ドット絵の世界で大冒険!

 『神撃のバハムート』や『グランブルーファンタジー』などで知られる、サイゲームスの家庭用ゲーム機参入第1弾となる、アクションRPG『エアシップQ』。ミラクルポジティブが開発を手掛ける、自由度の高さが魅力のサンドボックスゲームだ。

 本記事では、ゲームのメインとなる“ストーリーモード”の、序盤と中盤での進めかたを紹介していこう。

素材を集めながらコツコツ進もう

 ストーリーモードは、魔女によってネコにされてしまった主人公が、さらわれた弟を助け、そして弟と自分を元の人間の姿に戻してもらうため、魔女を捜す……という流れで進んでいく。

 しかし、魔女のいる島は遠く、しかもふつうに向かっても奥へ進入することさえできない。そこで、各地にある石像を探し、それに触れることでさまざまな道具の作りかたを修得しながら、それらを使って魔女の元へと少しずつ近づいていくことになる。

 最初の舞台である“かんごくじま”は、チュートリアル的なものとなっており、基本的な操作を学びながら、出口にある主人公の“翔船”の場所までたどり着くことが目的となる。

【短期集中連載第2回】『エアシップQ』序盤と中盤の進めかたをチェック_01
▲道中、弟のレミュエルが遠隔通信で細かい操作方法を教えてくれるのだ。

■監獄島を脱出せよ

 そして、かんごくじまを脱出すると、“せきぞうをみつけだせ”と、石像がある場所が示されるようになる。その指示に従って、ひとつひとつ石像を探していくことが当面の目標となるのだ。

【短期集中連載第2回】『エアシップQ』序盤と中盤の進めかたをチェック_02
▲ちなみに、魔女の島までにある石像をすべて見つけ出すまで、ずっとこの指示が続くことになるぞ。

 石像を見つけて、そこにある石版から新たなクラフトを修得すると、グッと行動範囲が広がる。たとえば、スケルトンやコウモリといった敵を倒すと出現する“ほね”を素材に、“ほねのハンマー”を作って装備すると、石のブロックを壊せるようになるのだ。

【短期集中連載第2回】『エアシップQ』序盤と中盤の進めかたをチェック_03
【短期集中連載第2回】『エアシップQ』序盤と中盤の進めかたをチェック_04
▲各種アイテムは△ボタンを押すと表示されるメニュー画面の、“クラフト”で制作可能。作ったものは、“もちもの”で装備しよう。装備したアイテムは、画面左上の一覧に表示されるので、L・Rボタンで切り替えて使う。

 石のブロックが壊せるようになると、いままで到達できなかった石像のところにも行けるようになる。そこで、新たなクラフトをゲットすれば、さらに行動範囲が広がることに。

 たとえば、“いしのおの”が作れるようになると、“茨の島”にあるトゲの生えた茨を突破できるようになる。これがあれば、茨の島の内部にある石像にもたどり着ける。

【短期集中連載第2回】『エアシップQ』序盤と中盤の進めかたをチェック_05
▲新たな島に近づくと、レミュエルがどんなアイテムが必要なのか、ヒントをくれる。

 ただし、アイテムを制作(クラフト)するには、素材が必要となる。素材は、何も意識せずに冒険を進めていても、ある程度集まるものだが、いざというときに足りなくなってしまうことは、よくある話。ここでは、ゲームスタート~魔女の島近辺までのストーリーで、集めておきたい素材を紹介しよう。

■ほね
石を壊せる“ほねのハンマー”のクラフトに必須。スケルトンやコウモリを倒すと手に入る。

■いと
翔船の“ほ”を作るための“ぬの”の材料になるほか、“いしのおの”や“げんしのゆみや”といった武器のクラフトにも使う。序盤に出てくる島に生息するひつじを倒すと手に入る。

■いおう
“ばくだん”や翔船に乗せる大砲系の武器のクラフトに使う。ばくだんで道を切り開く機会は多く、多めに持っておきたい素材だ。草と間違えやすいので注意。

 この3つはよく使うので、見つけたら集めておくといいだろう。

【短期集中連載第2回】『エアシップQ』序盤と中盤の進めかたをチェック_06
▲“いおう”は魔女の島の直前で大量入手することが可能。ばくだんは設置ミスで無駄遣いしがちなので、その材料もたくさん持っておくに越したことはない。

■『エアシップQ』vsレッドドラゴン(ストーリーモード)

本筋から外れたところにお宝あり!

 石像がある部屋の中には、入口に扉が設置してあり、“みどりのたまのかぎ”がないと中に入れないものもある。といっても、“みどりのたまのかぎ”は、ほとんどの場合同じ島のどこかで手に入るようになっている。新たな島に到着したら、まずは上陸する前に翔船でグルっと一周回ってみて、怪しげな宝箱などがあったらそこもチェックしておくといい。その中に“みどりのたまのかぎ”があることが多いからだ。

【短期集中連載第2回】『エアシップQ』序盤と中盤の進めかたをチェック_07
【短期集中連載第2回】『エアシップQ』序盤と中盤の進めかたをチェック_08
▲鍵の入った宝箱は、島の下部など、通常の探索では行かないような場所にあることが多い。

 鍵付きの部屋にある石像もすべて回ることができれば、それだけたくさんのアイテムを作れるようになり、冒険の幅が大きく広がる。まっすぐ本筋を追っていくのもいいが、ちょっと外れたところを探してみると、思わぬ発見がある。

 さて、ここではそんな冒険に役立つアイテムを紹介しよう。前回も紹介した“ほ”のほか、すべての石像を回ると、魔女の島の石像で“ボイラー”と“プロペラ”が作れるようになる。これらを翔船に設置すると、翔船の移動スピードが驚異的に上昇するのだ。

【短期集中連載第2回】『エアシップQ』序盤と中盤の進めかたをチェック_09
▲ボイラーと、その隣にプロペラを設置する。赤いゲージが出たら設置に成功した合図だ。その後、ボイラーに“まるた”か“せきたん”を使うとボイラーが稼働し、超速で翔船を動かせるようになる。

 プロペラを付けた翔船の速さはかなりのもの。空を飛んでいると、さまざまな敵に襲われてしまうのだが、そんな奴らもアッサリ振り切れるほどのスピードが出るので、ストレスなく各地を探索することができる。ただ、燃料はけっこう早く切れてしまうので、あらかじめ大きな島などで“せきたん”を確保しておくといい。

『エアシップQ』は、“~までに○○をしなければならない”など、プレイに制限がほとんどない。そのため、石像探しをしながら、翔船を使って各地をブラブラと飛び回って楽しむなんてこともできる。

 上記の“みどりのたまのかぎ”が眠る小部屋などがあったり、謎の小島や海賊船に出会ったり……。島の内部だけでなく、ラピュータにはさまざまな謎が眠っているのだ。そんな要素を探し出すのも、楽しみのひとつと言えよう。

【短期集中連載第2回】『エアシップQ』序盤と中盤の進めかたをチェック_10
▲ネコ型の島も? いったい、ここには何が……。

 魔女の島へは翔船さえあればいきなり行くことも可能だが、よりスムーズに攻略するためには、“ひうちいし”、“げんしのゆみや”、“たんけん”、そして“ばくだん”の4つを作って持って行くといい。

 また、魔女の島は前半戦最大の山場となるので、突入前にはセーブは必須。果たして、その先には何が待っているのか? それは、自分の目で確かめてみてほしい。

【短期集中連載第2回】『エアシップQ』序盤と中盤の進めかたをチェック_11
▲“力を借してほしいこと”とは? 魔女に捕らえられているレミュエルの思惑はいったい……。