近未来のサンフランシスコで始まるアンドロイドをめぐる騒動記

 2015年12月5日から6日(米時間)まで、アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコで、プレイステーションプラットフォームのゲームイベント“PlayStation Experience 2015”が開催中。

 地元サンフランシスコのインディースタジオMidbossのアドベンチャーゲーム『Read Only Memories』(リード・オンリー・メモリーズ)が日本のPlayismによって日本語化され、2016年にPS4/PS Vita/PCで配信されることが発表された。

サイバーパンクなドット絵インディーADV『Read Only Memories』の日本語版配信が決定【PSX2015】_01
▲会場では日本語版発表に合わせて、コタツとチューリングのイラストをクリエイティブディレクターのJJ氏とチューリングが除幕。

 『Read Only Memories』は、2064年のネオ・サンフランシスコを舞台にしたポイント・アンド・クリック型のアドベンチャーゲーム。パステルカラーで彩られたカラフルな未来のサンフランシスコで、主人公であるジャーナリストの元にある日突然やってきた自立思考型のアンドロイド”チューリング”をめぐる騒動が描かれる。

 なお本作はSteamなどでPC英語版が配信中。PS4/Vitaへの対応もアナウンスされており、今回の日本語版はそれをさらに追ったものとなる。現在配信されているPC版はオープニングなど一部をのぞいてテキストベースのゲームだが、今後ボイスの追加を予定しており、日本語版でもテキストとボイス両面でのローカライズを検討しているとのこと。

サイバーパンクなドット絵インディーADV『Read Only Memories』の日本語版配信が決定【PSX2015】_04
▲グラフィックはパステルカラーを基調としたドット絵スタイル。マップ内のモノをクリックして干渉したり話しかけたりするポイント・アンド・クリック型のアドベンチャーゲームになっている。
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▲方言やいろんな文化のスラングがバリバリなので、日本語化はありがたいところ。(※本記事の画像は英語版のものです)
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▲マップも実は地元サンフランシスコの地理を踏襲しているのだ。
サイバーパンクなドット絵インディーADV『Read Only Memories』の日本語版配信が決定【PSX2015】_05
▲主人公の友人のハッカーの元から逃げてきたチューリング。彼を追う謎の勢力の正体は……。