さまざまな格闘ゲームの猛者がこのタイトルに集結!

  2015年1月31日~2月1日、千葉・幕張メッセにて開催中の、ゲーム実況とゲーム大会の祭典“闘会議2015”。アーケードエリアでは現在ゲームセンターで好評稼動中の対戦格闘ゲーム5タイトルによる大会“闘会議杯争奪格ゲートーナメント2015”を展開。『アルカナハート3 LOVEMAX!!!!!』(エクサム)の闘いの様子をお届けするぞ。

 2006年にアーケードで第1作が稼働した『アルカナハート』シリーズ。アーケード2D対戦格闘初の登場人物がすべて萌え要素満載の美少女、キャラクターの能力に、精霊“アルカナ”の力を加えることで変幻自在の闘い方が可能になる独自の戦闘システムが人気を呼び、シリーズはこれまで6作が登場している(マイナーチェンジ相当のものも含む)。本作は2014年12月4日に稼動が始まったその最新作。タイトーのゲーム配信システム“NESiCA x Live”で楽しめる。

 大会は実況にちくりん氏、解説に本作のディレクター林和磨氏を迎えて開催。32人トーナメント、1on1の形式で激闘がくり広げられた。このゲームの特徴はほかの格ゲータイトルの大会で上位の常連であった有名プレイヤーが多く参戦しているということ。キャラクター性や、コンボ重視のゲーム仕様だけでなく、アルカナ選択による深い駆け引きが多くのベテランプレイヤーを魅了しているようだ。この日の大会は、本作の強豪が集まった、さながら「オールスター戦」といった感じ。
 並み居る強豪どうしの激闘を経てベスト4に残ったのは、ぺそ(シャルラッハロート)、もみじ(ヴァイス)、カズパチ(ドロシー)、時人(このは)の4人。彼らは全国大会でも常連中の常連だ。
 準決勝第1試合ではもみじとぺそが激突。この組み合わせは第2回エクサムカップ決勝戦で闘った組み合わせ。ぺそは「前回はもみじさんに負けているので、リベンジしたい」と語り、もみじの猛攻を凌いではいたが、接戦の末にあえなく敗退。
 準決勝第2試合は、時人対カズパチの組み合わせ。こちらも1-1のイーブンから、最終ラウンドで激しい空中戦を展開していたが、最後に生き残ったのはカズパチだった。
 そして、もみじとカズパチの決勝戦。もみじのヴァイスは花のアルカナを、カズパチのドロシーは愛のアルカナを選択。花はゲージの回復量に優れているもの、 愛はダメージ補正がかからない効果があり、いずれも闘いやすさが向上するものだ。フォースゲージを早く回復させながら、ひたすら攻めまくるスタイルで挑むもみじが2ラウンドを立て続けに奪い、見事優勝を果たした!

『アルカナハート3 LOVE MAX SIX STARS!!!!!!』リポート【闘会議杯争奪 格ゲートーナメント2015】【闘会議2015】_02
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『アルカナハート3 LOVE MAX SIX STARS!!!!!!』リポート【闘会議杯争奪 格ゲートーナメント2015】【闘会議2015】_01

■優勝者・もみじ選手

――優勝したいまのお気持ちを教えてください。

もみじ選手(以下、もみじ) “闘劇”のように強豪プレイヤー揃いだったので、勝てる気がしませんでした。

――そのなかでも優勝を成し遂げました。その勝因はどこだと思いますか?

もみじ やはり“昇竜拳パナシ?”ですね(笑)。

――もみじ選手は押し押しの攻めのスタイルに思えましたが、ふだんからもこのようなプレイスタイルなのでしょうか?

もみじ そうですね。基本的に序盤は様子を見ながらという感じですが、後半はゴリ押しなスタイルに切り換えますね。

――今日のご自身の試合で印象に残っているものはどれですか??

もみじ ぺそさんとの準決勝の試合です。昔からのプレイヤーなので何度も戦っていますが、相手は東海勢、こちらは関東勢ということで「負けられないぞ」という気持ちがあったので、勝ててうれしいです。ふだんは仲よしなんですけどね。