プロデューサー&ディレクターと人気声優が集結!

 プレイステーション4とXbox Oneで、2015年6月18日(木)発売予定(PC版は6月24日発売予定)のスタイリッシュアクション『デビル メイ クライ 4 スペシャルエディション』。その発売を記念するトークショーが、2015年6月13日(土)にGibson Brands Showroom TOKYOにて開催された。

 イベントには、本作を手掛けるカプコンの小林裕幸プロデューサーと伊津野英昭ディレクター、ダンテ役の森川智之さんとネロ役の石川界人さんが登場。300名以上の応募者の中から抽選で選ばれた約20名の幸運な参加者を前に、収録時のエピソードやゲーム、キャラクターの魅力を中心にトークをくり広げたほか、最新情報が公開された。

▲写真左からディレクターの伊津野英昭氏、ネロ役の石川界人さん、ダンテ役の森川智之さん、プロデューサーの小林裕幸氏。

■トークショーで明かされる収録&開発の丸秘エピソード

 イベントが始まると、司会を務める小林氏と伊津野氏が登壇し、ふたりに呼ばれる形で森川さんと石川さんがステージに。森川さんは、「8年前のテレビアニメのときから、小林さんとゲームの吹き替えの話をしていて。それがついに実現できたので、発売が非常に楽しみです」。石川さんは、「今回は数パターンのセリフを収録しました。どのセリフが使われているのか楽しみで、発売を心待ちにしています」と、それぞれ現在の心境を明かしてくれた。

 続いて、森川さんと石川さんが演じたダンテとネロがぶつかり合う、“赤の男~似たもの同士~”のイベントムービーが流されると、約8年ぶりにダンテを演じた森川さんの話題へ。森川さんは再びダンテを演じることや、ダンテの声がゲームユーザーに受け入れられるかということに不安やプレッシャーを感じたとのこと。テレビアニメ版のダンテよりも年齢が上がっていることなどから、「第一声が勝負だ」と思い、収録に臨んだそうだ。一方、石川さんは、ネロを演じるのは本作が初めて。吹き替えの仕事もあまり経験がないということで、「ネロを演じて吹き替えの勉強になった」と語った。

 続いて、下記のテーマをもとにトークが行われた。

テーマ1:シリーズ初の日本語吹き替えについて
テーマ2:日本語台本とセリフについて
テーマ3:収録について

 テーマ1の“シリーズ初の日本語吹き替えについて”では、伊津野氏が吹き替え版を収録してよかった点を披露。「日本語の字幕からセリフになることで、僕たちが伝えたかった感動が日本のユーザーにも伝わりやすくなったと思います。スタッフの中にも、日本語のセリフを聞いて『ここにはこんな意味があったんですね』と気づく人間がいたくらいですから(笑)」(伊津野氏)。

 また、テーマ2の“日本語台本とセリフについて”では、伊津野氏が台本のこだわりを教えてくれた。「理解されやすいように短くまとめていた字幕のままだと、英語のセリフを話していたシーンの尺に足りません。尺が合うように調整しながら、さらに口の動きを意識したセリフを考えるのは、かなり苦労しましたね」(伊津野氏)。

 ちなみに、伊津野氏渾身の台本を初めて受け取ったときの森川さんの感想は、「『重いな』だった(笑)」とのこと。台本は会場にも展示されていたが、森川さんが「10年に一度、あるかないかぐらいの分厚さでした」と語るぐらいのもの。「でも、それぐらいカプコンさんの想いが詰まった台本だったので、気合が入りました」と、森川さんは当時を振り返った。

▲会場に展示されていた台本がこちら。森川さんがつい「重い」と言うのも納得できる。なお、当日は台本のほかに、サイン色紙なども展示されていた。

 そして、最後の“収録について”のテーマでは、印象に残っているセリフやエピソードの話題に。トークの中で石川さんは、「(ネロの)叫び系のセリフ全般は、本当に楽しかったですね。あとは、PVでも公開されていた『この手はお前を殺すためにあった』というセリフがすごく印象に残っていて。悪魔の力が手に宿るという設定は、“中二心”をくすぐられてあこがれちゃいますよね」と教えてくれた。

 また、小林氏の「僕は(ネロが)『キリエー!』と叫ぶシーンが好きですね」という告白に、石川さんは「原音の方がすごくきれいに叫ばれているので、何度も収録させてもらい、できるだけ原音に近づけるように一生懸命演じました」と回答。さらに伊津野氏も、「自分で書いたのに、あのシーンを見ると涙ぐんじゃうんですよ」と語り、笑いを誘っていた。

■発売が待ち切れない!? 最新情報が続々発表!

