最後までその目に、記憶に焼きつけて――キャスト陣が思いを語る

 2016年1月23日より、全国公開となった劇場版『ペルソナ3』第4章『PERSONA3 THE MOVIE #4 Winter of Rebirth』。公開初日、新宿バルト9にてキャストの舞台挨拶が行われ、石田彰さん(結城 理役)、豊口めぐみさん(岳羽ゆかり役)、鳥海浩輔さん(伊織順平役)、能登麻美子さん(山岸風花役)、緒方恵美さん(天田 乾役)、沢城みゆきさん(エリザベス役)、田口智久監督、足立和紀プロデューサー(アニプレックス)が出演し、集まった約400人のファンに向けて、劇場版『ペルソナ3』への思いを語った。

ついに劇場版『ペルソナ3』完結! 初日舞台挨拶には石田彰さん、豊口めぐみさん、鳥海浩輔さんら豪華キャストが登場_01
▲左から、沢城さん、能登さん、豊口さん、石田さん、鳥海さん、緒方さん、田口監督、足立プロデューサー。

 2013年から始まった劇場版『ペルソナ3』も、ついにこの第4章をもって完結する。トークの中で、劇場版に関して思い出に残っている出来事は何か? と尋ねられた豊口さんは、『ペルソナ3』の舞台挨拶のおかげでピンクの服が増えた、と回答。豊口さんは、ゆかりをイメージしてピンクの服を着るようにしているとのことで、ゆかりのおかげでピンクが好きになったという。

 緒方さんは、第2章の舞台挨拶が思い出に残っている、とコメント。田口監督のお母様が見に来ているときに、映画冒頭に登場するいかがわしいホテルについて“どこに取材に行ったのか?”と聞いてしまった件を監督に詫び、会場を沸かせた。

 続いて、第4章の収録時の話題に。アフレコでは、キャスト全員が一度に揃ったわけではなく、何人かは別録りだったそうだが、沢城さんは“別々に録ったとは思えないくらい、怒涛のクライマックス感が出ている”と語った。

 石田さんは、理と望月綾時(どちらも石田さんが演じている)が対峙するシーンについて、瞬時にキャラクターを切り換えながら演じたのではなく、理パートと綾時パートを分けて録った、とアフレコを振り返った。それぞれ理の気持ち、綾時の気持ちになって演じたというそのシーンは、第4章の見どころのひとつだと言って間違いないだろう。

 なお、週刊ファミ通2016年2月4日号(2016年1月21日発売)では、本作の公開記念特集をお届けしている。“あのシーン”を彷彿させる描き下ろしイラストや、アイギス役の声優・坂本真綾さんへのロングインタビュー、石田彰さんからのスペシャルコメントなどを掲載しているので、すでに映画を観た人も、これから観る人も、ぜひチェックしてほしい(詳しくはこちらの記事にて)。

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