プロゲーマーにとってSSDは必須!
三連休の初日にあたる2015年11月21日(土)、上天気に誘われるようゆにお出かけしていた方も多かったと思われるが、秋葉原にもたくさんの人が。そんな秋葉原に来ていた人々の目を惹きつけていたのが、秋葉原UDX サボニウス広場の特設会場で実施中の“サンディスク フェスタ in Akiba”だ。サンディスクといえば、メモリー製品の世界最大手としておなじみ。今回の“サンディスク フェスタ in Akiba”は、同社のSSDをユーザーにPRすることを目的に実施されたものだ。
特設会場では、SSDとHDDの比較などが行われた展示コーナーや、サンディスク製品またはサンディスクのSSDを購入した方限定で、豪華賞品があたる抽選会が催されたりしていたわけだが、ことに注目を集めていたのがステージイベント。gloopsによるサンディスクのメモリー技術をモバイルゲームに活用した使用例や、ライターの高橋敏也氏によるSSDの魅力の紹介などが行われた。
夕方に行われたステージは、DustelBox(ダステルボックス)選手による“プロゲーマーDustelBox選手が語る勝つためのPC環境”。DustelBox選手は、eスポーツのプロチームであるDetonatioNのFPSチーム“DetonatioN BYCM(バイシム)”に所属するカリスマプレイヤーで、Twitterのフォロワー数は47000人を超えるというスター選手だ。なお、BYCMは『バトルフィールド4』の国内トップチームで、アジア大会で2連覇を達成するなど、世界レベルの実力を持っている。
そんなDustelBox選手は、DetonatioNの代表である梅崎伸幸氏と登壇し、“勝つためのPC環境”を教えてくれた。まずモニターは、“BenQ XL2430T”。ハイレベルの試合では“遅延”が死活問題になるのは言うまでもないが、DustelBox選手は“BenQ XL2430T”は「遅延も少なく、プレイしていてもストレスを感じない」と太鼓判を押した。
おつぎにピックアップしたのはグラフィックボードで、こちらは“GIGABYTE GV-N970G1 GAMING-4GD”をオススメ。DustelBox選手の主戦場となる『バトルフィールド4』は、ハイエンドのグラフィックにこだわっており、グラフィックボードの性能も問われる。その点こちらに製品であれば、「フレームレートも安定しており、表示もなめらかでプレイしやすい」という。
そして、CPUクーラーは“Corsair 一体型水冷クーラー H100i[CW-9060009-WW]”。「“勝つためのPC環境”に、CPUクーラーが必要なのか?」というのは抱きがちな疑問であるが、DustelBox選手は、ハイエンドのPCだと熱を持ちがちなので冷えるクーラーが重要だと説明した。とくにこの製品は水冷なので、急激な温度上昇にも対応してくれるのだという。
電源は、“Corsair RM750[CP-9020055-JP]”。DustelBox選手は、これだけ高性能のパーツが揃うと、電源がおかしくなると、巻き込まれかねないから……と電源の重要さを説明した。デバイスは問答無用で“Logicool G”。「デバイスは、野球選手にとってのバットとグローブみたいなものですね」とDustelBox選手。
で、肝心のメモリーは“SanDisk ExtremePRO SSD 240GB[SDSSDXPS-240G-J25]”。DustelBox選手いわく「とにかく早さが違う」とのことで、たとえばゲームプレイなどでは、ロードの時間が短く済むことで、初動の動きが有利になるという。たとえゲームが落ちたときでも、再起動があっという間にできるので、リカバリーも早くできるという。「SSDになったらHDDには戻ってこられないですね」とDustelBox選手。「HDDとSSDの早さを感覚的に比較するとどれくらいですか?」と、司会者から若干無茶振り気味な質問を投げかけられたDustelBox選手は、しばし悩んだすえに、「軽自動車とF1くらい違います」とコメント。さすがにそこまで違いはないかと思われるが、体感的には相当スピードアップしていることは間違いなさそうで、「ゲーマーにはSSDにしなさいとアドバイスしています」とのこと。となると、気になるのはやはり値段だが、DustelBox選手は「いまは相当縮まっていますね」という。「サンディスクのSSDは、長い期間使用してもパフォーマンスが落ちません」とは、サポートのために登壇した、サンディスク プロダクトマーケティングマネージャーの長谷川史子氏の言葉だ。
カリスマプレイヤーということで、イベントにはDustelBox選手のファンも多数詰めかけていたようだが、そんなファンのために急遽 “質問コーナー”が設けられた。まず投げかけられた質問は、「好きな男性のタイプは?」というもの。これは、イベント冒頭での梅崎伸幸氏による、「DustelBox選手はイケメンだけど、女性には余りモテずに男性にモテる」という発言を受けてのものと思われるが、こちらに対しては「やさしくて包容力のある人」と、まっとうなお返事で会場を沸かせていた。ちなみに、「芸能人では?」と聞かれたDustelBox選手は、テレビはあまり見ないようでしばし悩んだあとに、「山P(山下智久)」とのことでした。
"質問コーナー”では、「年収は?」との質問も飛び出した。プロゲーマーということで、収入がいくらあるかは気になるのは人情というものだが、一般来場者の方の率直過ぎる質問にしばし戸惑った梅崎氏は、「さすがに金額を言うことはさし控えさせていただきますが」と前置きした上で、「少なくとも500万円以上」とコメント。「会社員の平均年収よりは行っていますね」と司会者の方。DustelBox選手は23歳なので、プロゲーマーを目指す方にとっては、モチベーションのあがる額と言えるかもしれない。
初日のステージを締めくくる形で行われたのは、ALLOVERのサンディスクフェスタ選抜メンバーによるライブ。ライブには、秋月ゆめさん、小沼実菜さん、夏井みくさん、松下恵里香さん、ゆうきゆきさんが登壇し、キレのあるパフォーマンスを披露した。
“サンディスク フェスタ in Akiba”は、11月22日も開催予定。気になる方はお出かけしてみては?