ご当地キャラや、ジバニャン、コマさんらも登場

 2015年3月16日、“デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'14/第20回AMDアワード”において、年間コンテンツ賞“優秀賞”に決定した授賞作品9作品(コンテンツおよびサービス)、江並直美賞(新人賞)”、“リージョナル賞”、さらに第20回目を記念した“20周年記念特別賞”、“20周年ソーシャルインパクト賞”の授賞者および授賞作品への授賞式が実施。また、“優秀賞”の9作品の中から、“大賞/総務大臣賞”および“AMD理事長賞”が発表された。その模様をお届けする。
【関連記事】
※デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー‘14/第20回記念AMDアワードの大賞/総務大臣賞は『妖怪ウォッチ』が受賞

 “デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'14/第20回AMDアワード”は、2014年1月1日から12月31日のあいだに日本国内において発売・発表されたデジタルメディアにて表現されるコンテンツおよび最新のデジタル技術を駆使して制作された国内(海外展開含む)の作品を対象に、実行委員会の指名する“第20回AMDアワードサポーター”により推薦されたコンテンツおよびサービスを、別に組織する審査会(審査員長:角川歴彦(株式会社KADOKAWA取締役会長))にて審議し決定されている。

AMDアワードの大賞/総務大臣賞は『妖怪ウォッチ』に! “デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’14/第20回AMDアワード”授賞式リポート_01
▲AMD理事長 襟川惠子氏

 受賞式では、主催者挨拶として、AMD理事長の襟川惠子氏が登壇。「今回20周年記念ということで、多大なる寄付を頂戴いたしました。2007年にこのAMDは消滅の危機を迎えましたが、こんにち、なんとか皆様のお力添えにより理事を務めることができております。デジタルコンテンツの発展と推進に寄与できればと思います」と語った。

江並直美賞(新人賞)
受賞者:藤本実氏

 LEDを使った“インタラクティブダンスパフォーミングシステム”をみずからのブレイクダンス経験とシステム技術、プログラミング技術を組み合わせて開発し、世界でも類を見ない新しい表現を可能にした功績が評価された。

AMDアワードの大賞/総務大臣賞は『妖怪ウォッチ』に! “デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’14/第20回AMDアワード”授賞式リポート_05
AMDアワードの大賞/総務大臣賞は『妖怪ウォッチ』に! “デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’14/第20回AMDアワード”授賞式リポート_06
▲「これからも研究開発を続けてさらにすばらしい演出を生み出すべく、身が引き締まる思いでいます。いつか嵐とコラボしたいです(笑)」

リージョナル賞
作品名:魅力ある愛媛の演劇コンテンツを海外へ ~新たなビジネス展開と文化技術の交流に向けて~
受賞者:愛媛CATV

 愛媛県東温市にある“坊ちゃん劇場”にて上映された奇想天外歌舞温曲劇を元にした舞台映画『げんない』は、東京の映画館での上映で好評を博し、2014年4月にフランス・カンヌで開催された国際映画コンテンツ見本市のMIPTVにブース出展するなど、地域芸能文化を積極的に発信している。地域が一体となる、演劇・観光・特産物を組み合わせたコンテンツで、地域活性化を図る取り組みが評価された。

AMDアワードの大賞/総務大臣賞は『妖怪ウォッチ』に! “デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’14/第20回AMDアワード”授賞式リポート_07
AMDアワードの大賞/総務大臣賞は『妖怪ウォッチ』に! “デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’14/第20回AMDアワード”授賞式リポート_08
▲「地元愛媛のすばらしさを世界の人に知ってもらいたいと思い、発信しております。地方のちっちゃなちっちゃな存在ですが、今回の受賞をきっかけに今後の活動に弾みがかかればと思います」