ゴッドイーターたちの祭典! “ゴッドイーターフェス2015”をリポート

2015年6月28日にベルサール秋葉原にて開催された“ゴッドイーターフェス2015”。その模様をリポートする。

●5年ぶりの単独イベント

 バンダイナムコエンターテインメントの人気マルチプレイアクション、『GOD EATER(ゴッドイーター)』シリーズの単独イベント“ゴッドイーターフェス”が、ベルサール秋葉原にて開催。2010年7月11日に第1回が開催されて以来、じつに5年ぶりの2回目となる。

 まずは、会場まわりからチェック。

▲おなじみの巨大バルーンヴァジュラがお出迎え。神機使いのフィギュアも合わせて展示。

▲幕営シーンを再現した撮影コーナー。

▲パチスロ ゴッドイーターの体験コーナー。シミュレーターアプリと実機でそれぞれ試遊できる。

▲『ゴッドイーター』にちなんだドリンクが楽しめるカフェコーナー。

▲会場の数ヵ所にスタンプラリーのポイントが設置。

▲ラバーマスコットのガシャポンコーナー。

▲秋葉原にオウガテイルが出現!?

▲地下1階では、ゲーム大会“フェンリルカップ2015”の関東予選を実施。

▲予選は、シングル部門とペア部門ともに開催。

▲地下1階には物販コーナーも。このエリアだけでは待機列が収まりきれず、地下から1階に出て、さらに会場周辺をぐるっと1周してしまうほどの行列が!

▲キャラクターデザインを手掛ける小林くるみさんの特設サインコーナー。

●『GOD EATER 2 RAGE BURST(ゴッドイーター2 レイジバースト)』のアップデートVer.1.30が本日(2015年6月28日)18時より配信!

 最初のコーナーでは、『GOD EATER 2 RAGE BURST(ゴッドイーター2 レイジバースト)』のアップデートVer.1.30の情報が伝えられた。

▲左からMCの森一丁氏、プロデューサーの富澤祐介氏、総合ディレクターの吉村広氏、ディレクターの依田優一氏。

 アップデートVer.1.30では、ミッションやNPCのアビリティの追加、雑誌や書籍などで展開した先行配信コンテンツの解放などに加え、新たにふたつのエピソードを収録。ひとつ目の物語は、ストーリーで重要人物だったグラスゴー支部の神機使い、ケイトと、彼女の同僚だったハルオミ、そしてギルバートの3人を中心とした物語が展開する“ケイトの願い”。ふたつ目は“シュトラスブルグの父”というタイトルで、極東支部に身を置く神機使いであるエミールとエリナがメインとなったショートストーリーが綴られる。グラスゴー支部の3人に関するストーリーでは、“デレン・ダラグリッシュ”、エミールたちの物語には“エミール父”と呼ばれる新キャラクターがそれぞれ登場するとのこと。

▲新ショートエピソード“ケイトの願い”。

▲新キャラクターのデレン・ダラグリッシュ(声:宝亀克寿)。

▲もうひとつの新ショートエピソード“シュトラスブルクの父”。

▲エミール父(声:坂口哲夫)。

 これにとどまらず、ケイトは“追憶のケイト”として、さらに“ナナ”の母親である“ヨシノ”が“追憶のヨシノ”として戦闘に参加可能なNPCに追加されるという情報が発表。会場からはひと際大きな歓声が上がった。

▲追憶のヨシノ。

▲追憶のケイト。

▲雑誌や書籍、初回特典などで展開された先行配信コンテンツを誰にでも利用できるように解放する。

 テレビアニメ『ワールドトリガー』との衣装コラボレーションも実現。オサムと小南の衣装が登場する。

 アップデート情報の後半に差し掛かると、ユーザーから募集したブラッド隊員&リヴィの衣装コンテストの入選作品を発表。トップバッターはジュリウス。戦闘服とは程遠い、農作業服姿となった彼の姿がスクリーンに映し出されると、客席からは大きな笑い声と歓声が。シエル、ギルバート、ナナ、ロミオ、リヴィの順に、個性的な衣装が出てくるたび、どよめきが起こっていた。

