「のめり込んじゃって平気で朝までプレイしちゃいそう」(未鈴)
スパイク・チュンソフトから2015年7月30日に発売予定のプレイステーション Vita、プレイステーション4用ソフト『不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ』(以下、『フリカツ』)。2015年7月14日に放送されたニコニコ公式チャンネル内“ニコニコゲーム実況チャンネル”にて、『フリカツ』が取り上げられた。
この番組は、“でんぱ組.inc”の古川未鈴さんと“ボイステキスト”のSHOWが、さまざまなゲームタイトルを紹介しつつ、実際のプレイを通して視聴者の皆さんとゲームの楽しさを共有するというもの。ゲームタレントユニットである「えどさん”&ふみいち」さんが設立したゲーム専門の映像制作会社“スタジオえどふみ”が管理運営を行っている。
2015年7月14日の放送では、古川未鈴さんとSHOW(「HOYAサービス」ボイステキスト)のほか、『フリカツ』の齊藤祐一郎プロデューサーも解説役として参加。視聴者のコメントに答えながら、ゲームのポイントを紹介したり、実機を使ってのゲームプレイを披露した。ファミ通.comは、番組終了後の古川未鈴さんを直撃! 『フリカツ』について語っていただいた。
――『フリカツ』は、『風来のシレン』などでおなじみのプレイするたびにフィールドの構造が変化する“不思議の”シリーズに、強制横スクロールの要素を追加したRPGです。未鈴さんは『不思議のダンジョン 風来のシレン』20周年記念サイトにお祝いコメントが掲載されるほど『風来のシレン』がお好きとのことですが。
古川未鈴さん(以下、未鈴) 両親がゲーム好きでその影響もあって私もゲームが好きなんです。とくに母がすごく『風来のシレン』が大好きで、母がプレイしているのを見て育ちました。
――未鈴さんの『風来のシレン』の腕前は?
未鈴 母はすごくうまくて、『不思議のダンジョン 2 風来のシレン』(スーパーファミコン版)のテーブルマウンテンとかも軽々とクリアーしていた記憶がありますが、私は本当にヘタで、ギャザーが出てきたらもう終わりみたいなヘタレ風来人です(笑)。
――お母さんからアドバイスを受けたりとかはないんですか?
未鈴 アドバイスをもらったりすることはないんですけど、昔出演した某クイズ番組で「この罠を踏んだら何になるでしょう?」みたいな問題が出たときに正解できたんです。そのときに、母が『風来のシレン』をやっていてよかったなと思ったことがあります。
――ちなみに、そのクイズの答えはなんだったんですか?
未鈴 たしか「おにぎりが腐る」でした(笑)。
――(笑)。いちばん印象に残っている『風来のシレン』の作品はなんですか?
未鈴 やっぱり母がプレイしていた『不思議のダンジョン 2 風来のシレン』ですね。当時1階、2階、3階のBGMが好きでよく口ずさんでいたと思います。あと、“シレン”という名前がすごく好きで、自分が描いていたオリジナルマンガの主人公に“シレン”っていう名前をつけたり、いまは『風来のシレン』のLINEスタンプをよく使っています。
――なるほど。では、『フリカツ』をプレイされての感想をお願いします。
未鈴 まったく新しいローグライクRPGでありながら、毎回世界が変わるといった“不思議の”シリーズの伝統を築いているのを感じました。これまで“不思議の”シリーズをプレイしたことがない人も、初めやすいんじゃないかなと思える作品でした。『風来のシレン』はすごく長く続いているタイトルなので、いまから初めても大丈夫かな? と思う方がいらっしゃると思いますが、『フリカツ』は遊びやすくてさっと入れると思います。
――番組では、齊藤プロデューサーにうまく(?)誘導されて、“シャインレイド”に呑み込まれてしまいましたが……。
未鈴 あれは嵌められましたね(笑)。まだチュートリアルしかプレイしていないので、「危ない!」っていう場面はなかったですけど、逃げ場がなくて後ろからじわじわと“シャインレイド”がやってきたらかなり焦るんだろうなと思います。
――フィールド内に現れる建物にもかなり興味を示していましたね。
未鈴 村という概念があるのにはビックリしました。村を隅々まで探索したいけど、探索中も“シャインレイド”が迫ってくるから、そんな時間なさそうですよね。どう行動すればいいのか考えながらプレイしなくてはダメだなと思いました。
――『フリカツ』と『風来のシレン』で“共通するおもしろさ”はどこだと思いますか?
未鈴 “1000回遊べる”といったキャッチコピーの通りだと思いますが、やられたときに“悔しいからもう1回挑戦しよう”という気持ちが芽生えるところですね。のめり込んじゃって平気で朝までプレイしちゃいそうです。
――では、反対に『風来のシレン』にはない『フリカツ』の“おもしろさ”はどこだと思いますか?
未鈴 自分のお気に入りのキャラクターが見つけられるところですね。主人公のクラス(職業)や見た目を選べるところが、『フリカツ』ならではのシステムだと思っているので、私もお気に入りのクラスを見つけたいです。
――チュートリアル後のプレイでは、アーチャーを選んでいましたが、どこが決め手になったのですか?
未鈴 完全に見た目です! かっこよさにやられてしまいました(笑)。かっこいいから選ぶ、かわいいから選ぶのっていいことだと思っていて、それでモチベーションが上がったりしますよね。なので、ひとりひとりにイラストがあるのがいいなと思いました。
――今後はアーチャーでプレイしていく感じですか?
未鈴 そこは悩みます。プレイしていくとほかのクラスも使えるようになるということなので、アーチャー以外にもかっこいいクラスを見つけたいです。
――では、最後に『フリカツ』の発売を待ち望んでいる読者へメッセージをお願いします。
未鈴 まだまだ初心者なのでスーパープレイとかはできませんが、みんなと同じ目線で同じ体験、境遇を共有しながら遊べると思います。冒険する世界を選ぶときに、名前をいっしょにすれば同じ地形の世界をプレイできますし、Twitterにツイートする機能もあるそうなので、これらを使ってみんなで遊べたらいいなと思います。
なお、本日2015年7月28日22時より、古川未鈴さんとSHOWによる『フリカツ』の生放送番組が放送されるので、こちらも併せてチェックしてほしい。
■番組情報
番組名:NGC「不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ」生放送
放送日:毎週火曜日22:00~約1時間
内容:古川未鈴さん&SHOWが『不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ』を実況プレイ! 解説役として本作のプロデューサーである齊藤祐一郎氏も出演する。
※NGC詳細
■でんぱ組.incリリース情報
【New Single】
「あした地球がこなごなになっても」
2015年9月16日(水)発売
作詞:浅野いにお
【LIVE Blu-ray & DVD】
「WWD大冒険TOUR2015 ~この世界はまだ知らないことばかり~ in TOKYO DOME CITY HALL」
2015年8月5日(水)発売
撮影協力:スタジオえどふみ
不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ
メーカー | スパイク・チュンソフト |
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対応機種 | PSVPlayStation Vita / PS4プレイステーション4 |
発売日 | 2015年7月30日発売予定 |
価格 | PS Vita版は3480円[税別](3758円[税込])、PS4版は3980円[税別](4298円[税込]) |
ジャンル | RPG |
備考 | プロデューサー:齊藤祐一郎、ゼネラルプロデューサー:寺澤善徳 |