世界一の座を手にした日本人FC“Lucrezia”に話を聞く!

 2014年10月28日に実装された、“大迷宮バハムート:真成編”。『FFXIV』の新生より続く、大迷宮バハムートの締めくくりとなる真成編を、わずか5日間で踏破した日本人のFCが存在する。その名も“Lucrezia(ルクレツィア)”。今回、このLucreziaの主要メンバー3人にインタビューをすることができたので、その模様をお届けしていく。

※本記事は、週刊ファミ通2015年7月2日号(2015年6月18日発売)に掲載された内容を再編集したもの。誌面では泣く泣く落としてしまった話題も掲載しているので、誌面で見たという人も必読!

『FFXIV』でワールドファーストを獲ったプレイヤー集団“Lucrezia”にインタビューを実施! 世界一になるまでの道のりや裏話を根掘り葉掘り聞いてきた!!_01

◆参加メンバー

『FFXIV』でワールドファーストを獲ったプレイヤー集団“Lucrezia”にインタビューを実施! 世界一になるまでの道のりや裏話を根掘り葉掘り聞いてきた!!_05
『FFXIV』でワールドファーストを獲ったプレイヤー集団“Lucrezia”にインタビューを実施! 世界一になるまでの道のりや裏話を根掘り葉掘り聞いてきた!!_06
『FFXIV』でワールドファーストを獲ったプレイヤー集団“Lucrezia”にインタビューを実施! 世界一になるまでの道のりや裏話を根掘り葉掘り聞いてきた!!_04
▲Darkwis Yuya。Lucreziaを結成、マスターを務める。白魔道士をメインにプレイしている。
▲てっくてっく。侵攻編の攻略中にLucreziaに加入。現在はサブマスター。多彩なジョブを使いこなす。
▲Roromio Lulumio。軽快な関西弁で周囲を沸かせるムードメーカー的な存在。メインジョブはナイト。

海外チームの動画に触発され、世界一を獲ろうという意識を持つように

──大迷宮バハムートで日本人FC初のワールドファーストを達成した“Lucrezia”ですが、もとからワールドファーストを狙うために作ったFCだったのでしょうか?

Darkwis Yuya(以下、Yuya) いえ、最初は別のゲームでの知り合いといっしょに立ち上げた、いわゆる“身内FC”でした。邂逅編を攻略中に、海外チームのOrder of the Blue Garter(以下、BG)のワールドファーストの動画を見て、「これはすごい! 興奮するだろうなぁ」と感化されて、つぎの侵攻編から攻略を本格化させることにしました。

──ということは、今日集まったメンバーも最初はバラバラだった?

Yuya そうですね。邂逅編までは、それぞれが別のグループでプレイしていました。侵攻編から人を集め始めて、そこでこのふたりが加入したという流れです。

Roromio Lulumio(以下、Roromio) 僕は侵攻編が始まるときにYuyaに誘われて、そこからいっしょに活動するようになりました。

てっくてっく(以下、てっく) 自分は、侵攻編の3層までは別のサーバーでプレイしていて、そのとき組んでいたグループは、4層はしばらく攻略しないということだったので、攻略に積極的なチームを探していました。そうしたら、LodestoneでYuyaの記事を見つけて。それでLucreziaにたどり着きました。

──サーバーを移動してまでというのは、なかなか勇気が必要だったのでは?

てっく サーバー移動したのは、メインとは別のキャラクターだったのですが、そのくらい自分は4層を攻略したかったんですよ。

Yuya ちょうどこちらも人数が足りていなくて、それじゃあという感じで。

──その侵攻編も、ワールドファーストまであと少しでしたよね?

てっく 順番的に言うと世界で3番目になりますが、いちばん最初に踏破したBGと比べると、1週間以上遅れを取っていますね。

──ちなみに、皆さんがリアルで顔を合わせるのは初めてだったりしますか?

てっく Yuyaとは、真成編でワールドファーストを獲ったときに開催した打ち上げで一度会っているのですが、Roromioとはじつは初顔合わせなんです。

Yuya 初めて会うけど、いつも聞いている声だから、不思議な感じがするよね(笑)。

──さて、ワールドファーストを目指すと決めて、実際にはどのようにしてメンバーを集めていったのでしょうか?

