『モンスターハンター フロンティアG』大型アップデート“G8”直前インタビュー 「今年はモンスターイヤーに!」

『モンスターハンター フロンティアG』大型アップデート“G8”の見どころは? プロデューサー・宮下輝樹氏と、運営プロデューサー・関野亮央氏を直撃取材!

●“G8”アップデートの新要素をふたりのキーマンに訊いた! 

 カプコンがサービス中のオンラインハンティングアクション『モンスターハンター フロンティアG』(以下、『MHF-G』)において、2015年7月22日に大型アップデート“G8”が実施される。このアップデートでは、新モンスター“ガスラバズラ”を始め、MHシリーズで人気のモンスター“ジンオウガ”、新フィールド“白湖”(びゃっこ)など、多数の新要素が追加される。そんな気になる新要素について、プロデューサー・宮下輝樹氏と、運営プロデューサー・関野亮央氏に見どころを伺った。

(左)プロデューサー・宮下輝樹氏
(右)運営プロデューサー・関野亮央氏

G8 プロモーションムービー

●新モンスター“ガスラバズラ”とは?

――どのようなコンセプトのモンスターでしょうか?

宮下輝樹氏(以下、宮下) ふだんはとは異なり、怒ると隠れていた凶暴な本性が現れる“二面性”がコンセプトの、獣竜種のモンスターです。変身前と変身後で外見や攻撃内容が大きく変化します。

関野亮央氏(以下、関野) “怒って見た目が変化する”という演出はエスピナスなど、ほかのモンスターも共通して持っている特徴なのですが、ガスラバズラは、ほかのモンスターとの差別化を図るために変化の演出にとくに力を入れました。エスピナスのように静と動の変化が一瞬で切り換わる演出をせずに、“筋肉が隆起して部位が徐々に膨らんでいき、怒りの面が現れる”という内容にしました。ですので、怒り時にちょっとした演出があります。

――どのように攻撃方法が変わるのでしょうか?

宮下 変化前は毒を使った攻撃を行いますが、変化後は毒がなくなり、攻撃力が上昇したパワータイプに変化します。ガスラバズラの持つ二面性によって、だいぶ狩猟法が変化すると思います。ハンター側もそれなりの心構えが必要になりますね。

――変化前後で攻撃への対処に工夫が必要、と。

宮下 変身前は“毒無効”や“状態異常無効”などの毒を防ぐスキルがあれば立ち回りやすいと思います。変身後はパワータイプになるのでいかに攻撃をかわすかが重要になります。

関野 じつは怒っていなくても大技を使ってくるので、ハンターによってはどちらも強いと感じるかもしれません。ガスラバズラは、怒ってからが本番ではなく、通常時も本番なんだと感じてもらえるように調整しています。

――挑戦できるランク帯はいくつでしょうか。

宮下 剛種クエスト(HR100~)とG級クエスト(GR1~)の2種類を用意しています。ちなみにG級の難易度は★7となります。

――ガスラバズラの素材を使った武器の特徴や性能を教えてください。

宮下 武器はモンハンらしさを感じてもらえるように、モンスターのモチーフを残したややゴテゴテとした作りにしています。多くの武器に毒属性が付与されています。剛種武具は、最終的に始種武具まで強化できます。

関野 すべての武器種が圧倒的に強いというわけではありません。ハンターによって性能に対する評価が異なると思います。しかし、ヤマクライ(後述)の防具には状態異常の効果を高めるスキルが付与されているので、そこと組み合わせると相乗効果で状態異常武器が見直され、選択肢の候補として上がるかもしれません。ガスラバズラの狩猟解禁のタイミングでは、武具の生産に悩むかもしれませんが、ヤマクライが実装されて装備構成を考えた際に、「ガスラバズラの武器と組み合わせたら効果的かも」と思ってもらえるとうれしいです。

――防具についてはいかがでしょうか?

関野 片目を隠した、スタイリッシュな感じのデザインに仕上げました。あまりゴテゴテしていないので、ほかの防具と組み合わせやすいと思います。スキルは“抜納術”(抜刀時にスタミナ&回避性能、納刀時に回復速度&気力回復の効果)が発動します。全員が欲しいと感じる効果ではないと思いますが、個々で発動するよりも発動スキルの圧迫を避けられます。武器種によっては、抜刀時にこの効果が発動すれば、納刀時の効果は発動しなくてもいいという考えかたもできます。“抜納術”は好みで切り換えてもらうようなスキルですね。

●ついにやってきた! 遷悠種“ジンオウガ”!

