国内初となるAMDの“FreeSync”に対応
LGエレクトロニクス・ジャパンは、液晶モニターの2015年モデル第二弾として、国内初となるAMDの“FreeSync”に対応した21:9ゲーミングウルトラワイドモニター“UM67シリーズ”や、マルチスタンドに対応した21:9曲面型ウルトラワイドモニター“34UC87M-B”など、4シリーズ6機種を、2015年4月上旬より順次全国で発売することを明らかにした。
ラインアップの中でも、とくにゲームファンに注目していただきたいのが、やはりゲーミングモニターの“UM67シリーズ”。同シリーズに搭載されているAMDの“FreeSync”は、滑らかで高速な描写を実現するテクノロジー。ゲームプレイ時に画面にずれが生じる“ティアリング”や映像がカクつく“スタッタリング”などを防いでくれるのが特徴だ。また、映像の暗くて見づらい部分を認識して、暗い部分を明るく映し出す“ブラックスタビライザー”が搭載されている。
さらに、画面の明るさや要求される描画速度など、ゲームによって異なる映像環境に対して、ゲームジャンルに合わせて最適な画質を提供する“ゲーミングモード”を実装しているものうれしいところ。高速で快適な視認性を重視した“FPSモード”(2モード)と画質を重視した“RTS(Real-time Strategy)モード”と、ユーザーがゲームタイトルに合わせてお好みの画質に設定/保存できる“ゲーミングカラー”モードを搭載しているのだ。
UM67シリーズは、34型の“34UM67-P”が4月下旬発売予定で想定価格90000円[税込]前後、29型の“29UM67-P”が4月上旬発売予定で想定価格56000円[税込]前後となっている。
以下、プレスリリースより、本製品の特徴をお届けしよう。
<UM67シリーズ:主な製品特長>
1.AMD社“FreeSync”テクノロジー搭載
AMD社の“FreeSync”テクノロジーは、滑らかで高速な描写を実現するソリューションでPCゲームなどに有効です。一般的に、液晶モニターのリフレッシュレートは一定で更新されますが、ゲームなどのコンテンツではフレームレートが一定ではないために、画面にずれが生じる“ティアリング”や映像がカクつく“スタッタリング”が発生します。このテクノロジーにより、対応のAPUまたはGPU搭載グラフィックスカードと液晶モニター間でリフレッシュレートを制御し、ディスプレイとコンテンツを同期することで “ティアリング”、“スタッタリング”を防ぎ、滑らかで自然な映像を画面に出力します。
2.さまざまなゲーミング機能を搭載
◆“DAS (Dynamic Action Sync)モード”を搭載
通常の液晶モニターは、ビデオカードから受信した映像信号を、スケーラーチップで処理してから画面に描画します。スケーラーチップでの処理により、ビデオカードからの信号が画面に映るまでタイムラグが発生しますが、“DASモード”をオンにすると、スケーラーチップを通すことなくダイレクトに映像を出力できます。これにより、タイムラグを抑えて早い画面描画を実現でき、ゲームを優位に進めることができます。
◆暗いシーンの視認性を高める“ブラックスタビライザー”
映像の暗くて見づらい部分を認識して、暗い部分を明るく映し出します。ゲームにおいて、暗い場所に隠れた敵を見分けやすくし、ゲームを有利に展開することができます。明るさのレベルは、ユーザーの趣向に合わせて調整が可能です。
◆ゲーム環境によって簡単に最適な映像に切り替えられる“ゲーミングモード”
画面の明るさや要求される描画速度など、ゲームによって異なる映像環境に対して、ゲームジャンルに合わせて最適な画質を提供する“ゲーミングモード”を実装しています。高速で快適な視認性を重視した“FPSモード”(2モード)、画質を重視した“RTS(Real-time Strategy)モード”の計3つのプリセットモードと、ユーザーがゲームタイトルに合わせてお好みの画質に設定/保存ができる“ゲーミングカラー”モードを搭載しています。“ゲーミングカラー”は3つの設定を保存でき、ゲームに応じて簡単に設定を呼び出して切り替えることができます。