Yuya まずは、Alexanderサーバーの中でいつもいっしょに遊んでいたプレイヤーに声をかけて、メンバーを集めていきました。

──随時、上手な人をヘッドハンティングしていった感じですか?

てっく そうなんですけど、一気に変わったのは、侵攻編が終わってからだと思いますね。侵攻編を踏破した後に自分たちの活動を振り返ってみて、つぎのレイド攻略で海外のチームに勝てるのかと考えたら、このままではまずいという話になりました。そこで、既存メンバーの意識改革と、ほかのサーバーでもやる気のあるプレイヤーを見つけたら声をかけるというような感じで、本気でワールドファーストを獲りにいくと覚悟を決めました。

Yuya それが侵攻編零式の実装前かな。

──侵攻編零式は、侵攻編の“ハードモード”という位置づけだったので、大きくは取り沙汰されなかったのですが、ワールドファーストを獲得しましたよね。

てっく はい。自分たちの意識改革を行っているところで零式が企画されたので、「よし、これはワールドファーストを狙うぞ」と。

──そして見事、侵攻編零式でワールドファーストを獲得して、本命である真成編へと続いていくわけですが、真成編の実装前に何か準備をしていたことはあったのでしょうか?

Yuya 侵攻編零式が実装されてからは、既存のメンバーも、新しく入ってきた人も、いっしょになって零式を攻略していました。当時はまだ週制限がかかっていたので、クリアーしやすい1層や4層から手を付ける感じで。

てっく それと、動画を撮るようにして、クリアー時間や立ち回りをチェックしたり。2パーティで攻略していたこともあり、比較してライバル意識を持たせていましたね。

──つねに競争状態にしていたと。その2パーティの中から、真成編の攻略メンバーを選抜していったのですか?

Yuya 侵攻編零式をクリアーしていたメンバーは、新しく入ってきたメンバーとは少なからず差を感じていました。ですので、侵攻編零式でワールドファーストを獲得したときのメンバーをメインに編成しました。

てっく もちろん実力重視なので、入れ替わる要素もあったんですけど、侵攻編零式後からだと、そこまでメンバーの入れ替わりはありませんでしたね。本当に一部です。

──なるほど。そうした技術を磨く準備も必要ですが、装備の用意や金策などはどのようにしていたのでしょうか。

Roromio 金策はずっとしていましたね。

Yuya 目標金額を決めて金策をしていました。あのときは確か全員2000万ギル貯めようと。

てっく みんなでそう決めたんですけど、じつはこのRoromio君は、100万ギルも貯まっていなかったという……(笑)。

Roromio いや、100万は貯まっていたよ! だって、錬精をしても、白いやつ(安価で取引されている防○系のマテリガのこと)しか出なかったんですよねぇ(苦笑)。赤いやつ(雄略/武略/天眼のマテリガのこと)とか、出ないんですよ。

Yuya あとはそれに加えて、全員、メインジョブのゾディアックウェポンのネクサスを完成させることも目標にしていたよね。

てっく 新式防具のクラフトに関しては、最初の数日はマーケットだったり、同じサーバーにいる知り合いを頼っていましたが、3日目以降はすべて自分が製作していました。攻略の合間に秘伝書を獲得していたので、メンバーに素材を持ち込んでもらい、それを使って自分が防具を完成させるという形でしたね。

──FCにクラフト専用部隊がいたわけではないのですね。

Yuya そういうメンバーはいないです。

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わずか5日間で真成編を踏破。いったいどのように活動していたのか?

──真成編が2014年10月28日に実装されて、わずか5日間で全層踏破するわけですが、どのように時間を使っていたのでしょうか?

てっく パッチ当日とそのつぎの日の2日間だけは、仕事の人も全員休みを取って、メンテナンス後すぐに真成編への挑戦を開始しました。

Yuya 1層は実装から2〜3時間で、2層は翌朝の4時くらいにクリアーできました。

──それまで、休憩はいっさいなし?(笑)

てっく いえ、1層をクリアーした後に休憩を取ったのですが、いまから2時間のうちに風呂、メシ、あと身の回りのこと全部済ませてこいと(笑)。

Roromio 2層は、ちょっと様子を見るだけのつもりだったんですけど、全員が「これはいけるな」と感じて、0時ごろからぶっ続けで。

──途中、眠くなったりは?

