『ファンタシースターオンライン2 エピソード3 デラックスパッケージ』が発売されて、さらに熱気を帯びる『PSO2』

 “PSO2ミュージアム in ゲーマーズ”の開催日とパッケージの発売が同日ということもあり、AKIHABARAゲーマーズ本店の店頭ではパッケージの購入者の抽選会も行われていた。

 “PSO2ミュージアム in ゲーマーズ”には、シリーズプロデューサーの酒井智史氏のサイン会が行われるとあって多くのファンが集結。1時間という短い時間ながら、ファンの笑顔あふれる内容の濃い、すてきな交流イベントとなったぞ。

●“PSO2ミュージアム in ゲーマーズ”
・開催期間:2015年3月19日から4月5日まで
・開催場所:AKIHABARAゲーマーズ本店7F(東京都千代田区外神田1-14-7宝田ビル)
・営業時間:10時 ~ 21時まで(定休日無し)

【プレゼントあり】酒井プロデューサーのサイン会も行われた“PSO2ミュージアム in ゲーマーズ”をリポート_01
【プレゼントあり】酒井プロデューサーのサイン会も行われた“PSO2ミュージアム in ゲーマーズ”をリポート_02
【プレゼントあり】酒井プロデューサーのサイン会も行われた“PSO2ミュージアム in ゲーマーズ”をリポート_03
▲ハズレなしの抽選会は参加賞として必ずクリアファイルがもらえた。
▲ミュージアム内は設定画や舞台衣装や小道具が展示。
▲撮影もオーケーな設定画の展示スペース。初出となる資料もチラホラ。
【プレゼントあり】酒井プロデューサーのサイン会も行われた“PSO2ミュージアム in ゲーマーズ”をリポート_04
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▲舞台衣装は気になる部分もハッキリと見える。その距離の近さが魅力的。
▲小道具のディテールに脱帽。世界設定の作り込みの深さを感じる。
▲ミュージアム内に設置されたコメントボードにメッセージを張る酒井氏。何が書かれているかは、自分の目で確かめよう!

 サイン会が始まる前に少し時間をいただけたので、“ミュージアム in ゲーマーズ”についてや『PSO2』の今後の展開を酒井氏に話を伺った。

──『ファンタシースターオンライン2 エピソード3 デラックスパッケージ』が発売になりました。率直な感想をお願いします。

酒井智史氏(以下、酒井) パッケージ版は5つ目になりますが、好評な売れ行きで非常にありがたいことだと思っています。基本プレイ無料でサービスをしていますが、パッケージを出していくというのもひとつの試みとして今後もやっていきたいと思っています。

──早期特典のアイテムコードの登録状況をお教えください。

酒井 すごい勢いでコードの入力はされていますが、まだまだ余裕はあります。もちろん、パッケージを手に入れたら、すぐにコードの入力をしていただきたいですが、そこまで焦らなくてもまだまだ大丈夫ですので、いまからでも購入していただければと思います。

──AKIHABARAゲーマーズ本店にて“PSO2ミュージアム in ゲーマーズ”が4月5日まで開催になりますが見どころなどを教えてください。

酒井 いくつかありますが、大きく分けて設定画と舞台に使った衣装とか、公式のコスプレイヤー用に作った小道具の武器を展示しています。設定画のほうは、わりと最近のものを中心に★13武器のアーレスシリーズのものが初公開となります。あとは、第1弾の展示が3月27日までで、3月28日からは第2弾という形で設定画がすべて取り替えられます。第2弾ではマガツなどの設定資料が展示されることになっています。また、第1弾で展示していない残りのアーレスシリーズの資料もありますよ。いちど訪れた方も、もういちど足を運んでください。
 舞台の衣装は2015年12月に行われた“アークスX'masパーティー”で展示しただけなので、このイベントにいらしていない方はここで見るのが初めてになると思います。衣装はほんとうに舞台で役者さんたちが着ていたものをそのまま展示しています。細部まで見られるようになっています。

──蒼井翔太さんや新田恵海さんのファンも見逃せないですね。

酒井 そうですね。実際に着ていた衣装なのでドーランが付いていたりします。そういうのもあるので、ファンには喜んでいただけると思います。衣装との距離も近いので、どんな作りなのか細部までわかりますよ。

──“PSO2ミュージアム”を開催しようと思った理由をお聞かせください。

酒井 こういうパッケージの発売イベントと絡めてひとつ何かできないかなと考えていました。また、大判で設定画を見ていただくことは感謝祭ぐらいしかないということもありますし、舞台の衣装はなかなか飾る機会がないので、そういうものを見て欲しいと思い開催させていただきました。今回は『PSO』15周年というのもあるので、もう少し大きな催しで何かやりたいとも思っています!

