明!

 福岡を拠点とし、『.hack』シリーズや『NARUTO―ナルト― ナルティメット』シリーズ、『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』など、多くの人気作品を手掛けてきたゲームデベロッパー、サイバーコネクトツー(以下、CC2)。そのCC2が中心となり、さまざまなメーカー、企業と協業しながら取り組むゲームクリエイター人材育成プロジェクト“スーパーゲームスクール”の新コースとなるゲームデザイナーコースの入校説明会が2016年3月18日、サイバーコネクトツー福岡本社にて行われた。アーティストコース、プログラマーコースに次ぐ、3番目のカリキュラムとなる本コースについての概要、講師陣などが紹介された説明会の模様をお届けする。

 まず最初に、CC2代表取締役の松山洋氏より、スーパーゲームスクールの概要に関する説明が行われた。これまでの入校説明会でも何度も述べられてきたことだが、本プロジェクトは、ハードルが高いと言われているゲーム業界の採用の門戸を広げることが第一義の目的となっている。とくに、近年はテクノロジーの進歩により、ゲームクリエイターに求められる情報・知識も増えてきているため、企業が求めるレベルもそれに伴って上昇しているとのこと。そこで、実際にゲームメーカーが求める技術を、実践形式でしっかりと身につけてもらうための取り組みを行うのが、このスーパーゲームスクールというわけである。
 スーパーゲームスクールは入校時の実力はいっさい問わず、受講料や教材・機材を用意する必要もない。ここで求められるのは、本気でゲームクリエイターになりたいという“やる気”だけ。ゲームクリエイターになるための環境はすべて与えられるため、本人のやる気さえあれば、業界採用水準の実力を身につけられるというわけだ。

▲“ここは学校ではない! 死ぬ気で学べ!!”のスローガンにある通り、ここで求められるのは“やる気”だけ。“やる気”以外に必要なものはすべて、CC2が用意してくれるため、いっさいの言い訳ができない環境に身を置くということにもなる。

 今回、新たに新設されたゲームデザイナーコース、いわゆる企画職は、どうやればなれるのかがいちばんわかりにくいことから、結果を出すのがもっとも難しいコースだと松山氏は指摘。実際、ひとつのプロジェクトに対して複数人で取り組むプログラマーやアーティストと異なり、それらの職種の人間が作業にあたるのに必要な設計図とも言える企画書を仕上げる立場となるので、ゲーム業界でも最難関の技能が求められるとのこと。その反面、チャレンジし甲斐もある職種であるため、松山氏は今回の説明会の参加者たちに、本気で立ち向かってきてくれることを、強く願っていた。

▲一定期間内にハードルを越えられない人間は、やる気がない人間と見なし、不合格=退学となるなど、厳しい言葉も。それだけ、CC2サイドも本気で受講生に向き合っている証でもある。

 続けて、ゲームデザイナーコースの講師を務める磯部孝幸氏より、カリキュラムの説明が行われた。
 ゲームの企画職というと、ゲームの設計をするゲームデザインのほかに、シナリオデザイナーやステージ構成などを務めるレベルデザイナーなど、近年職種が細分化しているが、本カリキュラムでは、アイデア書制作 → 企画書制作 → 仕様書制作 といった一連の流れに沿ったゲームデザインが教えられる。0の状態からゲーム仕様書作成までの流れを、順を追って学んでいくことで、ゲームデザイナーとしての業務に必要なスキルが身につけられるというわけだ。2週間〜1ヵ月のあいだに課題が提出され、クリアーできると次のステップに進むことができるが、クリアーに至らなかった場合は、その場でカリキュラム修了といった基本的なルールも、すでに先行しているアーティスト・プログラマーコースと同様になっている。

▲本説明会で、ゲームデザイナーコースのカリキュラム説明を行ってくれた磯部孝幸氏。

ゲームデザイナーコースの講師陣を紹介。
スクリーン左より『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』ディレクター 中舎健永氏
『NARUTO−ナルト−疾風伝 ナルティメットストーム4』制作プロデューサー 西川裕貴氏
CC2 プロデューサー/ディレクター ゲームデザイナー統括 磯部孝幸氏
今後状況に応じて、講師陣が増えていく場合もあるとのこと。

▲ゲームデザイナーコースの卒業までの目安は、6ヵ月から1年を想定(ゲームデザイナー初心者が週4日登校した場合)。ただし、松山氏曰く、この期間はあくまでひとつの目安でしかなく、本当に現場で通じる人間は、この期間よりも先んじて作業を進めるような熱意が求められるとのこと。一般の学校のように、年次で進行スケジュールが決まっているカリキュラムではないため、受講生のやる気によって、課題の進行度合いも変わってくることになるというわけだ。

 スーパーゲームスクール・ゲームデザイナーコースの受講応募締め切りは、2016年4月1日まで。このあとに選考が行われ、2016年4月18日よりいよいよカリキュラムが開始される。受講定員は8名とけっして多くはないが、ゲーム開発会社の最先端の現場で、実際に商業作品を作り上げている現場のクリエイターに直に接しながら、ゲーム作りを学べる機会が得られるというのは、滅多にないチャンスでもある。時間や場所といった環境面で、誰しもが挑戦できるものではないかもしれないが、ゲームが大好きで、将来自分の手でゲームを作り出したいという熱い思いも持っている人間がいたら、ぜひともこのスーパーゲームスクールの門戸を叩いてもらいたいところだ。
 スーパーゲームスクールは、CC2独自の取り組みではないため、全カリキュラムが修了し、卒業した場合に必ずしもCC2に入社する必要はなく、受講生が希望する会社をあげてもらっても構わない。その際は、CC2がその会社の人事部に推薦をしてくれると、松山氏は語ってくれた。もうすぐ、2015年12月に開校したアーティストコースの卒業検定が行われるとのことで、いよいよスーパーゲームスクール最初の実績が生み出されようとしている。このあともアーティストコースの第2期生募集が予定されており、現在進行中のコースも含めて、まだまだこれからもスーパーゲームスクールの取り組みからは目が離せない日々が続きそうである。

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