Yuya アドレナリンが出ていましたから(笑)。

てっく やっぱり、ほかのチームもすぐに1層をクリアーしていたので、少しでも2層の情報をつかんでおきたいという気持ちがあって、眠さはなかったですね。

Roromio あのとき、BGがいるExcaliburサーバーに障害が発生していて。それで「いまがチャンスだ!」って(笑)。

──思惑通り(?)、この時点で2層を最速で踏破したわけですが、その後は?

てっく 休みは2日目となり、いったん睡眠を取って、8時間後くらいに3層の攻略を開始しました。そのとき、“Collision”(※海外の強豪FC。現在は解散し、元メンバーの大半がElysiumというFCで活動している)がすぐそこまで迫ってきていたんです。自分はつぎの日が学校だったので、夜には寝ようと思っていたのですが、これは負けられないと、朝方までプレイしていました(笑)。

Yuya このときは、フェニックスの体力が残り10%くらいまでいけていたんだよね。

てっく でも、集中力が切れてきたので、1時間ほど休憩を取ったんです。そうしたら、Roromioがそのまま起きてこなくて(笑)。しかたなく、いったん寝たのですが、起きたらCollisionが3層を突破していて(苦笑)。

──2日間、ハードでしたしね(笑)。

Roromio すいませんでした……(笑)。

てっく もちろん、それを深く責めたりはせず、3層は先に行かれちゃったけど、残りは4層があるから、気合入れていくぞと。

Yuya 3層で負けたことで、逆に気が引き締まったかなというのはありますね。

てっく そして3層は、3日目の夜に1〜2トライですぐにクリアーできちゃったので、そこから4層という感じです。

──この時点で、仕事や学校を終えてからの攻略ですよね?

Yuya 全員が集まれる夜9時ごろから深夜の1〜2時くらいまでが練習時間ですね。

──学校や仕事に行っているあいだは、気が気ではなかったのでは?(笑)

てっく 自分は、学校の休み時間のあいだは、海外の強豪チームが4層をクリアーしていないか、TwitterやWebをずっとチェックしていましたね(笑)。

──実際、4層の攻略にはどれくらいかかったのでしょうか?

てっく 15時間くらいだと思います。真成編4層は、その時点での装備では、DPSチェックがかなりきつかったんです。

Roromio 一度、時間切れを経験しているのですが、そのときのバハムート・プライムのHPが残り20%もあって。

てっく DPSが圧倒的に足りないということがわかって、新式装備を揃えるために、一度攻略の手を止めました。

──え? てっきり、3層あたりからガチガチの新式+禁断装備かと思っていました……。

てっく 3層で、DPSの何人かが、新式装備を数部位作っていたくらいです。ヒーラーの自分は、3層まで新式装備はゼロでした。本格的に新式を揃えたのは4層からです。そこで装備を見直した後、うまく最終フェーズまで行けた回に、そのままクリアーできました。

──いくら5禁の新式で身を固めたとはいえ、武器はネクサス(IL115)ですし、相当きつかったはずですが、ワールドファーストを達成できた要因は何だと思いますか?

Yuya 自主的に取り組んできたタイムアタックや侵攻編零式の攻略が効いていると思います。そこで、DPSの出しかたやヒーラーが攻撃するタイミングなどを学べたので。それがなければ、4層のDPSチェックは超えられなかったのではと思います。あとは、新式装備の力が大きかったですね。

攻略までの道のりや裏話など細かい話も聞いてみた!

──攻略の最前線にいる人たちは、どのようにして攻略を進めているのでしょうか。

Roromio 敵のアクションを見たら、それがどのようなものかを完全に理解するまで、その部分をプレイし続けていましたね。

てっく 自分が動画を撮影していたので、リキャスト待ちなどにそれを全員で見て、意見を出し合って。そのくり返しです。

──メンバーからさまざまな意見が出ると思いますが、その際に言い合いになったりは?

