ハード販売ランキングはニンテンドー3DSが2ヵ月ぶりの首位に
ファミ通調べによる、2015年11月の国内家庭用ゲームソフトとハードの売上データが明らかとなった。集計期間は2015年10月26日～11月29日（5週分）となる。
それによると、11月の1位はカプコンのニンテンドー3DS用ソフト『モンスターハンタークロス』に。集計期間2日間ながらも154万2104本を記録し、さすがの人気ぶりを見せた。以降、『コール オブ デューティ ブラックオプスIII』や『GOD EATER RESURRECTION（ゴッドイーター リザレクション）』など、年末商戦らしい大型タイトルがラインクインしている。
ハードは、『モンスターハンタークロス』に牽引される形でニンテンドー3DSが、前月から販売台数を3倍近く伸ばしている。
以下、リリースより。
【家庭用ゲームソフト 月間売上本数】
1位 モンスターハンタークロス（ニンテンドー3DS）／カプコン／154万2104本
2位 コール オブ デューティ ブラックオプスIII（プレイステーション4）／ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア／23万9833本
3位 GOD EATER RESURRECTION（ゴッドイーター リザレクション）（PS Vita）／バンダイナムコエンターテインメント／15万4903本
4位 スター・ウォーズ バトルフロント（プレイステーション4）／エレクトロニック・アーツ／12万8335本
5位 ディズニー マジックキャッスル マイ・ハッピー・ライフ2（ニンテンドー3DS）／バンダイナムコエンターテインメント／12万1164本
【家庭用ゲームハード 月間売上台数】
1位 ニンテンドー3DS（合計）／23万8602台
（先月1位 プレイステーション4／11万8881台）
2位 プレイステーション4／13万1581台
（先月2位 ニンテンドー3DS／86998台）
（ニンテンドー3DSはニンテンドー3DS LL、Newニンテンドー3DS、Newニンテンドー3DS LLを含んだ合計値になります）
【家庭用ゲームソフト メーカー別売上本数】
1位 カプコン／157.1万本
2位 バンダイナムコエンターテインメント／54.9万本
3位 任天堂／38.7万本
【2015年11月期の家庭用ゲーム市場について】
11月期のゲームソフトランキングは、「モンスターハンタークロス」（カプコン／2015年11月28日発売／3DS）が154.2万本を販売し、首位を獲得しています。ニンテンドー3DS向けタイトルとしては、「モンスターハンター4G」（カプコン／2014年10月11日発売／3DS）に次ぐ歴代4位の初動となり、2015年で3タイトル目のミリオン達成となりました。累計200万本突破も間近に見据え、年末商戦に弾みをつけるスタートとなっています。
そのほかのソフトでは、「コール オブ デューティ ブラックオプスIII」（ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア／日本マイクロソフト／2015年11月6日発売／PS4・PS3・Xbox One・Xbox 360）のPS4版が24.0万本で2位にランクイン。4機種合計で28.8万本を販売しています。
さらに、そのほかの新作では、アニメ効果のあった「GOD EATER RESURRECTION（ゴッドイーター リザレクション）」（バンダイナムコエンターテインメント／2015年10月29日発売／PS4・Vita）のプレイステーション Vita版が3位に、プレイステーション4版が13位となっています。
ハード市場では、「モンスターハンタークロス」の同梱版も発売されたニンテンドー3DS（3DS LL、New3D、New３DS LLを含む）が4機種合計23.9万台を販売し、2ヵ月ぶりに月間首位となりました。
なお10月期の価格改定に加え、有力タイトルも登場したプレイステーション4は、前年同月比で240.2％となる13.2万台を売り上げました。
2015年12月期には、「マリオ＆ルイージRPG ペーパーマリオMIX」（任天堂／2015年12月3日発売／3DS）や、「フォールアウト4」（ベセスダ・ソフトワークス／2015年12月17日発売予定／PS4・Xbox One）、「モンスターストライク」（ミクシィ／2015年12月17日発売予定／3DS）などの新作が登場します。2016年に向けて、ゲーム市場のさらなる盛り上がりが期待されます。
（注）ソフトの売上本数については、集計期間中に販売されたすべてのタイトルを対象としています。
2種類以上のバージョンや周辺機器・本体等との同梱版が発売されているソフトのデータは、すべての種類を合計した数字となります。
（発売日は前に発売されたもの、価格は通常版を表示しています）