▲“ぶぶ”さん考案のジュリウスの追加衣装“ブラッド特装農作業衣”。

▲“シグマサ”さん考案のシエルの追加衣装“影衣”。

▲“シナ”さん考案のギルバートの追加衣装“ビリヤードプレイヤー”。

▲“mugikara”さん考案のナナの追加衣装“キャットパーカー”

▲“いんでー”さん考案のロミオの追加衣装“月食ノ夜衣”。

▲“仲宮”さん考案のリヴィの追加衣装“情報局特務少尉制服”。

 最後に、追加衣装を着たNPCたちの姿を実機で披露することになり、観客の視線がスクリーンへ。すると、先ほどのどの衣装でもなく、なんとジュリウスの不気味な着ぐるみ(?)が画面にアップで映し出された。二頭身ほどの体格に、不釣り合いなほど大きな目、そして何より、上着以外の衣服をまとっていないという、誰もが予想できなかった“不意打ち”に会場には大きな笑い声が響く。ジュリウスに似せた着ぐるみは、吉村総合ディレクターが、いい案が出なかったときのために作っておいた、保険用の衣装だったとのこと。

▲吉村総合ディレクター考案のジュリウスの追加衣装“はいてない”ジュリウス着ぐるみ。

 その後、改めてブラッド隊員の新衣装を披露。さらに、『暗殺教室 殺せんせー大包囲網!!』と『新次元ゲイム ネプテューヌVII』とのゲーム内コラボ情報を紹介。最後に、気になる本アップデートの配信日が本日(2015年6月28日)の18時からというサプライズが飛び出し、喜びの声と熱気に包まれたまま、最初のコーナーは幕を閉じた。

●開発者がパチスロに挑戦?

 アップデート情報コーナーに続いて行われたのが、“パチスロ ゴッドイーター”チャレンジのコーナー。このコーナーでは、絶賛配信中のスマートフォン向けアプリ『パチスロ ゴッドイーター』を使い、富澤プロデューサーと吉村総合ディレクターの勝負が行われた。

▲ステージには、山佐のパチスロでおなじみのキャラクター、ケロットも登壇。

 本アプリは、好評稼働中の“パチスロ ゴッドイーター”をスマートフォンで手軽に楽しめるシミュレーター。演出なども忠実に再現されているので、レーティング対象の12歳以上であれば、誰でも気軽にパチスロ ゴッドイーターを体験できる。

 さて、肝心のふたりの勝負は、AT中のレア役、またはリプレイ成立時に一定確率で突入する“神機解放”モード中に上乗せされるゲーム数の多さを一発勝負で競うもの。ちなみに、モード中には『ゴッドイーター』のキャラクターが登場し、コウタ→ユウ/アキ→アリサ→ソーマ→サクヤの順で期待値が高く、アリサ以上が出現した場合は継続が確定する。

▲客席に見守られながらのスロット打ち。

 最初に挑戦した吉村総合ディレクターは、60ゲームを上乗せしたところでモードが終了。終了時の復活チャンスには残念ながら失敗し、最終的な上乗せゲーム数は60ゲームという結果に。続いて挑戦した富澤プロデューサーは、まさかの20ゲームで終了! 圧倒的大差での敗北かと思えたが、復活チャンスをモノにして、着実にゲーム数を積み重ねて65ゲームでフィニッシュ。わずか5ゲームの差ながら、この勝負は富澤プロデューサーの勝利に終わった。

 勝者の富澤プロデューサーには、山佐のパチスロに登場するカエルのキャラクター、ケロットのかぶりものと、今回の対戦で使用された『パチスロ ゴッドイーター』のPRをする権利が贈られた(どんな権利?)。本アプリは、2015年7月13日にアップデートが行われ、今回の対戦で使用された“神機解放”状態から遊べるモードが追加される予定。

