PVの“ガンダム・バルバトス”には“違い”がある?
2015年2015年8月22日、23日の2日間、日本最大級のキャラクター&ホビーイベント“キャラホビ2015 C3×HOBBY”が、幕張メッセ国際展示場で開催されている。ここでは、メインキャストやテーマ曲など、新たな情報が発表された『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』スペシャルステージの模様をお届けしよう。
【登壇者】
河西健吾さん(三日月・オーガス役)
花江夏樹さん(ビスケット・グリフォン役)
寺崎裕香さん(クーデリア・藍那・バーンスタイン役)
金元寿子さん(アトラ・ミクタス役)
小川正和氏(サンライズ プロデューサー)
谷口廣次朗氏(サンライズ 企画担当)
『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』は、『機動戦士ガンダム』シリーズのテレビアニメーション最新作。“ドラマ性の強い少年たちの物語としての新世代ガンダム”と“段階的な変革を遂げるガンダム”がキーワードとなっており、モビルスーツが装甲や武器を手に入れて強化されていくことが特徴のひとつとなっている。今回は、新たに“いのちの糧は、戦場にある。”というキャッチコピーも発表された。
ステージでは、長井龍雪監督から「早めに物語を皆さんに教えたくない」、「実際にアニメを観て知ってほしい」といった希望があったことが明かされた。そのため、小川正和氏は「ネタバレになるから、なかなか言えることがない」と、物語やモビルスーツ“ガンダム・バルバトス”の説明に苦労していた様子。なお、小川氏によると、長井監督が本ステージに出演してなかったのは、“絵コンテをがんばっている”ことが理由のひとつなのだそうだ。
また、谷口廣次朗氏からは「第1弾PVと、こちら(スクリーンに映った機体)での形が違うことに気づきましたか?」とファンに質問が投げかけられた。さらに、小川氏によると、本日公開された第2弾PVでもバルバトスには“違い”があるのだという。PVは公式サイトから観ることができるので、ぜひチェックしてみよう。
ここからは、キャスト陣が自身が演じているキャラの印象について語り合うことに。
河西健吾さんによると「三日月はクールだけど、仲間のためには熱くなるキャラクターです」、花江夏樹さんは「ビスケットは見た目のイメージ通りのキャラで、ふたりの妹のために部隊に所属して働いています。みんなのお母さん的な性格ですね」、寺崎裕香さんは「クーデリアは一見して強そうに見えますが、その裏では孤独であり、人の温もりや愛を求めるのかもしれません」、金元寿子さんは「アトラは見た目は幼い印象ですが、じつは三日月たちと同じくらいの年齢で、子どもながらに働いているのでたくましさを感じます。また、三日月への淡い恋心はいったいどうなるんでしょうか」と語った。
なお、小川氏によると、『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』の主人公たちは、いままでのシリーズで“もっとも経済的に貧乏”なのだそうだ。そのうえで、制作陣はビスケットの性格にとても興味があるのだという。
さらに、キャラクターのキャストが一挙に公開された。
ここからは、10月発売予定のプラモデル“HG1/144スケールガンダムバルバトス”をはじめとした商品のアナウンスがあった。1/144スケールには、一般機と指揮官機の両方を再現できる仕様の“グレイズ”のほか、本日公開された新機体“シュヴァルベ・グレイズ”も登場するそうだ。さらに、内部フレームがより精密に再現された“1/100スケール”シリーズも発売になるとのこと。
キャスト陣はフィギュアのサンプルに触れていった。河西さんは三日月が乗るバルバトスのフィギュアを見て「腰が細いですよね」とひと言。なお、“HG1/144スケールガンダムバルバトス”の最速レビューが、本日よりバンダイホビーサイトにて公開されている。
さらに、デジタルキッズカードゲーム『ガンダムトライエイジ 鉄血の1弾』が2015年秋稼働予定であることや、完成品アクションフィギュア“ネクスエッジスタイル”よりバルバトスが2016年1月に、シュヴァルベ・グレイズが2月に発売予定など、さらなる展開が広がっていくことも改めてアナウンスされた。
なお、商品の一部は、“キャラホビ2015 C3×HOBBY”のバンダイブースにて展示されているとのこと。寺崎裕香さんが「iPhoneケースがほしいです!」と、新たな商品を希望する一幕もあった。
最後にオープニングテーマをMAN WITH A MISSION、エンディングテーマをMISIAさんが担当することが発表された。
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』は2015年10月4日より、毎週日曜日午後5時~、MBS/TBS系列全国28ネットにて放送開始。続報にも期待しよう。