【動画あり】「プレイヤーは5人目の仲間」 ~開発者が体験版『-EPISODE DUSCAE-』の詳細を解説した『FFXV』パネルディスカッション【PAX EAST 2015】

アメリカ・ボストンで2015年3月6日(現地時間)から8日にかけて開催された北米のゲームイント“PAX EAST 2015”に『ファイナルファンタジーXV』が参加。3月7日には開発チームの外国人スタッフ2名によるスピーチが行われ、『ファイナルファンタジー零式 HD』の初回限定特典としてダウンロードコードが付属する体験版、『ファイナルファンタジーXV -EPISODE DUSCAE -』の紹介がなされた。

●Final Fantasy XV PAX 2015 with Prasert Prasertvithyakarn and Wan Hazmer

●開発チームがお届けする体験版最新情報

 アメリカ・ボストンで2015年3月6日(現地時間)から8日にかけて開催された北米のゲームイベント“PAX EAST 2015”に『ファイナルファンタジーXV』(以下、『FFXV』)が参加。3月7日には開発チームの外国人スタッフ2名によるスピーチが行われ、『ファイナルファンタジー零式 HD』の初回限定特典としてダウンロードコードが付属する体験版、『ファイナルファンタジーXV -EPISODE DUSCAE -』の紹介がなされた。

 登壇したのは、開発の中でもボディチームと呼ばれるグループに所属するタイ出身のPrasert “SUN” Prasertvithyakarn氏(以下、SUN氏)と、カルチャーチームのリードゲームデザイナーとして活動するマレーシア出身のWan “HAZ” Hazmer氏(以下、HAZ氏)だ。

 ボディチームはAIキャラクターのバトルだけでなく、キャラクターの歩きかた、話しかたなどすべての行動を担当するチーム。「キャラクターは物語のためだけにいるのではない。『FFXV』の世界では、深みのあるキャラクターはゲームにとって非常に重要」とSUN氏。

 一方のカルチャーチームは、ゲーム内の文化的側面を担当。まずは文明の構築から始まり、アートチーム、モデルチーム、モーションチーム、プログラマなどと協業して街や世界を形作る。「建物、人々、クルマなどは環境に影響を与え、環境は文明に影響を与える。たとえば経済と文明が互いに影響しあうように」とHAZ氏。

 ふたりは2010年に開発チーム入り。チームに外国人は4人だけで、日本語が話せるだけでなく、日本語で議論できないといけないたいへんさを噛み締めている模様。

 また、『ファイナルファンタジー零式 HD』がほどなく発売されることを、当日来場できなかった田畑端ディレクターがビデオの中から告げると、「プレイヤーとしてストーリーテリングがとてもドラマチックだと思った。キングを使うことをお薦めする」(SUN)、など『FF零式 HD』に対する思いが述べられていた。

 この後は、『ファイナルファンタジー零式 HD』に初回限定特典としてダウンロードコードが付いている『FFXV』の体験版『-EPISODE DUSCAE-』の内容を見せつつゲームを紹介。ふたりが語った『FF』や『FFXV』の理念やゲームの概要をまとめると以下のようになる。

◆『FF』はつねにベストでなければならない。『FFXV』では『FF』の魅力を維持しつつ、新しいテクノロジーを使ったまったく新しい経験として提供する。『FF』の魅力は、ファンタジーで新しい世界、経験を作り出すこと。それが説得力に足るものでなくてはならない。

▲左下の16ビット機風『FFXV』が気になる!

◆『FFXV』はつねに仲間がいることも魅力。彼らはただ後をついてくるのではなく、ともにいる。『FFXV』はいちばんの親友たちと、ファンタスティックでしかも説得力のある世界をクルマで旅するゲームだ。

◆すべてのコアデザインがこの哲学に基づいていなければならない。

◆旅をしながら、食べ物を見つけたり、寝るところを探したり、仲間のいびきがうるさいと文句を言ったりする。いっしょにキャンプをしたり、料理をしたりできるが、これらはすべて基本の哲学に沿っている。

◆あと10日(当時)でこの部分をプレイできる。ダスカはワールドの一地域であり、自然な地形が形作られている。これから見せるのもダスカのほんの一部。ワールド全体はダスカ地域の10倍以上の広さがある。

◆彼らがこの地域に留まっているのは、クルマが動かなくなってしまったから。ある修理工がクルマを修理してくれることになるので、資金の工面をしなくてはならない。どのように手に入れるかはプレイヤー次第。

◆ベヒーモスがあちこちに移動し、環境を荒らしている。ベヒーモスには討伐の懸賞金がかかっており、足跡を頼りに探して倒すことができる。トラベルメニューを開くと、マーカーで目的地を設定できるようになっている。しかしクエストは必須ではない。オープンワールドではいろいろやっているうちに迷ってしまうことがよくあるので、マーカーの機能を付けてある。

◆夜間には危険なモンスターが出没するので、これを避けるためにキャンプに行き、イグニスが作る料理を食べることに。食べると能力にボーナスが付く。キャンプでは自動セーブが可能。

 続いてゲームの操作についての解説を披露するふたり。内容については、ほぼ<<こちらの動画>>に等しい。以下に当日解説された、大別して4つのポイントを列挙しよう。

▲グラディオによるブートキャンプという体裁で、操作の解説はなされた。

ポイント1【攻撃と防御をタイミングよく行うこと】
◆このゲームではHPとMPは自動的に溜まるが、HPがゼロになると危険な状態になり、
 さらに攻撃を受ければ最大HPが削られていって倒される。
 だが仲間が救助してくれるので心配はない。
◆シフト(ワープ)ボタンで高いところや、敵の前に移動できる。
 素速い相手にはノクトのシフトが効果的(シフトにはMPを消費する)。
◆武器ごとに設定されたアビリティもMPを消費する。
◆防御やシフトをうまく利用し、MPが減らないようにすることが大事。
 MPがゼロになると防御ができず危険な状態になる。
 時間とともに回復するが、隠れたり高所へシフトすれば早く回復する。

ポイント2【MPを賢く節約すること】
◆ガードが難しい敵の攻撃はボタンの長押しで回避できる。
◆一部の攻撃はパリィでいなすことができ、攻撃ボタンで反撃する。

ポイント3【可能な限り敵からの攻撃をかわすこと】
◆武器は頻繁に変えられる。攻撃に使用する武器は自由に設定できる。
◆5つの武器にはそれぞれ異なるモーション、テクニック、パッシブなアビリティがある。
 たとえばパルチザンはブラッドソードに比べてスピードで劣るが、
 決定的ダメージを与える確率が高い。
 大型剣は大ダメージを与えられるがスピードが遅い。
◆状況に合わせて武器を選択。武器の設定画面の5つのスロットは、
 5つの異なる状況を示唆。
 コンビネーション攻撃やカウンター攻撃などに使う武器を設定できる。

ポイント4【敵の特徴に応じて武器と攻撃方法を選択すること】
◆テクニック、武器の選択、回避行動の3つがきちんとできればバトルは問題ないだろう。
◆仲間が危険が状態になったら必ず助けること。

▲グラディオとの約束だ!