セガ・インタラクティブの最新アーケード機が並ぶ!
本日2015年7月24日、東京・セガ羽田1号館にて“SEGA PRIVATE SHOW 2015 SUMMER”が開催された。これはセガ・インタラクティブの最新アーケード作を展示する業界関係者向けのイベント。本稿では、注目機種を紹介しよう。なお、『艦これアーケード』と『ネイルプリ』に関しては個別にリポートを掲載。『艦これアーケード』のリポートは後日お届けする。
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巨大なメダルの塔がインパクト大! 『バベルのメダルタワー』
メダルゲームの新機種として展示されていた『バベルのメダルタワー』。コインをタイミングよく大量に投入し、コインの体積でフィールド上のメダルやボールを落としていく“メダルプッシャー機”と呼ばれるジャンルのゲームだ。
本作の特徴は(タイトルの通り)フィールドにそびえ立つ“メダルタワー”。これはメダルを組み合わせた塔のことだ。ゲーム機内の“メダルタワー生成メカ”機構で機械的に積み上げられるもので、なんと最大で1000枚、高さ30センチにも及ぶ。このタワーを周囲のメダルでせり出して崩すとメダルが一挙獲得!……という次第なのだ。視覚で強烈なインパクトを与える演出に、思わずアツくなってしまう。このタワーを作るメカ機構は、長年の研究開発の末に生まれたものという。メカ機構で前代未聞の(?)タワーをつくり上げる、開発者の“エレメカ魂”に思わず拍手。
このメダルタワーは、ボールを10個落としてジャックポットチャレンジが始まると積み上げが始まる。そして連チャンを続けるとぐんぐんと高なっていくのだ。「いったいどこまで伸びるの!?」というドキドキ感がおもしろい! 切り絵風のポップなキャラクターも世界観にマッチしており、魅力たっぷり!
スッキリ、スタイリッシュな新プライズ機『UFO BOWL(ユーフォー ボウル)』
メダルゲームと同様に、ゲームセンターの定番モノとして知られるのがアームで景品獲得を狙うプライズゲーム。今回のショーではプライズ機の新機種『UFO BOWL』も出展されていた。広い空間を確保したドーム型キャビネットは見晴らしもバッチリ。景品が狙いやすくなっている。シンプルでおしゃれなカラートーンと白色のきらびやかな照明もポイントだ。
アームの移動、降下は4方向レバーとボタンというおなじみの操作系。直感的に、思い通りの場所へアームを導くことができるぞ。
『マリオ&ソニック』がアーケードに進出! 『マリオ&ソニック AT リオオリンピック -アーケード エディション(仮題)』
任天堂とセガのキャラクターがオリンピックで夢の共演をする『マリオ&ソニック』シリーズ。過去に家庭用ゲームとして世界で大ヒット遂げたこのシリーズが、ついにアーケードゲームにデビューする!
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本作は2016年8月にブラジルで開催されるリオデジャネイロ オリンピックを舞台にしたスポーツバラエティゲーム。マリオとソニックやその仲間たちで、巨大な2本のレバーとフットパネルを駆使してさまざまな競技に挑戦する。
ゲームの内容については、2015年7月17日~20日に行われたロケテストのリポート記事をご覧いただきたいが、この日は4台の筐体が設置されており、大勢でプレイが楽しめるようになっていた。
今回のショーで新たに判明した情報は、稼働開始時期が未定から2016年春予定となったことと、aime(アイミー)に対応したやり込み要素もあるということ。
なお、会場で配布された資料によると、競技は今回プレイができた100メートル走、やり投げ、ハンマー投げ、アーチェリー以外にも、4×100メートルリレー、走り幅跳び、100メートル自由形、新体操(クラブ)なども予定しているようだ。