──すぐに発表があるのでしょうか?

酒井 まだ、何も決まっていません(笑)。『PSO』15周年の15個の企画のなかにはもっと大きなミュージアムをやりたいという夢もあります。

──ミュージアム開催とともにサイン会がありますが、いままでいろいろ多くのサインをしてきたと思いますが、印象に残っているものはありますか?

酒井 PS Vitaの本体とか、PSPのUMDにもサインをしましたね。コンビニの電子マネーのカードにしてくださいとか言われたこともありました(笑)。ほかには、自分のスマートフォンや携帯電話にしてくださいというのがわりと多いことです。「大丈夫なの?」といつも聞くんですけど、「大丈夫です!」って返事をされるので驚きますね。あとはタブレット端末やノートPCという高価なものにもサインをするこもあります。

──サインはミスできないから緊張しますか?

酒井 すごい緊張しますよ。丁寧に書くことを意識しています。

──いままでにサインしたいちばん高そうなものは?

酒井 ノートPCじゃないでしょうか。しっかりとした作りの重そうなPCでしたね。

──制服にしてくださいとかありそうですよね。

酒井 生徒手帳っていうのもありました。学生服で来た人がサイン書いてもらうものがないので「これにお願いします」と言われたこともありました。少し困ってしまうのがコスプレの衣装にしてくださいっていうものですね。そういうことがときどきあります。せっかくすごく綺麗に作ってあるものなので、何か申し訳ないなと。でも、本人はそれでもいいですとおっしゃられるのですごくありがたいのですが、申し訳ないなと思いながらサインしています。

──ミュージアムの開催中に、酒井プロデューサーに会える日はありますか?

酒井 それは、お楽しみにということで(笑)。第2弾で展示が切り替わる日なんかは狙い目じゃないでしょうか。

──ほかの開発スタッフの方がこっそり来ることはあるのでしょうか?

酒井 どうでしょう、来るかもしれないですね。

──展示されている設定画はセブン-イレブン(一部店舗を除く)のマルチコピー機でプリント商品になりますか?

酒井 いくつかはプリント商品のラインアップにありますが、ないものもあります。展示していないものは設定資料集を企画中なので、そこに掲載される予定です。

──設定画を見たい人は、遠方の方も春休みを利用して来れるのがいいですね。

酒井 そうですね。開催期間も4月5日までと、それなりにあるので秋葉原に遊びに来たついでに寄ってください。

──今後ミュージアムのような店舗や企業などのコラボレーション展開はあるのでしょうか?

酒井 いい話があれば、どしどしやっていきたいとは思っています。やはりどうしても東京の店舗が多くなってしまいますが、機会があればほかの地域でも企画をしていきたいですね。コラボ企画は、こちらからも伺いますが、ご連絡もお待ちしている状態です。世界設定的なものとか、なかなか難しい部分はありますが機会があればぜひ! コラボ以外ですと、『PSO』15周年に向けて本命の企画をまだ発表していません。発表した後は、ますます『ファンタシースター』シリーズ盛り上がる形になっていくので発表を楽しみにお待ちください。

──今後の展開を発表する場というのはアークスキャラバンの会場でされるのでしょうか?

酒井 夏に向けて、どんどん発表されていきます。

──アークスキャラバンは第3回の四国まで発表されていますが、このあとは何回ぐらいを予定していますか?

酒井 ないしょです(笑)。

──四国の開催地はもう決まっているのでしょうか?

酒井 いま、最終の確認をしています。次回の仙台で開催地を発表します。

──セブンスポットでの『リアル共闘祭スタンプラリー』は期間が終わりましたが、またスタンプラリーとおなじような企画はないのでしょうか?

酒井 まだ言えません! 考えていなくはないですが、何かやれるといいなと思っています。前回に比べても、共闘祭という新しい試みをしたこともあってすごいよかったという感想はいただいています。

──セガラッキーくじの第3弾の予定はありますか?

酒井 賞品を作るのがたいへんなのでまだ予定はありません(笑)。第2弾は、前回より発売している店舗数は増えているのですけど、すごい勢いで売り切れてしまいました。ひとりでたくさん購入する方も多くて、発売から3日くらいでほとんどの賞品がなくなった店舗も多いみたいです。下のほうの賞でもアイテムコードを入れているので、ほかのクジに比べるとハズレた感は少ないようにはなっていると思います。いろいろな反省点もあるので今後に活かしていきます。ちなみに、木村はA賞を当てたと言っていました(笑)。