豪華声優陣が集う

“ネオロマンス 20th アニバーサリー・フィナーレ”リポート 豪華声優陣による絢爛豪華なクリスマスパーティーが開催_01

 コーエーテクモゲームスの女性向けブランド“ネオロマンス”シリーズの20周年を締めくくるイベント、“ネオロマンス 20th アニバーサリー・フィナーレ”が2015年12月5~6日、パシフィコ横浜にて開催されました。今回は12月5日の夜の部の模様をリポートします。当日発表された、シリーズ作品の新展開についてはコチラをチェック! 
 
 会場のエントランスには大きなクリスマスツリーや、パネルの展示が。物販エリアには『アンジェリーク ルトゥール』の体験コーナーもありました。

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『アンジェリーク ルトゥール』の主題歌で開幕!

 開演の前に、コーエーテクモゲームスのユニット“アンフィニ”が、『遙かなる時空の中で6 』で担当するキャラクター帝都新聞の記者として今回のイベントを取材しようとステージに登場。ユーキさんとKanさんが軽快なトークで会場を温めます。(メンバーのSoriさんは舞台が重なったため残念ながら欠席)そしてオープニングライブでは『アンジェリーク ルトゥール』より、『天使の翼~Carry on your dream~』を披露。

キャスト16名が並ぶ圧巻のオープニング

 『アンジェリーク』、『遙かなる時空の中で』、『金色のコルダ』、『ネオ アンジェリーク』、『下天の華』などに出演されているキャストがステージに集結しました。キャスト陣は演じられたキャラクターの名セリフや、甘い言葉とともに登場し、会場は一気にヒートアップ。そして、右手で指さすポーズを全員で決め、印象的な幕開けとなりました。

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当日の出演者はコチラ。

『アンジェリーク』シリーズ

速水 奨さん(ジュリアス 役)
神奈延年さん(ランディ 役)
堀内賢雄さん(オスカー 役)
森川智之さん(エルンスト 役)

『遙かなる時空の中で』シリーズ

保志総一朗さん(永泉/源 泉水/平 敦盛/布都彦 役)
置鮎龍太郎さん(アクラム/白龍/ナーサティヤ 役)
阿部 敦さん(チナミ/コハク 役)
竹本英史さん(福地桜智/本条政虎 役)

『金色のコルダ』 シリーズ

伊藤健太郎さん(土浦梁太郎/八木沢雪広 役)
内田夕夜さん(吉羅暁彦/榊 大地 役)

『ネオ アンジェリーク』シリーズ

高橋広樹さん(レイン 役)
楠 大典さん(マティアス 役)
平川大輔さん(ベルナール 役)

『下天の華』シリーズ

檜山修之さん(百地尚光 役)
岡本寛志さん(織田信行 役)
柿原徹也さん(竹中半兵衛 役)(スペシャルゲスト)

ライブでは会場限定のコラボも

 オープニングからそのまま、ステージ上で阿部さんがコハクを思わせる赤い羽織にお着替え。そして『時空ノ旅 悠久ノ恋』を伸びやかに歌います。後ろでは、アンフィニのふたりがダンサーを務めます。
 続いて保志さんが『彩雨の揺り篭』を低音のやさしい歌声で、しっとりと。会場は泉水のイメージカラーである紫色に染まります。
 そして、楠さんがマティアス様のバラード『憐涙の終止符』を力強く歌唱。サビでは、コラボとして置鮎さんと岡本さんが両サイドから登場し、素敵なハーモニーが生まれました。

『アンジェリーク』のミニドラマは、恋の相談

 ミュージックショーでは、本編の前に“ブリッジドラマ”が挿入される演出が取られました。ステージのサイドの台上にて、キャラクターたちがこれから始まる物語についてウワサ話を始めます。また、演奏家の竹本隼也さんによるキーボードの生演奏が行われ、ドラマをいっそう盛り上げます。

『アンジェリーク』のミニドラマではジュリアス様が、ランディ様、オスカー様、エルンスト様に「結ばれない相手を愛してしまったら、どうするか」と投げかけます。意外な相談に3人はビックリしますが……?
 そして、ドラマ終了後、ジュリアス様&オスカー様がスタンドからマイクを持ち替え、『The Knight in The Light~騎士道~』を歌います。歌詞の「Love」、「Just」の部分では、おふたりが指を指すポーズがキマっていました。

『金色のコルダ4』コーナーで早くもお正月気分!?

