ユービーアイソフトから2015年2月12日に発売予定のプレイステーション4用ソフト『ロード オブ ザ フォールン』。ファミ通.comでは、本作の特徴や魅力、ゲーム序盤の攻略ポイントなどを3回にわたってお届けする。

●“凶悪な難易度”の敵に戦略を練ってくり返し挑み、撃退せよ

 ユービーアイソフトから2015年2月12日に発売予定のプレイステーション4用ソフト『ロード オブ ザ フォールン』。ファミ通.comでは、本作の特徴や魅力、ゲーム序盤の攻略ポイントなどを3回にわたってお届けする。

●テクニカル性を追求したアクションRPG

 『ロード オブ ザ フォールン』は、ダークファンタジー風の世界が舞台のアクションRPGだ。神話やキリスト教的な宗教観をベースにした善と悪、神と人間という対立を描くダークファンタジー+RPGという組み合わせは欧米で“鉄板の分野”ということもあり、読者のなかにも、過去にリリースされた同系統のゲームを想起する人も少なくはないだろう。確かに、本作もその系譜のひとつであることは間違いない。

 しかし、本作が従来のダークファンタジー+アクションRPGとは何が違うのか。それはひと言でいうなら、“骨太のアクション性”。これに尽きる。
 
 アクションRPGというジャンルは、ゲームがアクション、RPGどちらの要素に寄るかによって、ゲームのプレイスタイルはもちろん、楽しさの質までも変わってしまうものと考えている。レベルアップによる性能の上昇や武器、魔法のコレクタブル&合成要素にこそ重きを置くぶん、アクション性のハードルを下げた“RPG寄り”のものもあれば、リアルタイムの行動(プレイヤーのテクニック)によって難所をクリアーしていく“アクション寄り”のものもある。

 本作は、言うならば後者に寄ったものといえる。ユービーアイソフトの本作紹介ページ(こちら)にも掲載されているキャッチ“TRY&DEATH”(挑戦と死をくり返す……という意味合い)は、プレイヤースキル(=さまざまなテクニック)でもって、困難を乗り越えるという本作の特徴を見事にひと言で言い切っているのだ。そのキャッチに偽りのない、ひさびさにアクションゲーム的な“操るだいご味”を感じさせる骨太の1本……というのがプレイをして最初の印象だった。

 前置きがかなり長くなってしまったが、本稿では、これから全3回に分けて『ロード オブ ザ フォールン』の魅力やおもしろさにさまざまな角度から迫っていく。1回目となる今回では、ゲームの基礎的な部分を担う世界観やキャラクター、そして基本の行動についてクローズアップしていこう。プレイステーション4ならではのマシンスペックが生み出す圧倒的世界で、どのような探索と激闘が待っているのか? ……記事を通じて歯ごたえのある体験への誘い(いざない)となれば幸いだ。

●神と人間の対立する悲劇の歴史は再び廻り出す

 主人公は、ローガンという強靭な肉体を持つ男。この男、ただの巨躯ではない。過去に大罪を犯して牢に捕らわれていたという経歴を持つ。

 彼が活躍する舞台は、神と人間とが対立する忌まわしき世界。太古の昔に神アディールが3人の審判者と呼ばれる人間に倒されて幾千年が経過。しかし、神が突如復活を果たし、悪魔の軍勢を従えて人間界の侵攻を起こしていた。神に仕えていた諸王と手勢ローガーが人間の世界で跋扈を始める。この神を討伐するため、人民の指導者アンタナスの命によってひとりの強靭な肉体を持つ囚人ハーキンは牢獄から釈放された。導き手カズローとともに、人類と神との戦争に終止符を撃つという使命を背負い、旅立つ……というのが基本のストーリーとなる。

 本作でいう神とは“邪神”的な存在。ローガーは一般的なRPGでいうところの“クリーチャー”をイメージしてもらうといいだろう。人類の未来はハーキンに懸かっているという次第だ。

 ハーキンとカズローは、人類の指導者、アンタナスが身を潜めるというキーストーン修道院にたどり着く。しかし、すでにローガーに支配され、人の生の気配が途絶えた地になっていた。ゲームの本編はここから始まる。キーストーン修道院を探索し、蠢くローガーとの戦闘を進めながら、必要なアクションを学んでいくことになる。

 戦闘については、次回以降で詳しく紹介していくとして、本作では武器による近接攻撃と4種類まで所持が可能な魔法を駆使して闘うのが戦闘行動の基本となる。

 探索中に出会った敵とはすぐさまバトルが始まり、ここで前述のようにプレイヤーの戦闘テクニックが問われることになる。しかし、バトルでは技術だけではなく、身に付ける武器、防具、スキルなどによって、戦闘力……すなわちスピード、パワー、俊敏さなどの戦闘性能が変わるために、場に応じた装備をつねに考察する戦略性も求められてくる。装備の突出した性能だけに頼った“ゴリ押し”戦術で突き進む、ということは本作では困難というわけだ。能力をフルに発揮して気持よく闘えるか否かは適切な装備次第、ということでもある。

●探索はシームレスに進行する

 本作はオープンワールド風の世界が舞台ではあるが、プレイヤーは基本的にはストーリーラインに沿った進行ルートを歩んで、一定位置にあるチェックポイントを通過して冒険を進めることになる。ただし、道中のイベントによって、寄り道や分岐ルートも登場するので決して一本道であるとは限らない。緻密に描かれたフィールドで、巧妙なマップ設計が施されており意外なショートカットやサブクエスト的な展開も用意されているのはおもしろいところだ。

 道中の要所には、諸王という巨大な敵が行く手を塞ぐ。ここはボス敵との戦闘に相当するところだ。この諸王との闘いこそ本作の“凶悪な難易度”が最も感じられるときだ。相手の行動パターンを解析する、ふさわしい攻撃方法や有効な防御行動などを探るなどのトライ&エラーを通じて、無事に討伐できたときは達成感もひとしおのはずだ。

 次回は、バトルについて細かく紹介していきたい。討つ、守る、魔法を詠唱するという基礎の戦闘行動や、シンプルでありながらもリアリズムを重視した能力強化の仕組みの解説、そして攻略ガイドをお届けする予定だ。乞うご期待!

『ロード オブ ザ フォールン』徹底紹介【♯1 神を追う過酷な旅路】


ロード オブ ザ フォールン
メーカー ユービーアイソフト
対応機種 PS4プレイステーション4
発売日 2015年2月12日発売予定
価格 7400円[税抜](7992円[税込])
ジャンル アクション・RPG
備考 ダウンロード版は6600円[税抜](7128円[税込])