てっく それぞれの意見は可能性を否定せずに、「つぎはそれを試そう」といった感じですべて答えを出していくので、揉めたことはないですね。

Roromio 言い合いをするくらいなら、さっさと試しちゃおうと。そのへん、わりと全員がオートマチックなんですよ。

てっく 攻略中のミスに関しても、強く注意したりはしないで、みんな楽しくプレイしながら攻略を進めています。じつは、侵攻編零式2層のとき、一度だけ強くミスを指摘してしまったことがあって……。あれは反省しました。

Roromio 多分、みんなが雰囲気作りを大事にしていると思いますね。

──BGの彼らも似たようなことを言っていましたね。では、真成編でとくに詰まったギミックは?

Roromio 2層の最終フェーズに出てくる、魔科学粒子散布のギミックですね。僕たちは難しく考えすぎてしまって、線を延ばしてみたり、クロスさせてみたり、フィールドになぜかちょうど4つある赤い丸の上に、線が付いた4人が乗ってみたり、かなり模索しました。

てっく 真成編を通して、ギミックの解析にいちばん苦労したのが、これでしょうね。

──それはかなり意外です(笑)。あとはすんなりとわかった感じですか?

Roromio 自分は、アク・モーンも最初はわからなかったです。これは、食らってはいけない“死にギミック”だと思っていて。

Yuya 線を交換するのかも? と思ってDPSに渡したら、そのまま消し飛んだり(笑)。

Roromio あと、僕たちはIL90の新式アクセサリーに活力のマテリガを禁断装着してHPを増やしていたので、いわゆる正攻法ではない方法で処理したギミックもいくつかあります。

てっく 2層の“シード・オブ・シー”と“シード・オブ・リバー”は、本当は散開したり密集したりして対処するんですけど、僕たちは学者の野戦治療の陣を使って無理矢理耐えていたんですよ。それで耐えられちゃったので、僕たちは正しい解法を知らなくて。痛い攻撃が2回連続で来る、それくらいの認識でした。それで、僕たちの動画を見た人から「こいつら避けてない!」って、よく言われましたね(笑)。

Yuya 強引だけど、ほかの攻略法を試すよりも時間短縮できました。

てっく 僕らがアップロードしている攻略動画(初クリアーのもの)は、詰められたものではないので、本来の攻略法とは違うものもあります。でも、早期攻略においては、たとえ攻略法が間違っていたとしても、自分たちのやりかたで突破できればそれでいいと思っているので、そこを最適化せずに、つぎのギミック、つぎの層の攻略に時間を使います。

Roromio けっきょく最後まで正しい対処法がわからなかったギミックは、3層の延焼と誘爆というデバフですね。

てっく あのギミックは、ちょうど自分のアイデアがうまく通って、すぐ突破できてしまったので、詳しい情報がわからなかったんです。

Roromio 公式ガイドブックにギミックの詳細が書いてあって、みんなで「これ、頭割りだったのか!」って驚きました(笑)。

てっく 紫色のデバフアイコンの延焼が本来頭割りで受けるんですけど、僕らは紫色なら必ず鼓舞を入れて、余裕があればストンスキンを、緑色ならそれほど痛くないからラッキー程度に考えていましたね(笑)。

──そうだったんですね(笑)。ちなみに、侵攻編零式を除く、邂逅編、侵攻編、真成編で、いちばん難しかったと感じた層はどこでしょう?

Yuya 自分は邂逅編5層ですね。あのときは突破までにすごく時間がかかりました。

Roromio 自分も邂逅編5層をクリアーしたときは、すごく気持ちが入りましたね。

てっく 自分も邂逅編5層がもっとも印象に残っています。もちろん、当時の自分を含めて、まわりのパーティメンバーがゲームに慣れていないという部分があると思うんですけど、それでもいろんなギミックが詰まっていて。ギミックの初体験という部分が大きかったと思いますね。それまでに体験したギミックともぜんぜん違って、いちばん手こずりました。

──確かに、ダイブボムやツイスターなど、さまざまなギミックが盛り込まれていて、どれも当時では真新しさを感じましたよね。

てっく そもそも僕はPvPゲームの出身なので、MMORPG特有のルールも新鮮でしたね。たとえば、“ダメージを頭割り”という仕組みも最初は知らなくて。

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Lucreziaメンバーによる『FFXIV』上達法&秘技

──皆さんから、いまよりもスキルアップしたい人に向けて何かアドバイスはありますか?

