この世界はゲームか現実か!?――“ソードアート・オンライン ザ・ビギニング Sponsored by IBM”メディア体験会リポート

本日2016年3月17日に開催された、“ソードアート・オンライン ザ・ビギニング Sponsored by IBM”のメディア体験会をリポート!

●「もっと、この世界にいたい!」

 本日2016年3月17日に都内某所にて、“ソードアート・オンライン ザ・ビギニング Sponsored by IBM”のメディア体験会が開催されました。

 本イベントは、小説『ソードアート・オンライン』内のバーチャル・リアリティー・ゲームの世界観を、日本IBMの先進技術を活用して再現するという夢のようなプロジェクト。2月22日の発表とともに開始されたアルファテストのテスター(※イベント参加者)の募集には、定員208名に対し10万を超える応募があるなど、大きな話題を呼んでいます。本記事では、明日より開始される一般公開に先駆けて行われたメディア体験会の模様をお届けします。

※本リポート記事では、アルファテストのネタバレが含まれます。その点をご了承ください。

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 体験会では、まずエントリーカードに名前を記入ことから始まり、ここで書いた名前がゲーム中に使用されます。ちなみに、エントリーカード裏面には、QRコードが記載されており、読み込むことで(URLも記載されているのでこちらを入力してもオーケー)キリトとアスナによるオリジナルのプロローグ映像を見ることが可能。明日以降アルファテストに参加するという方は忘れずにチェックしましょう。

▲名前は半角英数字10文字以内までとなっています。

▲プロローグでは、キリト(声:松岡禎丞さん)とアスナ(声:戸松遥さん)のふたりが今回のアルファテストについて話す様子が、ボイス付きで展開されます。

 続いて、アバターを製作するためのスキャンを行います。今回の体験会では、5台のカメラで全身をスキャンしたデータを使用して、プレイヤーをそのまま再現したアバターがゲーム中に登場します。そして、注意事項の説明を受けた後、いよいよゲームの世界へ! スタッフの「3、2、1、リンクスタート!」の掛け声とともにゲームが起動し、ログイン処理が完了すると、アニメなどでおなじみの“はじまりの街”が目の前に広がります。

▲アルファテストでは、ヘッドマウントディスプレイ以外に、複数のセンサーを使用することで手足の動きを読み取り、直感的にキャラクターを操作可能。今回の体験会では、4人ひと組でプレイするようになっており、ボイスチャットを使ったコミュニケーションも可能です。

▲こちらがログイン画面。画像では伝わりづらいですが、この時点でもすごい迫力で思わず「おぉ!?」と声をあげてしまいました。

▲360度に広がる“はじまりの街”は圧巻のひと言で、筆者を含めた体験者全員が「すごい……!」以外の言葉を失ってしまうほど。

 街の中では、コグニティブ・コンピューティング・システムを基に開発されたというキャラクター“コグ”(声:伊藤かな恵さん)の案内のもと操作説明などが行われます。操作説明とは言っても、右手を縦に振るとメニューが表示されたり、進みたい方向を向きながら足踏みをするだけで歩けたりと、シンプルな操作になっているので、誰でもすぐに理解できるはずです。

▲コグの指示に従って、アイテムの手鏡を使用することで自分の姿を確認することができます。

 操作説明の後は、街を自由に散策可能。街の中には、装備品を扱う武具店やプレイヤーの冒険をアシストする素材を扱っているお店、さらにクリームを塗って食べるとおいしいという“黒パン”を販売しているお店など、原作ファンならニヤッとできる要素も満載となっています。

▲自分の手も動きに合わせてゲーム上に表示されます。ちなみに指は、1本1本の動きまでしっかり再現されていました。

 街で一定時間が経過すると“迷宮区”に転送されます。ここでは、ほかの3人のプレイヤーと協力してボスである“グリームアイズ・ジ・アンセスター”に挑むことになります。戦闘の操作も直観的になっており、武器を振るように腕を振ることで攻撃、両手を前に出すと防御という感じ。敵が攻撃を仕掛けてくるタイミングは“コグ”が教えてくれるので、聞き逃さないように注意しましょう。そして、最後は必殺技の“ソードスキル”を発動して、ボスを倒すと体験は終了です。

▲左が攻撃、右が防御中の様子。こうやって見ると情けない感じになっていますが、ゲーム中では武器を持って勇敢に戦っていたんです……。

▲アルファテストのラストに待ち受ける“グリームアイズ・ジ・アンセスター”は、原作で74層のボスとしてキリトたちを苦しめた、“グルームアイズ”の原型になったモンスター。

 アルファテスト終了後に、いっしょに体験した方々がまず口にしたのは、「もっと、この世界にいたい!」という言葉でした。それは筆者もまったく同じ気持ちで、それだけ衝撃的な体験だったんです。それから、個人的におもしろかったのは、プレイヤー自身がゲーム中に登場するという点。自分がゲーム中に登場しているという違和感もおもしろいのですが、体験前にお話をしていた方々が、そのままの姿で目の前に登場した瞬間は、“ゲームの世界にいるにも関わらず、現実世界にいるような”これまで味わったことのない不思議な感覚でした。ぜひこの体験をより多くの人と共有したい!

 実際にこれが家で遊べるようになるまでは、設備を始めさまざまな課題はありそうですが、いまはまだ“アルファテスト”ということなので、今後の展開に期待しながら、続報を楽しみに待ちましょう。

▲アルファテスト参加者には体験終了後“SPECIAL BOOKLET”がプレゼント。

▲ブックレットの中身は、今回のプロジェクトで使用されている“ソフトレイヤー”や“コグニティブ・コンピューティング”の解説や製作の裏側に迫ったメイキングなどが収録されています。



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