ジュリアスとオスカーの生ドラマにファンはメロメロ!
2015年9月17日~9月20日の期間、千葉県の幕張メッセで開催中の東京ゲームショウ2015(17日・18日はビジネスデー)。同イベントの3日目となる9月19日、コーエーテクモゲームスブースにて、『アンジェリーク ルトゥール』スペシャルステージが行われた。ステージには、本作でジュリアスを演じる速水奨さん、オスカーを演じる堀内賢雄さんが登壇し、来場者を虜にした。本記事ではそのイベントの模様をお届けする。
『アンジェリーク ルトゥール』は、1994年に初の“ネオロマンス”シリーズ作品として発売された『アンジェリーク』のフルリメイク作品。PS Vita/PSP用ソフトとして、2015年12月17日に発売予定だ。
20年以上続いている、歴史ある『アンジェリーク』シリーズのこれまでの出来事の中で、とくに印象に残っていることは何かと聞かれたふたりは、「最初はドラマCDから始まって、当時は絵もなかったのでキャラクターを作るのがたいへんでした」(速水さん)、「いろいろなものがどんどん積み重なって、キャラクターが完成していきました」(堀内さん)と振り返った。
また、ゲームでは久しぶりにジュリアスとオスカーを演じることに関して、現実では20年という年月が経っているにも関わらず、キャラクターたちは年をとっていないため、「20年前と同じ感じで演じてください」と言われ、苦労したというエピソードも披露された。
続くゲーム紹介コーナーでは、速水さんがゲームのあらすじ、堀内さんがキャラクターの紹介を行った。キャラクター紹介時に“9人の守護霊の中で誰と飲みに行きたい?”と質問された速水さんは、クラヴィスと回答。その理由は、「おいしいお酒をゆっくり飲みながら、素敵な時間が過ごせそうだから」とのこと。堀内さんは「クラヴィスだとツッコめなさそうなので、説教とかもできそうなキャラクターと飲みたい」ということで、ランディとゼフェルを選んでいた。
続いて、主人公のアンジェリークは恋と使命の間で揺れ動くキャラクターということで、“恋と使命のどちらかを選ぶか?”という究極の質問に対して、「両立します。使命を果たしながら恋のひとつもできないやつには、使命は果たせないですよね」(速水さん)。「使命を選びます。恋はいくらでもできますから」(堀内さん)と回答すると、会場からは大きな拍手が巻き起こった。
そしてここからは、ふたりが実際にゲームをプレイしながら本作の魅力を紹介。選択肢を選ぶ場面では、堀内さんがジュリアスの心をバッチリ掴む回答を選び、特別なイベントシーンを披露した。
さらにふたりは、東京ゲームショウ2015用のスペシャルドラマも披露。ドラマは女王候補のふたりが大陸に降りてしまい、ジュリアスとオスカーが探しに行くという内容。途中、アドリブを入れて会場の笑いを誘う場面もありつつも、最後はキッチリ締めてファンを魅了した。
そして、ジュリアスとオスカーからのメッセージが生朗読された後、ふたりから作品に対する熱い思いが語られ、イベントは大盛況のうちに終了となった。