▲吉村総合ディレクターにかぶりものをセットされる富澤プロデューサー。

▲勝者なのに、なぜかPRをすることに……。

●情報盛りだくさんの出張版“フェンリル広報部”

 フェンリル広報部は、テレビアニメ版『ゴッドイーター』が2015年7月5日から放送開始にともない、6月からラジオ配信サイトの音泉で始まったラジオ番組。主人公・空木レンカ役を務める木島隆一さんと、竹田ヒバリ役の伊藤かな恵さん、楠リッカ役の小見川千明さんの3人がパーソナリティを務め、『ゴッドイーター』に関連したさまざまなコーナーに挑む。このコーナーは、その出張版だ。

 開始時刻になると、パーソナリティー3人が登壇し、続いて富澤プロデューサーと吉村総合ディレクターが登場。さらに、テレビアニメ版の制作を担当しているUfotableの代表取締役・近藤光氏をゲストに加え、まずはテレビアニメ版の『ゴッドイーター』について話すことに。

▲いちばん左端が近藤光氏。パーソナリティは、左から木島隆一氏、伊藤かな恵さん、小見川千明さん。

 極東支部のロビーや神機適合試験の試験場のカラー資料を見つつ、テレビアニメ版とゲーム版による映像で表現する広さの違いなどを説明。つぎに、極東支部と周辺の建物1軒1軒を鉛筆による手描きで繊細に表現した美術設定や、キャラクターの綿密な設定画が公開された。資料を交えながら、富澤プロデューサーは、Ufotableのアニメ版制作に臨む姿勢の真剣さ、アニメだからこそできる『ゴッドイーター』の描写を表現したいという強い思いなどを熱く語っていた。ゲームでは描かれていない、神機を手に取って出撃するまでのシーンもあるようで、神機をメンテナンスする橋渡し役であるリッカは、テレビアニメでは深く掘り下げられるかもしれない……とも。なお、バンダイチャンネルを始め、ニコニコ生放送やPlayStation Videoでも放送および配信を予定しているため、テレビで見逃してしまっても、さまざまな視聴方法が用意されている。

 近藤氏が降壇後、富澤プロデューサーはブルーレイディスクに関する情報を発表。1巻の発売日は2015年10月29日で、特製スリーブやブックレット、スペシャルミュージックCDなどの特典が付属するとのことだ。さらに、アニメイトやゲーマーズ、とらのあななど、予約する店舗ごとに異なる予約特典があることも明かされた。

■TVアニメ「GOD EATER」

Blu-ray vol. 1 特装限定版
2015年10月29日 発売

価格:5,000円(税抜)

【仕様】
BCXA-1017 / 1話収録 / (予)25分+映像特典 / DTS-HD Master Audio (2.1ch)、リニアPCM (ステレオ) / AVC / BD25G / 16:9 <1080p High Definition>
※特装限定版は予告なく生産を終了する場合がございます。

※全7巻予定、以降毎月リリース
※第2巻〜第7巻:各2話収録/各7,000円(税抜)

 続いて、バンダイナムコエンターテインメントのアプリ『テイルズ オブ アスタリア』とのコラボと、それにともなうイベントが2015年6月30日から7月31日まで開催されることが決定。

 耳寄りな情報が続く中、最後には主題歌を担当しているOLDCODEXからのメッセージ映像が届き、観賞後には実際にテレビアニメで流れる曲『Feed A』の一部を試聴。突然のサプライズに観客は喜び、会場の熱気は増す中、アニメ版の話はひと区切り。つぎに、フェンリル広報部で行われているコーナーのひとつを、3人が実践することに。

木島隆一さんの恥ずかしがるクセを治せ!