 テーマに沿ったトークが終わると、初公開の映像が披露された。

 映像を見た森川さんは「ゲームの魅力が詰まっていて、ワクワクしました」と感想を口にしつつ、「ただ、バージル(ダンテの双子の兄)はちょっと出すぎだな」と、小林氏に冗談を言う一幕も。石川さんも「キャラクターがぬるぬる動いていて、すごくきれいです」とマジメな感想を語りながら、「やっぱり、バージルはたくさん出ていますね」と森川さんに同調し、ステージを盛り上げていた。

 続いて行われた、カプコンのスタッフが“スーパーネロ”と“スーパーダンテ”(通常よりも強い能力を持ったネロとダンテ)を操作し、華麗なアクションを披露したコーナーでは、伊津野氏が「今回は入手できるレッドオーブの量を調整しています」と明言。「あらためてプレイしてみて、レッドオーブを集めるのがちょっとしんどかったので、短いプレイ時間でも溜まるように調整しました」とのこと。

 スタッフによるゲームプレイの後は、本作に関するさまざまな最新情報が紹介された。
[関連記事] 『デビル メイ クライ 4 スペシャルエディション』最新トレーラーやプレイアブルキャラのEXカラー衣装などが公開

<公開された最新情報>
・プレイアブルキャラクターのEXカラーコスチュームを公開!
・PS4版とXbox One版でダウンロードコンテンツの販売が決定!
・コラボ中のカプコンバーにてメニュー&ノベルティが追加!
・東芝レグザとのコラボ映像が家電量販店にて公開!
・人気アプリゲーム『ゾンビカフェ』とのコラボが決定!
・スタイリッシュツイートキャンペーン実施!

 とくに注目なのは、プレイアブルキャラクターのEXカラーコスチューム。バージルカラーをイメージしたネロのEXカラーや、『ディーエムシー デビル メイ クライ』のダンテをイメージし、黒い髪とポーズが特徴的なダンテのEXカラーなど、ファン必見の内容となっている。これらのコスチュームは、各キャラクターのゲームクリアー時に特定の条件を満たすと入手できるそうだ。

▲バージルカラーをイメージしたネロ(EXカラー)。
▲『ディーエムシー デビル メイ クライ』のダンテをイメージしたダンテ(EXカラー)。
▲ダンテをイメージしたバージル(EXカラー)。ポーズも少しだけダンテに似せている。
▲トリッシュをイメージしたレディ(EXカラー)。スタイリッシュなデザインに。
▲レディカラーのトリッシュ(EXカラー)。イメージは女教師とのこと。

 ちなみに、石川さんはレディ(EXカラー)が好みのタイプに近いのだとか。「ホットパンツのような短い衣装と、ショートカットがすごくいいですね」(石川さん)。また、トリッシュ(EXカラー)には、「トリッシュのレディカラーというのは建前で、本当は黒髪のトリッシュが見たかったんです。さらに、女教師っぽくしたくて、スタッフに無理を言って赤いフレームのメガネを作ってもらいました」という伊津野氏の強いこだわりも。このコメントを受けて、小林氏にトリッシュ(EXカラー)の感想を聞かれた森川氏は、「好みです」と石川さんを意識した答えで会場を盛り上げていた。

 最新情報と併せて、舞台『戦国BASARA vs Devil May Cry』の情報も改めて紹介され、舞台でダンテを演じる鈴木拡樹さんのビデオメッセージも公開された。

▲舞台でダンテを演じる鈴木拡樹さん。ゲームも相当プレイしているようだった。

 最新情報の発表が終わると、イベントはいよいよフィナーレへ。石川さんは「日本語で吹き込まれたキャラクターが、皆さんの心の中に残り続けてくれるとうれしいです」、森川さんは「ファンのひとりとして、これからも皆さんといっしょに盛り上げていきたいと思います」とコメント。また、伊津野氏は「原作の激しい表現の英語が、どのような感じの日本語表現になっているのか、楽しみにしていただければと思います」、小林氏は「いろいろな内容を詰め込んでいますし、コラボなどのキャンペーンも行っています。8月にも舞台がありますので、今後もシリーズの応援をお願いします!」とファンにメッセージを贈り、トークショーを締めくくった。

 なお、当日会場では7.1chのサウンドで本作を試遊できたほか、ゲームに収録された音楽をハイレゾ音源(“ハイレゾリューション=高解像度”の音源のこと。CDの約3~8倍の情報量を持ち、CDに比べて格段に細やかな音の表現ができる)で体験できた。筆者も始めてハイレゾ音源に体感してみたが、ふだん聞いている音とは迫力や臨場感がケタ違い! 音を言葉で伝えるのは難しいが、音が非常にリアルで、生の歌や演奏を聴いているかのよう。ハイレゾ音源がもっと身近な存在になれば、音の効果によるゲームへの没入感がますます高まりそうだ。

▲プロローグやスタッフロールなど、5曲をハイレゾ音源で体感できた。