ドラマにバラエティコーナーにと大盛り上がり

 2015年7月25日、26日に、パシフィコ横浜にてコーエーテクモゲームスの『アンジェリーク』と『金色のコルダ』のオンリーイベント、“ネオロマンス・フェスタ”が開催された。25日には“金色のコルダ Featuring 神南高校 Op.2”の公演が昼の部と夜の部の2回行われた。本記事では、夜の部の模様をお伝えしよう。

 オープニングは『金色のコルダ3 AnotherSky』のテーマソング“ROSY ROSA ROSY”からだ。出演キャストは谷山紀章、石川英郎、細谷佳正、水橋かおり、佐藤 朱、
伊藤健太郎、岸尾だいすけ、増田ゆき、三浦祥朗、銀河万丈(敬称略)ら声優陣と、ヴァイオリン演奏者として室屋光一郎、大槻桃斗とピアノに平林 龍、ギターにMASA、ベースに木下洋介、アシスタントとしてアンフィニのユーキとKan。

“金色のコルダ Featuring 神南高校 Op.2”で出演声優さんも大盛り上がりの濃密な公演の模様をお届け_01

 メインドラマは“CRAZY DREAM”。ストーリーは以下の通り。神南高校のメンバーが新しいライヴ会場をロケハンしにいく道中のことだ。東金は古びた演奏ホールに目をとめた。東金はホールを気に入って、つぎのライヴ会場にすると宣言する。 だがそのホールは取り壊しが決まっているというのだ。神南高校のメンバーはライヴ実現のために奔走する……というもの。

 台本を手にキャストの声優たちがマイクの前に立つ。しかし序盤からアドリブが炸裂し、脱線の連続だ。バラエティーコーナー“ポーズ de アンサンブル♪”は、出されたお題に対して、チームメンバーで一斉にポーズを取り、同じポーズを取った人数分だけ点数になるというもの。谷山チームと石川チームに分かれて対戦した。しかし石川チーム所属の岸尾さんは、真面目にゲームに参加する気配がない。“和楽器”というお題に対して、片手で輪を作り鼻をほじって“輪”と“ガキ”を表現するなど、ひたすら悪のりの連続だ。結果、「彼と同じポーズだったら5点」という特別ルールが採用されることになる。最終問題の“セクシーポーズ”で細谷さんがみごと胸の谷間を強調するポーズで岸尾さんと同じになり、高得点を引き出した(が、その後ずっと細谷さんはそのネタを突っ込まれ続けることになる)。

“金色のコルダ Featuring 神南高校 Op.2”で出演声優さんも大盛り上がりの濃密な公演の模様をお届け_02

 公演ではいくつかのミニコーナーがあった。愛のメッセージ“AnotherSummer feat…”は、キャストひとりひとりが、主人公とふたりっきりという設定で甘い愛の言葉をささやくというもの。“プロジェクトff(フォルテッシモ)コーナー”では、“Wish you were here ~変わらない距離で”と題して、月森蓮、土浦梁太郎、天羽菜美が大学生になり、リリのいる星奏学院に久しぶりに集まった……という設定のミニドラマが披露された。
 イベントでは、生演奏で“死の舞踏”“パッヘルベルのカノン”も演奏された。そのほかライブコーナーのセットリストは以下の通り。

“ESCORT”(芹沢 睦)
“海霧のかなたへ”(八木沢雪広)
“夜空のナイル”(ソラ)
“BOM DIA!”(水嶋 新)
“恋い蛍”(土岐蓬生)
“G.L.A.M.O.R.O.U.S.”(東金千秋)

 最後にもう一度“ROSY ROSA ROSY”を熱唱し、エンディングだ。

 いったん幕を閉じたあとアンコールで“CRAZY CRAZE CRASY”、ダブルアンコールで“BLUE SKY BLUE”を歌い、2時間半強にわたる公演は幕を迎えた。最後は『金色のコルダ4』が発表されるなど、ファンも大満足のイベントだったのでは?

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撮影/大山雅夫