任天堂とセガのキャラクターでさまざまな競技に挑戦!

 東京のクラブセガ秋葉原新館およびセガワールド葛西店で、本日2015年7月17日より2015年7月20日まで、セガ・インタラクティブのアーケードゲーム『マリオ&ソニック AT リオオリンピック -アーケード エディション(仮題)』のロケテストが開催中だ。

アーケードゲーム『マリオ&ソニック AT リオオリンピック -アーケード エディション(仮題)』都内2店舗でロケテスト開催中!_01
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 本作は2016年にブラジルで開催されるリオオリンピックをもとにしたステージで、任天堂とセガの人気キャラクターを操り、さまざまな競技に挑戦するスポーツアクションゲームだ。これまで、開発や稼働予定の情報はアナウンスされておらず、今回がお披露目の場。いわば“サプライズ”のロケテストなのだ。

 記者は、ロケテスト開始直前の“クラブセガ秋葉原新館”でプレイの機会に恵まれた。さっそく史上最速のプレイリポートをお届けしよう(本記事はロケテスト版のリポートです。製品版では内容が変更される可能性があります。あらかじめご了承ください)。

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アーケードならではの操作。全身を使って競技を“体感”!

 まず、注目したいのは、独特のインターフェイスを持った筐体。
 操作は大きな2本のレバー(左右の各レバーの内側にはボタンが付いている)と、足踏みを感知するフットセンサー。レバーは手応えが柔らかく、ストローク(移動)量が多い独特なもの。動かすときは大きなアクションになる。スポーツを題材にしたゲームらしく、全身を使って楽しむ仕掛けになっているのだ。ロケテスト版では2台の筐体を用いて、ふたり同時プレイにも対応していた。

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 登場するキャラクターは、任天堂からはマリオ、ルイージ、ワリオ、ピーチ。セガからはソニック、テイルス、ナックルズ、シャドウ。ゲーム開始時にこの8キャラクターから、プレイヤーキャラクターを選択する。
 収録されている競技は今回のロケテスト版では4種目。スポーツの祭典らしくバラエティに富む種目が楽しめるようになっていた。以下、それぞれの競技の遊び方やポイントを簡単に紹介しよう。

【収録種目その1:100メートル走】
 単純明快、最も速く走った人が勝ちという競技。ただし、ダッシュを模したアクションだけを行うのではないのがポイント。スタートではスプリント走の“クラウチングスタート”のアクションをレバーで行う。両手で左右のレバーを上にあげて“構え”、合図と同時にレバーを下げるとスタートが切れる。
 スタートの後は、ダッシュ勝負だ。素早く足踏みをして速度をあげる。トラック後半にはジャンプエリアがある。ここでうまくジャンプの動作をすると、キャラクターが独自のアクションをくり出してスピードアップ。ゴール間際のアツい競り合いが起こるぞ。

【収録種目その2:やり投げ】
 投てき競技の代表格であるやり投げ。素早く足踏みをして加速をして、リリースポイントに差し掛かったら左右のレバーを操作。このときに、投げる角度の調整ができる。遠くに投げるポイントは投げるタイミングと角度だ。2ラウンド制。

【収録種目その3:ハンマー投げ】
 投てき競技からはさらにもうひとつ、ハンマー投げが登場。まずは左右のレバーのボタンを押すと、ハンマーを持つ動作になる。続いて、そのままレバーをぐるぐると回すと回転の動作が始まる。左右のレバーを同じ向きで素早く回すのが速く回転させるポイントのようだ。やがて、リリースポイントになると、スローモーションに移行する。ここでタイミングよくボタンを放すと、投てき成功! 滞空中もレバーをガチャガチャと動かすことで飛距離が伸びる。2ラウンド制。

【収録種目その4:アーチェリー】
 フィールド上に登場する3列×3層=9個の的を、矢で射る競技だ。的の中心に当てるほど、高いポイントが獲得でき、それぞれの的の合計ポイントを競う。左のレバーで狙いを定めて、右のレバーを下に倒すと、画面のズームとともに弓を引くアクションが始まる。右のレバーを放すと弓を射るぞ。コンボを決めるほどポイントの上昇幅が高くなる。2ラウンド制。

 今回のロケテスト版では、1クレジットで3種目がプレイできた。いずれも独特のインターフェイスで、競技独自のアクションを再現しているのがユニークだ。これぞ、アーケードゲームだから得られる“体感”の楽しさという感じだ。また、スピードやパワーを競う競技であっても、操作の素早さではなく、操作のタイミングを重視しているので、あらゆる層のプレイヤーが楽しめそうだ。

 現在のところ、稼動予定日は未定とのこと。任天堂とセガのキャラクターによるアツい競技をいち早く楽しみたい人は、この週末のロケテストがチャンスだ! ぜひ参加してみよう。