 コーナー開始直前に、前からスペシャルゲストとして知らされていた、雨宮リンドウ役の平田広明さんが登場。フェンリル広報部が自分にとって初のラジオだという木島さんに対し、平田さんや伊藤さん、小見川さんが、空木レンカを演じてみてレンカをどう思うかなど、さまざまな質問をして木島さんをいじる一面もあった。慣れない状況に木島さんは翻弄されつつも、彼自身がメインのコーナー“こんな状況…覆してやる!!!”に挑戦する。このコーナーは、リスナーから送られてきた“きびしい状況”とそれを覆る方法を聞き、木島さんが実践するという内容だ。

 今回リスナーから送られてきた内容は、木島さんの恥ずかしがり屋な一面を治すため、伊藤さん、小見川さんのふたりと5秒間視線を合わせて向き合ってほしいというもの。どちらを選んでも勝てそうにないと言い、さっそく慌てる木島さんだが、葛藤の末、まずは小見川さんを指名。照れ顔なんとか目標を達成したかと思いきや、照明で木島さんの顔が見えなかったという平田さんの要望に応え、再戦することに。またもやこなせたかのように思えたが、観客による木島さんの勝敗を決める多数決の結果、敗北。

▲がんばって恥ずかしさを耐えたのだが、平田さんに突っ込まれ、なかったことに……。

 リベンジのため、つぎは伊藤さんと目を合わせるが、伊藤さんが不意に木島さんの目の前まで近づくという奇策を披露。観客席から驚きの声が。思いもよらぬ行動に耐え切れなくなった木島さんは顔を背けてしまい、けっきょく2連敗。負けこそはしたものの、木島さんの奮闘ぶりに会場はますます盛り上がってきたところで、彼のコーナーは終了した。

▲伊藤さんの奇策! ち、近いです!!

 前のコーナーによる興奮が冷めやらぬうちに、今度は『ゴッドイーター』シリーズの最新作『GOD EATER RESURRECTION(ゴッドイーター リザレクション)』(以下、GER)の情報が公開。

▲ステージには、『GER』のディレクターを務める渥美航氏が登壇。

 本作は、2010年に発売された『GOD EATER BURST(ゴッドイーター バースト)』(以下、GEB)にさまざまな要素を加えてパワーアップさせた作品だ。ストーリーは、初代『ゴッドイーター』と『GEB』に相当する。『GER』は、プレイステーション4(以下、PS4)とプレイステーション Vita(以下、PS Vita)でリリースされるため、画質はより美麗になったことや、『GOD EATER2(ゴッドイーター2)』(以下、GE2)に続く新たなストーリーが収録されている点、武器種は前作『GE2』までに登場した全6種が使えることなど、本作の特徴を富澤プロデューサーが細かく説明した。

▲神機は最新作準拠の6種類が使える。

▲宿敵ディアウス・ピターが超絶強化!?

 また、スライディング中や空中など、さまざまな状況で捕喰が可能となる“プレデタースタイル”については、本作のディレクターの務める渥美さんが仕様を説明。その後、『GER』のPVが初披露となった。

 プレデタースタイルの情報はすでに公開されているものの、PV中で実際に主人公がプレデタースタイルを決めるシーンが流れると、そのかっこよさに会場からは大きな歓声が上がった。さらに、初代『ゴッドイーター』から登場しているアラガミ“ディアウス・ピター”が、背中に備わった二対の赤いブレードのようなものを使ってくり出す新たな攻撃技には、観客は大いに驚いていた。

▲プレデタースタイルの一部が公開。

 今回流されたPVでは、プレデタースタイルを用いた戦闘シーンや、初代『ゴッドイーター』と『GEB』の追加ストーリー、『GER』で追加される新ストーリーが垣間見られ、新要素と進化した点の両方を堪能することができた。プレデタースタイルについては、スライディン中、空中、横薙ぎ、頭が三叉に分かれた大きな捕喰の4種類が確認できたが、富澤プロデューサーや渥美氏いわく、ほかにもまだまだ種類があるとのこと。

 さらに、PV内で発売日は2015年10月29日になることが明かされたほか、初回封入特典ではアナザーキャラクターのリンドウを入手可能なことが判明。こちらのバージョンのリンドウが所持している神機は、のこぎり状の赤いロングブレードではなく、チャージスピアになっていた。