――ついに、ジンオウガが『MHF-G』に登場しますね! この時期にMHシリーズのモンスターを登場させる狙いや意図をお聞かせください。

宮下 モンスターと、それに関連した武具の種類を増やし、ハンターにもっと遊んでもらうこと、ですね。そして、ジンオウガなどの人気の高いモンスターの実装によって『MHF-G』を知らないMHシリーズのハンターにも本作をアピールするという点が狙いです。

――なぜジンオウガだったのでしょうか。

宮下 人気があり、キャッチーなモンスターということで、ジンオウガを選びました。PVを見たハンターからは、「『MHF-G』のジンオウガは手ごわそうだな」という意見を多くいただきました。実装前の反応としては良好だと思います。これまでのシリーズに登場したジンオウガとは、ひと味もふた味も違うモンスターに仕上げています。

関野 ジンオウガやイビルジョーなどを出して欲しいという要望は、以前からたくさんいただいていました。もう少し早く実装できたらなと思っていましたが、調整などに時間がかかり、“G8”で実装ということになりました。

――『MHF-G』のジンオウガはどういった進化を遂げているのでしょうか。

宮下 ジンオウガのエフェクトはすべて作り直し、これまでのシリーズとは異なる広範囲攻撃を多数追加しています。また、『MHF-G』独自の要素に加えて、シリーズでおなじみの動きや攻撃も仕掛けてきます。狩猟時のBGMも“閃烈なる蒼光”がそのまま流れますし、素材の名称も可能な限りそのまま使っていたりと、ジンオウガを知っているハンターにニヤリとしてもらえるような要素を取り入れています。

――挑戦できるランク帯はいくつでしょうか。

関野 遷悠クエスト(HR100~)とG級遷悠クエスト(GR500~)です。G級遷悠クエストの難度は、初の★8です。

――★8はこれまでのランクとくらべ、何か異なるのでしょうか?

宮下 ★8では難易度の変更ができず、元気のみなもとが使えません。遷悠クエスト/G級遷悠クエストでは、報酬にブーストがかかっていて、3回目のクエスト達成報酬までには10枠確定で報酬が手に入ります。ちなみに報酬のブースト効果は、G8パッケージ特典の“先行狩猟チケット”によるクエスト受注時と“狩人応援コース”を利用時にも適用されます。また、GR800以上でクエストをクリアーすると、Lv.50のG級武器をさらに強化するための新素材が手に入ります。

――ジンオウガの素材で生産できる遷悠武器の特徴を教えてください。

関野 FP(フロンティアポイント)で交換できる遷悠武器と同様に“早食い”が発動し、シジルと装飾品が同時に装着できます。

宮下 穿龍棍はオリジナルのデザインですが、それ以外の武器種はシリーズでおなじみのデザインになっています。

――なるほど。では防具のほうはいかがでしょうか?

宮下 遷悠防具のジンオウシリーズは、1部位装備することで“雷属性攻撃強化【大】”のスキルが自動で発動します。また、ユクモシリーズと同様に全体的に耐性値が高いです。

関野 耐性値が高いからといって防具の需要が一気に増加するということはありませんが、あるほうが便利ですし、遷悠防具のみで装備を固めた際の耐性値の高さは、なかなかのインパクトですね。1部位でスキルが自動発動する効果も使い勝手がいいと思います。

宮下 最終的には、異なる遷悠防具を5部位装備したら、どれくらいのスキルが発動するんだろう、と(笑)。

関野 始種防具などのランクアップ効果と併用すれば、発動スキルの強化+遷悠防具の自動発動で、スキルの組みあわせがさらに広がると思います。

――遷悠武具の登場で、防具の組み合わせにまた悩みそうです(笑)。“G8”で登場するほかの遷悠種についても教えてください!

宮下 ジンオウガ、イビルジョー、そしてブラキディオスです。それ以降は、『MHF-G』オリジナルモンスターと遷悠種を月に1体ずつくらいのペースで登場させたい思っています。

関野 やっぱり『モンスターハンター』ですからね。狩猟できる数を増やして今年は“モンスターイヤー”にしていきたいです。

――いいですね! イビルジョーの調整も気になるところです。

宮下 ジンオウガと異なり、帯電などのエフェクトがないのでほかのシリーズと見た目の変化は少ないですが、攻撃が派手になっています。いろんな場面でガブガブしてきたり(笑)。

関野 システム的に乱入は実装できませんでしたが、非常に手ごわい相手になっています。

――ブラキディオスが実装ということは、“爆破属性”も追加されるのでしょうか?

宮下 はい。ブラキディオスが実装されるタイミングで爆破属性も追加します。こちらは少し時間をいただいて、爆破属性の検証と調整をくり返していく予定です。

関野 そのまま実装してしまうとほかの属性の立場が危うくなるので……。ほかの属性との立ち位置のバランスを見つつ、爆破属性が生きるように調整していきたいですね。

――イビルジョー、ブラキディオスの登場時期はいつごろでしょうか?

宮下 イビルジョーは8月19日、ブラキディオスは10月下旬を予定しています。