Roromio タンクは、IL90で極ガルーダ、極タイタン、極イフリート戦を集中的にプレイすると、かなりいい練習になると思います。極蛮神戦は、神コンテンツですよ!
(編注:事前にパーティを組んで挑みましょう。コンテンツファインダーでは推奨できません)

てっく 僕は、動画を撮影して、それを見直すことが上達につながると思います。あとは、環境を変えてみることが大事だと思いますね。自分よりも上手な人が集まる環境に飛び込めば、意識も変わるし、技術も盗めますし。

Yuya ヒーラーは、もうひとりのヒーラーとコミュニケーションをしっかり取ることですね。相方の動きがわかっていれば、行動の選択にも幅が出てくるはずです。

てっく 有効なアクションがどれもリキャスト状態のとき、「なんもねえ!」とか言ったり(笑)。

Roromio それで、「(なんもねえから)ブロックして」って言われますからね(笑)。
(編注:ブロックは確率で発動する)

──それは(笑)。あとは、誰もが気になる、DPSを出すコツみたいなものってありますか?

てっく アクションの仕様をしっかりと理解することでしょうか。DoTやバフ、デバフは、その効果を正確に知っていないと最適なスキル回しはできないと思うので、とにかく理解することがDPSを伸ばすために重要なことだと思いますね。

──ものすごく真っ当なアドバイスですね(笑)。何と言いますか、誰も知らないぞっていうようなマル秘テクニックとかは……

てっく では、戦闘技術以外のことで……。最近だと、そこそこ広まっているテクニックなのですが、マテリアの禁断装着をするときって、成否によって喜んだり、ガクッとするモーションが挟まれるので、連続で装着できないですよね。じつは、木人の前に立ってオートアタックをしながら禁断装着をすると、モーションがキャンセルされて、すごい勢いで禁断できるんです。そのぶん、マテリアも一気に消費されるわけですが(笑)。

Roromio みんなが知りたいのって、それじゃなくない?(笑)

──いやいや、たいへん参考になる情報です(笑)。もちろん、FCから門外不出の情報もあるわけですよね?

てっく そうですね。細かく計算したり、何人かで協力しながら研究しているものもあるので、僕が勝手に言うことはできないんです。とはいえ、公開している動画からある程度は情報が取れると思います。

──では、ちょっと質問の趣向を変えて。『FFXIV』の好きなところはどこですか?

てっく 僕は、人がいっぱいいるところですね。人がいっぱいいるゲームだからこそ競い甲斐がありますし、オンラインゲームは人がいてこそだと思います。

Yuya 自分は、難しいコンテンツを攻略したときの喜びをみんなで共有できるところですね。

Roromio 僕は、ララフェルがかわいいところですね。僕のキャラ、かわいいんですよ(笑)。

──そういう愛情も大事ですよね(笑)。では、『FFXIV』に対しての要望はありますか?

Roromio ハウジングなんですけど、エターナルバンドしたどうしでハウジングを共有させてほしいですね。

てっく もう、エタバン勢はいいよ……。

Yuya 金策もしないで……。

Roromio 僕の個人部屋、めちゃくちゃ凝ってるんですよ。

てっく 金策やれよって言ったら、「畳買った!」とか言ってるし……(笑)。

Roromio 畳いいんですよ。ふすまもすごいですしね。

──Roromioさんはそういうキャラだったんですね(笑)。Yuyaさんやてっくてっくさんは何かありますか?

Yuya タイムアタックを公式で入れてほしいですね。いまはプレイヤーが自主的にやっていて、広がりつつありますけど、やはり公式の機能として実装してほしいです。それで、Lodestoneでランキングを見られたりとか。そういうところでも競い合えるというのは、モチベーション的にもいいことなので。

てっく 僕はPvPですね。ウルヴズジェイルをテコ入れするときに、やっぱり人が増えるようにしてほしいです。ライトユーザーも楽しめて、ヘビーユーザーも楽しめるようなウルヴズジェイルを期待しています。

──では最後に、今後のLucreziaの活動について教えてください。

Yuya エンドコンテンツでワールドファーストを狙うのは、つねに目標としてあります。PvPも盛り上がっていけば、Lucreziaとしても参加していきたいですね。

◆Lucrezia関連Twitterアカウント
FF14 Lucrezia
†漆黒の騎士† DarkwisYuya
てっく/Renos/Nacio@FF14
おかみ/Roromio≪162≫