 フェンリル広報部も終盤に差し掛かると、ここで“クロスプレイパック&アニメ”と呼ばれる製品が、『GER』やアニメのブルーレイ1巻と同じ10月29日に発売されることが判明。なんと、『GER』のPS4&PS Vita版(ダウンロード版)と、アニメ版『ゴッドイーター』の1話を収録したブルーレイがセットになっているという、超お買い得な内容だ。ゲーム版とアニメ版の両方をまんべんなく楽しみたいという方のために……という考えのもとに実現したらしい。

【製品名】
GOD EATER RESURRECTION クロスプレイパック&アニメVol.1(限定生産)
GOD EATER OFF SHOT<リンドウ編> クロスプレイパック&アニメVol.2(限定生産)
GOD EATER OFF SHOT<アリサ編> クロスプレイパック&アニメ Vol.3(限定生産)
GOD EATER OFF SHOT<ソーマ編> クロスプレイパック&アニメVol.4(限定生産)
GOD EATER OFF SHOT<シオ編> クロスプレイパック&アニメVol.5(限定生産)
GOD EATER OFF SHOT<コウタ編> クロスプレイパック&アニメVol.6(限定生産)
GOD EATER OFF SHOT<サクヤ編> クロスプレイパック&アニメ Vol.7(限定生産)

【価格】
PS4版:6,170円+税
PSVita版:5,210円+税
クロスプレイパック&アニメVol.1:9,980円+税
クロスプレイパック&アニメVol.2〜Vol.7:7,800円+税

【発売日】
Vol.1 2015年10月29日
Vol.2 2015年11月26日
Vol.3 2015年12月23日
Vol.4 2016年1月28日
Vol.5 2016年2月25日
Vol.6 2016年3月24日
Vol.7 2016年4月21日

※クロスプレイパック&アニメは、TVアニメ「GOD EATER」のBlu-rayディスクに加えて、Vol.1はPS4/PS Vita「GOD EATER RESURRECTION」、Vol.2〜Vol.7は、PS4/PS Vita「GOD EATER OFF SHOT」が同梱されています。
※同梱されているゲームは、PS4版(ゲームディスク)、PS Vita版(ダウンロード版がダウンロードできるシリアルコード)となります。
※シリアルコードをご利用頂くには、インターネットへの接続が必要です。また、ゲームのダウンロードにはSony Entertainment Networkのアカウントが必要です。
※シリアルコードの有効期限は購入から6カ月以内となります。

 これで終わりかと思いきや、最後になんと、もうひとつの新作情報を発表。タイトルは『GOD EATER OFFSHOT(ゴッドイーター オフショット)』。アニメのブルーレイ2巻以降に毎回付属されるという。フェンリルの広報活動の一環として、神機使いたちの写真を撮るべく、依頼を受けた主人公が仲間に1日密着取材をするというストーリーで、各キャラクターのプライベートな一面を画像に収めることができる。

 撮影可能なキャラクターは各巻で違うほか、さらに『GER』と連動することで、その人物との2ショットも撮れてしまう。例として、主人公とリンドウが写っている写真がスクリーンに映されると、女性ファンからは大きな歓声が上がっていた。

 木島さんが主役となって活躍したコーナーや、テレビアニメ制作にまつわる貴重な話、最新作のPV公開に、もうひとつの新作発表など、目が離せない情報がつぎつぎと判明し、ファンの心をつかんだ出張版フェンリル広報部だった。

●“神速”の栄冠は誰の手に? フェンリルカップ決勝大会

 ゴッドイーターフェス2015ラストのイベントは、2015年5月4日に行われた徳島・マチ★アソビでの中国・四国エリア予選を皮切りに始まった、フェンリルカップの決勝大会。

 本大会は、中国・四国、北海道、九州、関西、中部、関東の6つのエリアで特定ミッションのクリアタイムを競う予選大会を行い、各地の優勝チームのみが決勝大会のステージに立つことができる、いわゆる“全国大会”だ。予選はシングル部門とペア部門で行われたが、この記事では決勝大会が行われたペア部門の模様を紹介しよう。

▲全国の予選を勝ち上がってきた猛者が集結!

