電子の歌姫・初音ミクの舞台は、武道館へ――“初音ミク「マジカルミライ 2015」”初日のライブをリポート

“初音ミク「マジカルミライ 2015」”開催初日のライブのリポートをお届け。

●アーティストの聖地・武道館でミクが歌う!

 2015年9月4日より始まった、初音ミクのライブと企画展を併催するイベント“初音ミク「マジカルミライ 2015」”。今回のライブは、アーティストにとっては夢の舞台である日本武道館で行われる(2015年9月4日~5日)。

 本記事では、開催初日のライブの模様をリポートする。ネタバレだらけなので、9月5日の公演に参加する人は、ぜひライブが終わってから読んでください!


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▲武道館そばの物販ブースは大盛況!

 ライブの始まりを飾ったのは、初音ミクとインターネットの在りかたを表現した名曲「Tell Your World」。イントロが聴こえた瞬間、会場では大きな歓声が上がった。続いて、先日公開された『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- X』の発表動画で使用されていた「ラズベリー*モンスター」、『初音ミク Project mirai でらっくす』のテーマソングである「はじめまして地球人さん」と、インパクトのある楽曲が披露され、来場者は一気にライブの世界に引き込まれていく。


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 この後、ミクは「独りんぼエンヴィー」、「恋愛裁判」を歌い上げ、一度ステージから去る。「つぎは誰が登場するんだろう?」とみんながざわめいていると、ステージを彩るライトが黄色に変化! ファンたちもすぐにサイリュームを黄色に変え、「聖槍爆裂ボーイ」を歌うレンを出迎えた。続いて、リンがギターを投げ捨てて登場し、「ロストワンの号哭」を歌ってさらに会場を沸かせる。


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 そんなふたりが今回デュエットしたのは「リモコン」。スクリーン上に表示された、歌詞の一部のモーショングラフィックスが、楽曲の世界観とぴったりマッチしていた。


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 リンとレンが退場すると、ステージは今度は一面の赤に。MEIKOが登場し、「Nostalogic」を披露した。そしてMEIKOが来れば、つぎにファンが期待するのは、やはりKAITOの登場。ステージ上部のスクリーンには、空に浮かぶオーロラと雪景色が表示される……。そう、これは「スノーマン」を歌うという合図! 直後、KAITOが颯爽とステージに現れ、青のライトに照らされながら、雪だるまの化身の歌を歌った。

[2015年9月6日15時35分修正]「Nostalogic」の表記に誤りがあったため、修正いたしました。読者並びに関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。


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 KAITOが歌い終えると、再びステージにミクが登場。ハイスピードな楽曲「エンヴィキャットウォーク」を歌い、さらに会場を盛り上げていく。続く「深海少女」では、おなじみの黒いワンピースに着替えて登場。この後、「Sweet Devil」、「二次元ドリームフィーバー」、「キャットフード」、「アンハッピーリフレイン」と、曲ごとに衣装が変わっていく。


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▲「二次元ドリームフィーバー」と「キャットフード」のつなぎが、とってもカッコよかったことも記しておきたい。

 そして「ロミオとシンデレラ」、「glow」と続き、「愛Dee」でついにルカがステージに! ルカは電子のDJブースとともに登場し、華麗なDJテクを披露した。予想外の演出に、ファンは大盛り上がり! その後、ミクは一度退場し、ルカが「Just Be Friends」を歌い上げた。


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 ライブはいよいよ終盤へ。ここで、ミク・リン・レンが登場し、「shake it!」の演奏がスタート! この曲は、一昨年と去年のマジカルミライでも歌われた楽曲。楽しそうに踊る3人に、ファンたちは「oh yeah!」のかけ声で応えた。


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▲記者個人的には、「ライブでいちばん盛り上がる曲なのではないか」と思っているくらいお気に入りの楽曲。レンのバク転もかなりの見どころ。

 リンとレンが退場すると、“初期の名曲”として高い人気を誇る「Packaged」、「ワールドイズマイン」をミクが歌い、盛り上がりは最高潮に。ラストを飾るのは、やはりこの曲、「ODDS&ENDS」。最後のサビに入る前に、一度静まり返るのがライブならではの演出で、歌声からガラクタの感情が伝わってくるようだった。

 最後の曲……と言っても、もちろんライブはここでは終わらない。アンコールを望むファンの声に応え、再び登場したミクとバンドメンバーは、マジカルミライ 2015のテーマソングである「Hand in Hand」と、ミクが生誕5周年を迎えたときに作られた、3分39秒の曲「39」(もう3年も前の曲だということに驚く!)を披露した。


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 そして、「もう1回!」のファンの声に応え、Wアンコールが行われた。楽曲は「ハジメテノオト」。スクリーンに歌詞が表示され、ファンたちはミクといっしょにこの歌を合唱し、2時間を超えるライブは幸せな空気に包まれて幕を閉じた。


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 新しい企画や催しが行われるたびに、ミクは驚きを与えてくれる……と、これまで何度も書いてきたが、今回の武道館での初めての音も、またファンの記憶に残るものになった。今後もミクたちが、見たことのない景色を見せてくれることを期待したい。

■セットリスト
「Tell Your World」livetune
「ラズベリー*モンスター」HoneyWorks
「はじめまして地球人さん」ピノキオピー
「独りんぼエンヴィー」koyori(電ポルP)
「恋愛裁判」40mP
「聖槍爆裂ボーイ」れるりり
「ロストワンの号哭」Neru
「リモコン」じーざす (ワンダフル☆オポチュニティ!)
「Nostalogic」yuukiss
「スノーマン」halyosy
「エンヴィキャットウォーク」トーマ
「深海少女」ゆうゆ
「Sweet Devil」八王子P
「二次元ドリームフィーバー」PolyphonicBranch
「キャットフード」doriko
「アンハッピーリフレイン」wowaka
「ロミオとシンデレラ」doriko
「glow」keeno
「愛Dee」Mitchie M
「Just Be Friends」Dixie Flatline
「shake it!」emon
「Packaged」livetune
「ワールドイズマイン」ryo(supercell)
「ODDS&ENDS」ryo(supercell)

<アンコール>
「Hand in Hand」livetune
「39」sasakure.UK×DECO*27

<Wアンコール>
「ハジメテノオト」malo




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