豪華ゲストが登壇して、いざバトル!
アミューズメント施設などで楽しめる筐体型ゲームとして話題の“スキャンバトルRPG”、『ドラゴンクエスト モンスターバトルスキャナー』。そのステージイベントが、2105年12月20日に千葉・幕張メッセで開催された“ジャンプフェスタ2016”のスクウェア・エニックスブースにて行われた。驚きの新情報も飛び出したステージの模様をリポートしよう。
MCを務めるのは、本作のプロデューサーであるスクウェア・エニックスの市村龍太郎氏。ゲストとして、“ドラゴンスキャナー”の声を担当した田村睦心さん、バトル部分の実況を担当した中島ヨシキさん、そして中田譲治さん……ではなく“チケット仮面”、『Vジャンプ』のサイトーブイ氏が登場した。
会場には、関東にて行われたロケテストに参加した方もちらほらいたが、まだゲームの詳細を知らないという方も多く、まずは本作の解説からスタート。ゲームの概要は、以前に紹介した関連記事をチェックしてほしい。
[関連記事]
『ドラゴンクエスト モンスターバトルスキャナー』モンスターのチカラを封じた“モンスターチケット”を駆使して、世界各地の異変に立ち向かえ!
カンタンに言ってしまえば、“ドラゴンスキャナー”を使ってモンスターが封じられた“モンスターチケット”の二次元バーコードを読み取り、モンスターを呼び出してパーティを作ってバトルするというもの。モンスターが持つ“わざ”、チャージすることでわざをパワーアップできる“テンション”を戦略的に使うことがポイントとなるが、操作は超カンタン。味方のモンスターが“わざ”を決めた瞬間に、タイミングよくボタンを押すだけとなっているので、誰でも楽しめるだろう。ちなみに、ボタンは筺体本体のボタン以外にも、ドラゴンスキャナーに付いているトリガーでも認識できるので、好きなほうを選ぶことができる。モンスターチケットにはS、M、Lの3つのサイズがあり、サイズによってモンスターの強さが異なるので、最強のパーティを求めてどんどん集めたくなるのは間違いない。
スキャンバトルRPGならではの施策が楽しい!
さて、今回のステージで発表された、本作ならではの新しい施策を紹介しよう。
まずは、スマートフォンで使える支援アプリだ。これはモンスターチケットを読み込んで、自分のスマホに保管できるもの。入手したモンスターチケットをアプリに保管しておけば、大量のチケットを持ち歩かなくてもオーケーというわけだ。
そして、注目の機能がもうひとつある。バトル実況の声を担当した中島ヨシキさんが、難易度の高いクエストを選択。なかなか手強いモンスターが続いて苦戦する中島さんに、プロデューサーの市川氏が見せたものは、なんと『Vジャンプ』最新号。何をするのかと思ったら、雑誌のバーコードをドラゴンスキャナーで読み込んだのだ。すると、スペシャル攻撃として“ビクトリーサイン”が発動した! まあ、効果は何もなかったのだが、本作の“スキャンして遊ぶ”というシステムを活用した施策が、注目の機能のひとつなのだ。
本作では、二次元バーコードをドラゴンスキャナーで読み込むことで、さまざまな効果が発動する。オフィシャルTシャツのQRコードを読むと“おうえん”が発動してテンションが一気に上がったり、LINEのQRコードで“フォール・ド・メタルタブ”(たらいが落ちてくる)が発動するといった効果を見ることができた。稼動後はいろいろなバーコードをスキャンするプレイヤーが続出するだろう。
さらに、強力なオルゴ・デミーラに歯が立たない中島さんのために登場したのが、巨大な大魔王ゾーマのスペシャルチケット。記載されたQRコードを読み込んだ途端、画面内にこれまた巨大な大魔王ゾーマが出現! ジゴ・スパークであっという間にオルゴ・デミーラを倒してしまった。もしかしたら、どこかのゲームセンターにこういったスペシャルチケットが置かれたりするのだろうか……。というか、置いてほしい。
最後に、チケット仮面みずからが“チケットふくびき”に挑戦するという、ぜいたくな場面が実現した。チケット仮面が提示するチケットの中から、好きなチケットを選んで購入できる、このシステム。今回ゲットできたのは、“サンタキングスライム”というスペシャルなモンスター。しかも、チケットのフレームがクリスマス仕様になっている。こういった期間限定のフレームやモンスターも、バンバン登場するようだ。
大人もお子さんも楽しめる新機軸のカードゲームとなる『ドラゴンクエスト モンスターバトルスキャナー』。2016年の稼動を目指して開発が進んでいる本作には、今回のイベントで明らかになった施策以外にも、さまざまな機能を搭載するとのこと。期待は高まるばかりだが、いまはその全貌が明らかになる時を待つのみだ!