自身が鍛えた傭兵団で大国の覇権争いに介入せよ！
スパイク・チュンソフトから2015年10月22日発売予定のプレイステーション Vita、プレイステーション4用ソフト『グランキングダム』。本作は、自分だけの傭兵団を編成して、オフラインとオンラインの両方でくり広げられる戦いに挑むタクティカルRPGだ。今回は、バトルまでの流れとともに、傭兵たちを支援するギルドのメンバーや、傭兵団を彩る多彩なユニットに関する情報を紹介しよう。
戦いはオンとオフふたつの戦場で
自身が鍛えた傭兵団で、大国の覇権争いに介入する本作。バトルは、オンラインとオフライン、 ふたつの戦場で異なる戦いが楽しめる。
■ゲームの基本的な流れ
傭兵団結成
多彩な職業（クラス）のユニットから、自身の傭兵団で雇用する者を選択。雇ったユニットで陣形を組み、部隊を編成する。このときのユニットや陣形の組み合わせが、戦況を左右することも。
クエスト＆戦争に参戦
オフラインでは、ギルドに届くさまざまなクエストに挑戦。オンラインでは4大国のいずれかと契約を結んで、国どうしの戦争にいち部隊として参戦。フィールドで敵とのバトルをくり広げる。
傭兵団＆所属国強化
クエストや戦争で得た報酬でアイテム購入や新ユニットの雇用などを行い、傭兵団を強化していく。さらに、戦場で入手した資源を、所属国に献上すると、国自体を発展させることも可能だ。
■“オフライン”でクエスト
プレイヤーの傭兵団が、ギルドに届いた依頼に挑戦するクエスト。メインストーリーを進めるキャンペーンを含め、4種類に分類できる。
＜クエストタイプ＞
キャンペーン：4大国の対立の裏で巻き起こる大事件を描く、本編の物語が展開する
シングル：各国の依頼を請け負うフリークエスト。成功すると依頼国の評価が上昇
トラベル：依頼を受けずに、フィールドを自由に探索。資材調達や宝探しも行える
バーサス：ほかのプレイヤーの部隊と、どちらが先に任務達成するかを競う。成功すると依頼国の評価が上昇
戦場となるフィールドでは、 味方の行動に合わせて、 敵の部隊も同時に行動する。 敵と同じマスになったらバトルに突入。 フィールドでの行動回数は決まっており、 少ない行動回数でクリアーしてボーナスを狙うか、 寄り道して宝箱や資源を回収していくかはプレイヤー次第だ。
■“オンライン”で戦争
全国各地のプレイヤーの傭兵団がそれぞれ契約した国のために戦う。リアルタイムに更新される戦場で、より多くの戦果を上げよう。
＜四大国＞
バルクール連合国：戦いを至上の喜びとする誇り高き戦闘民族が暮らす、戦士の国
フィール女王国：南西にある深き森で、人目をはばかるようにたたずむ小国
マギオン王国：大陸有数の魔法技術を誇る賢者の国。北方の不毛の大地が首都
ランドアース王国：大陸最大の国。誇り高き騎士団に守られる豊かな土地を持つ
＜グランキングダム基礎知識（1） 契約国でのみできること＞
○侵攻提案：
つぎにどのエリアに対し宣戦布告を行うかを提案できる。この提案は同国に所属する全国のプレイヤーとともに行い、その発言力（影響力）は戦争や依頼における活躍度合いで変化する。
○条約投票：
つぎの戦争で掲げるべき条約への投票を行う。条約には、“逃走禁止”など戦闘に影響を与えるものや、兵器の性能を解放するものなどがあり、戦略に大きな影響を与える。
○兵器開発／装備研究：
全国のプレイヤーと共に所属国に資源を投資することで、投石器など戦略兵器の強化や強力な武具の研究・開発を行える。
○国営店：
さまざまな武具が並ぶオンライン専用ショップ。ラインアップは装備研究の成果によって変化する。
＜グランキングダム基礎知識（2） 戦争ならではの要素＞
○兵器配置提案：
作戦開始前にフィールド上の戦略兵器の配置について投票を行い、いかに自陣砦を防衛するかの戦略を練ることができる。
○国王指令：
戦闘で得られるポイントを所属国の他プレイヤーとともに集めることで、王が指令を発動する。中には戦況を覆す一発逆転の大技も！
○支援スキル：
フィールド上でスキルを使用することで他プレイヤーの戦闘に介入。同じ国に所属するプレイヤーを支援することができる。支援には回復から攻撃まで、さまざまなバリエーションが存在する。
○発言：
作戦中に吹き出しで発言することができる。前線の情報を共有することで、より優位に立ち回ることが可能に。
傭兵たちが集うギルドへようこそ！
■ストーリー
オルデイン帝国の崩壊から百余年……。リゾネール大陸では4大国の覇権争いが勃発。長く続く戦火の中、各国に傭兵を派遣する中立組織・ギルドが躍動する。そんな中、ギルドにひとりの新人傭兵団長が現れる。彼の行動が、大陸の命運を左右していく――。
（声：吉野裕行）
傭兵団長である主人公に惚れ込み、リリアスとともに補佐を務める傭兵。みずからの腕に自信を持っており、成り上がりを夢見て戦場に命を懸ける。リアリストな面が強く、人情より損得勘定で物事を判断するが、人として擦れているわけではなく、損にならない限りは人助けも行う。
（声：茅野愛衣）
傭兵団長である主人公の補佐を務める少女。仕事はマメで行動力もあるが、決断を下さずサポートに徹する。傭兵団の運営においては、できる限りリスクを冒さないよう、慎重な判断を求める傾向にある。また、傭兵だからと割り切れず、年相応に人助けや善悪の是非について悩む。
（声：西前忠久）
数々の戦場を渡り歩き、“生ける伝説”としてギルドを束ねる傭兵。老体ながら実力は衰えることを知らず、その腕に心酔する者も少なくない。温厚な性格だが、仕事に対しては冷静かつ割り切った判断を下す。
（声：髙坂篤志）
ギルド最強の名を冠する“白狼傭兵団”の団長。強さにこそ価値を見出し、並いる傭兵たちに決闘を挑む。戦いに固執するがゆえ、ほかの物事を疎かにする悪いクセがある。