『金色のコルダ』シリーズ最新作『4』の紹介コーナーでは、ゲームの舞台が秋冬になることが話題に上りました。「秋冬はお正月などイベントがいっぱい」という流れから、伊藤さんが内田さんの身につけていたブートニアに向かって手をパンパン。花についていた飾りの鈴を鳴らし、参拝するというミニコントが披露されました。内田さんのブートニアは、桜の花に房つきの鈴が下がっているというもので、『遙か』をイメージしたのだとか。伊藤さんによると今回のコントは、舞台袖で30秒ほどで決まったネタだそう。こんなことができるのもネオロマンスならでは、ということでした。

○×で赤裸々! オスカー様がファイヤーしたバラエティーコーナー

 バラエティーコーナーでは、ネオロマンスにまつわる質問にキャスト陣が○×形式で答えます。“自分のキャラクターの口癖を言ってしまうことがある”という質問では、堀内さんはオスカー様が主人公を呼ぶときの「お嬢ちゃん」が移り、女性に呼びかけるときは「お嬢さん」と言うようになってしまったことが判明しました。
 また、“オスカー様のように口説いてみたい?”という質問では、平川さんが口説きを実践。が、その前に堀内さんがお手本を見せることに。そして口説かれる女性役として保志さんが“パッピーお嬢さん”となりました。パッピーお嬢さんの耳元で、堀内さんは甘く囁きつつも、炎の守護聖らしく(?)「ファイヤー、ファイヤー、ファイヤー」という決めゼリフを放ち、会場は大盛り上がり。対する平川さんのチャレンジでも、お手本に習って「ファイヤー」3連発が。パッピーお嬢さんのミラクルな返答も相まって会場は爆笑の渦へ。

ファイヤー×3の影響!? ドラマでハプニング

 『アンジェリーク ルトゥール』のコーナーは、お茶会マナーについてのミニドラマから。この朗読終了後、堀内さんがスタンドにマイクを残したままステージを移動するハプニングが発生。神奈さんが取りに戻って渡したことで事なきを得ましたが、そのやり取りはとても微笑ましい光景でした。

クリスマスプレゼントを贈るメッセージ朗読

 続いてはキャラクターがひとりひとり、主人公にクリスマスプレゼントを贈るという設定の朗読劇。キャストが用意されたミニツリーに、小さなプレゼントボックスを飾るという場面もありました。こちらのプレゼントはキャストのサイン入りで、後ほどエントランスの大きなツリーに展示されました。

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 ちなみに、白龍はスノードーム、コハクはリボン、レイン様は金色の星のオーナメント、ランディ様は耳当て、半兵衛は螺鈿細工の仕掛け箱、吉羅は腕時計をプレゼント。ラストを締めくくった内田さんは、最初に台本をテーブルに伏せて演じられたのが印象的でした。最後に主人公をクルマに乗せるというパントマイムつきの演出を見て、台本を置いた意図に気づかされましたが、流石の演技と吉羅らしい持っていきかたに感心しきりでした。

ワイルドな虎が魅了!  『遙か』ミニドラマと熱いライブ

 『遙かなる時空の中で6』のミュージックショーでは、コハクと虎こと政虎の日常が描かれました。コハクがルードの口真似をして虎が「結構似てる!」と絶賛する愉快な場面がある一方、主人公と虎がひと晩を過ごしてコハクがヤキモチを焼く場面も。もちろん、健全なる“ネオロマ3原則”に則っているため、虎は手を出していなかったのでご安心を。しかし、手を出せずにいた虎は、イラ立ちを感じているようで……。ここから、虎のソロ曲『TiGER』のライブへ。間奏で「呼べよ、オレの名を」と虎が煽ると、客席からは大きな「虎(はあと)」コールが。

 つぎのライブでは、『金色のコルダ』より土浦の楽曲『One day's memory』を、伊藤さんが温かみのある声で歌いあげます。そして、『アンジェリーク』のエルンスト様の歌『異次元飛行~α to ω~』では、またもやコラボが実現。森川さんの歌に、内田さん、檜山さんの歌声がユニゾンします。時折、お3方が互いの顔を見合いながら歌う姿が素敵でした。

フィナーレはネオロマンスメドレー♪ 新たなアニバーサリーへのテープカットも

 最後はネオロマンス作品の楽曲をメドレーで。キャスト陣が入れ替わり立ち代わりで歌声を届けます。また、アンフィニのふたりもダンスで華を添えます。メドレーのラストは、ネオロマンスの20周年を記念して作られた楽曲『Eternal Kiss』。こちらの曲には振り付けもあり、観客もキャストといっしょになって歌い踊りました。

 そして、つぎなるアニバーサリーの始まりを祝うテープカットセレモニーも行われました。アンコールは『クリスマスの街角にて』の楽曲、『クリスマスの街角にて』をキャスト全員で熱唱。観客に手を振り、終始笑顔のキャスト陣は、曲と同じくらいキラキラと輝いていました。

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 続々と新作が発表されているネオロマンスシリーズ。すでにイベント開催が決定している作品もあります。今後の情報をお楽しみに!