出演者が2016年発売予定の最新タイトルを解説

 2015年10月10日~12日、徳島で開催されているイベント“マチ★アソビ vol.15”。11日、眉山山頂ステージにて“徳島まで来て、“と~くしま”した。Vol.2”が開催され、“SEGA feat. HATSUNE MIKU Project”統括プロデューサーの内海洋氏や『初音ミク Project DIVA Future Tone』プロデューサーの大崎誠氏、そして“初音ミク”のキャラクターボイスを担当する藤田咲さん、“鏡音リン”&“鏡音レン”のキャラクターボイスを担当する下田麻美さんが出演した。

 イベントは4名の出演者で進行するはずが、冒頭からなぜか、“ガミP”の相性でおなじみの『アイドルマスター』シリーズプロデューサー、坂上陽三氏(バンダイナムコエンターテインメント)が登場。急きょ出演することになったという坂上氏だが、「坂上さん来ると何かあると思うでしょ? 何もないから!」(内海氏)とのことで、コール&レスポンスで会場を温めたり、スマホゲームの最新作『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』や『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』や『スーパーロボット大戦 X-Ω』をアピールして帰っていった。

“SEGA feat. HATSUNE MIKU Project”開発陣と藤田咲さん&下田麻美さんが最新作を語る! なぜか“ガミP”坂上陽三氏も登場【マチ★アソビ vol.15】_01
“SEGA feat. HATSUNE MIKU Project”開発陣と藤田咲さん&下田麻美さんが最新作を語る! なぜか“ガミP”坂上陽三氏も登場【マチ★アソビ vol.15】_02

 気を取り直して(?)のステージでは、内海氏がまずは『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- X』を紹介。本作はライブ&プロデュースがテーマの最新作で、ミクさんをプロデュースし、ライブを完成させることでさまざまなもの(コスチュームやモジュール)が手に入る。単にリズムゲームを進めるだけではなく、ミクさんとのコミュニケーション要素も追加されているようだ。収録曲は30曲以上で、うち20曲以上が新曲。また新旧の楽曲を取り交ぜてアレンジされたメドレー曲もあり、カッコイイものやかわいいもの、「Vitaのボタン壊れんじゃね?って曲」(内海氏)など、さまざまなジャンルのメドレーが登場する模様。メドレーを含めると収録楽曲は50以上にもおよび、モジュールも300着以上と、内海氏が「2年くらいかけて遊んでいただきたいな、と」と語るほどのボリュームに仕上がりそう。

“SEGA feat. HATSUNE MIKU Project”開発陣と藤田咲さん&下田麻美さんが最新作を語る! なぜか“ガミP”坂上陽三氏も登場【マチ★アソビ vol.15】_03

 システム面では、新操作“ラッシュノーツ”(連打)が登場するほか、スクラッチのバランス調整などが実施予定(内海氏「『F』のころのスクラッチに戻しつつ、気持ちのいいバランスに」)。本作ではシリーズファンの意見も重視されているようで、開発チームは3000件以上にものぼるアンケートのすべてに目を通しているとか。

 そして気になる発売時期について。PS4版は2016年秋、PS Vita版は2016年3月発売予定ということで、藤田さんから「(PS Vita版は)3月9日(ミクの日)がいいでしょう!」という名案が飛び出すものの、内海氏は「マジか(笑)!? ごめんなさい、先に謝ります!」とタジタジ。PS4版に関しては「秋の早いうちに……」(内海氏)とのことだ。ちなみにPS4版の話題では、“ミスター安請け合い”内海氏が、PS4ならではの体験ができる要素を入れたい、とジェスチャーつきで示唆。続報に期待したいが?

 続いては大崎氏がPS4版『初音ミク Project DIVA Future Tone』を解説。稼動中のアーケード版と同じ雰囲気でプレイできる(プレイフィールが同じになる)ように開発が進められているようで、「一発目にやったときに楽しくないとダメでしょう、というところを最重要視」していると大崎氏は語る。現在、200曲以上収録されているアーケード版の移植だけに、かなりのボリュームになりそうだ。また、本作は2016年発売予定とされている。大崎氏は次回の“マチ★アソビ”に出展したいという意向を見せていたが、どうなる!?

 今年8月に8周年を迎え、つぎは10周年の節目を迎える“初音ミク”。“SEGA feat. HATSUNE MIKU Project”においても「10周年の記念になるもの、違う切り口のもの、いくつか企画を考えています」(内海氏)と、当然アニバーサリー企画が実施される模様。内海氏いわく、「ネットに書いてあることも拾っていくよ」とのことなので、「こんな初音ミクが見たい!」というアイデアのあるファンは、ぜひ積極的に発信してみてはいかがだろうか。ちなみに藤田さんからは「ホラーゲームが好きなので、初音ミクでホラーゲームとか。トリッキーな初音ミクコンテンツがあってもいいですよね」という案も……!? ゲーム最新タイトルと併せて、10周年企画にも期待しておこう!

“SEGA feat. HATSUNE MIKU Project”開発陣と藤田咲さん&下田麻美さんが最新作を語る! なぜか“ガミP”坂上陽三氏も登場【マチ★アソビ vol.15】_04
“SEGA feat. HATSUNE MIKU Project”開発陣と藤田咲さん&下田麻美さんが最新作を語る! なぜか“ガミP”坂上陽三氏も登場【マチ★アソビ vol.15】_05
▲ステージの最後には、10月19日に誕生日を迎える藤田さんをサプライズでお祝い! おめでとうございます!