▲ちなみに、関東のシングル部門優勝は、ゼロさん。

 なお、関東予選は本日の決勝大会前に行われ、対象ミッションに出現する強敵“クロムガウェイン”を40秒台という超スピードで討伐するという、すさまじいやり込みを見せるペアも現れた。この激戦を勝ち抜いた関東地区の代表チーム“Samuser”は44秒という圧巻のタイムを叩き出し、会場を沸かせていた。

 関東予選の勝者が決定したことで最後の決勝進出チームが決まり、優勝を争う6チームは以下の通りとなった。

・中国・四国代表チーム なぁーると
・北海道代表チーム \アッカリーン/
・九州代表チーム さつまいもfeaturingくまモン
・関西代表チーム SDS
・中部代表チーム 舞帝
・関東代表チーム Samuser

 決勝大会1回戦(セミファイナル)は、クリアータイムの上位3チームがファイナルに進出できるというルール。対象となるミッションは、無料アップデートの“ホリデーパック”に収録されている“黒のジッグラト”。ディアウス・ピターとハンニバル侵喰種を同時に討伐しなければならない難関ミッションだ。

 このミッションに挑むトップバッターは、九州代表のさつまいもfeaturingくまモンと関東代表のSamuser。どちらのチームも刀身はバスターブレード(以下、バスター)とチャージスピア(以下、スピア)を選択し、バスターをハンニバル侵喰種に、スピアをディアウス・ピターにぶつけて各個撃破を狙う作戦。

 予選大会をあまりにも早すぎるタイムで勝ち抜けたSamuserだったが、戦闘不能に追い込まれるミスを犯してしまい、ハンニバル侵喰種とディアウス・ピターが合流。乱戦となってしまう。最終的にはふたりともブラッドレイジを発動して討伐を完了するものの、3分47秒でのクリアーとなった。

 さつまいもfeaturingくまモンは、リンクサポートの効果でハンニバル侵喰種がホールド状態になったスキを突いてブラッドレイジを発動! そのまま瞬殺して、なんと57秒という驚きのタイムでクリアした。

 続いての対戦は、関西代表のSDSと中部代表の舞帝。SDSは先ほどの2チームと同様にバスターとスピアを選択し、一方の舞帝はバスターとショートブレード(以下、ショート)という構成で挑んでいた。どちらのチームも、ハンニバル侵喰種の猛攻の前に戦闘不能に追い込まれ混戦となるが、先にブラッドレイジ発動にこぎ着けたSDSが3分23秒でクリア。舞帝のほうは、ブラッドレイジの発動に手間取ってしまい、5分51秒でのクリアとなった。

 セミファイナルのラストは、中国代表のなぁーるとと北海道代表の\アッカリーン/の対戦。やはり両チームともにバスターとスピアの構成で挑み、なぁーるとが流れるようにブラッドレイジを発動させて1分3秒でクリアー。\アッカリーン/も追い上げるが、タイムは届かず、3分20秒でのクリアーとなった。

 セミファイナルが終わり、決勝戦へコマを進めたチームと順位は以下の通り。

・1位 さつまいもfeaturingくまモン(57秒)
・2位 なぁーると(1分3秒)
・3位 \アッカリーン/(3分20秒)

 決勝戦ではプレイするミッションが変わり、今度は“ホリデーパック”に収録されている“燃え落ちるメギド”が指定された。このミッションは、ハンニバル神速種とマガツキュウビという、本作でも最強クラスのアラガミが現れる、セミファイナルの“黒のジッグラト”を越える超難関ミッション。フィールドも、分断や各個撃破が不可能なほど狭いエイジスで、クリアすること自体がすでに難しい。

 このミッションは、ハンニバル神速種の残り体力が25%前後になるとマガツキュウビが乱入してくる。可能な限り乱戦を避けるため、いかにハンニバル神速種を瀕死に追い込んだ状態から素早く倒せるかが攻略のカギだ。

 この超難関ミッションに最初に挑むチームは、セミファイナルを3位で突破した\アッカリーン/。選択した刀身は、バスターとロングブレード(以下、ロング)で、ロングでハンニバル神速種をダウンさせ、その隙にバスターが神機暴走率を最大まで上げた状態でブラッドレイジを発動! ハンニバル神速種を文字通り“神速”で葬ることに成功するが、マガツキュウビの前に戦闘不能に追い込まれてしまう。その後もHPの上限値を削るマガツキュウビ最凶の攻撃“殺生石”に手間取ってしまい、最終的なクリアタイムは4分26秒となった。

 つぎに挑んだのは、なぁーると。ハンニバル神速種を素早くブラッドレイジで処理したかったが、逆に倒されてしまい、ブラッドレイジの発動に失敗。さらに、マガツキュウビも乱入し、かなり苦戦を強いられることになった。最終的にはブラッドレイジでマガツキュウビを瞬殺して挽回し、5分47秒でのクリアーとなった。

▲難度が高く、どのチームも苦戦を強いられた。

 最後に挑戦するチームは、セミファイナルを断トツのタイムで勝ち抜けた、さつまいもfeaturingくまモン。やはり神速種をブラッドレイジで処理したかったが、\アッカリーン/と同様に失敗してしまい、タイムを大幅にロス。マガツキュウビに対してもブラッドレイジの発動を失敗してしまうが、即座にもう一方のプレイヤーがブラッドレイジを発動することでフォローし、4分48秒でクリアした。

 さすがに超難関ミッション、理想通りのプランで進められたチームこそなかったが、唯一ハンニバル神速種に対してスーパープレイとも言える神速討伐を成功させた\アッカリーン/が僅差での優勝を決めた。

 優勝したふたりには、金色に輝くブラッド仕様の腕輪が贈呈。フェンリルカップは幕を閉じた。

▲開発者を交えて記念撮影。

 決勝戦に挑戦した3チームは、思い通りのプレイができなかったことに悔しさを滲ませていたが、ふだん通りのプレイができなくなる“魔物”との戦いも、こうした大会の醍醐味だろう。ともあれ、決勝大会を盛り上げてくれたすべてのチーム、ひいては予選大会に参加したすべてのチームに惜しみない拍手を送りたい。

●そしてフィナーレへ

 イベントのラストは、出演者が今回のゴッドイーターフェス2015を振り返ってコメント。

吉村広総合ディレクター
 5年前にゴッドイーターフェスを開催して、またこういう機会を作ることができてうれしく思います。開催できたのも、皆さんのおかげです。ありがとうございます!

伊藤かな恵さん
たくさんの方が『ゴッドイーター』という作品を愛しているのを肌で感じました。私たちのラジオに、今回のイベントの感想を送ってください!

小見川千明さん
ゴッドイーター』に参加できてよかったです。ゲームもアニメも、そしてラジオもよろしくお願いします。

木島隆一氏
皆さんの『ゴッドイーター』への熱を受け取りました、アニメもおもしろいものにしていくので、よろしくお願いします。

依田優一ディレクター
5年ぶりにフェスを開催できたことがうれしいです。フェンリルカップの予選で全国を回って、いろいろな楽しみかたをしてくださっているのを目の当たりにできたことは、本当によかったです。

富澤祐介プロデューサー
最新作が発表できるのは、支えてくださっている皆さんのおかげです。この感謝を伝えたくて、5周年のフェスは絶対やりたかった。今後、アニメもゲームもいっしょに楽しんでいきたいです。皆さんの想いを受けて、10周年に向けてがんばっていきましょう!

▲ラストは恒例の、「エリック、上だ」の掛け声で!



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