超豪華なプレミアムイベントに!
セガは、2015年1月15日、東京・ベルサール秋葉原にて、プレイステーション4/プレイステーション3用ソフト『龍が如く0 誓いの場所』の完成記念スペシャルイベントを開催した。
本イベントは、事前申込をした人の中から、抽選に当選した人のみが招待されたプレミアムなイベント。『龍が如く』総合監督の名越稔洋氏、チーフプロデューサーの横山昌義氏、桐生一馬役・黒田崇矢さん、真島吾朗役・宇垣秀成さんによるトークイベントを中心に、『龍が如く0 誓いの場所』体験コーナーや『龍が如く』グッズ販売、サイン会なども実施される豪華な内容となった。
記者発表会では語られなかった新情報も!?
トークイベントでは、まず名越氏、横山氏が登場。同日に開催された記者発表会にて発表された情報を改めて解説した。
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このイベントは、『龍が如く』ファンが集まっていることもあり、記者発表会では割愛された情報も披露された。既報の通り、“10周年記念ウォークマン”、“コンピレーションCD”の特典として、ゲーム内で“ウォークマン”を入手し、楽曲を聴くことができることは発表されているが、具体的には、アジトでラジカセにアクセスすることで、曲順などを自分好みに編集できるのだそうだ。また、来週火曜日(1月20日)に、プレイステーション Vita用アプリの内容を詳しく解説する動画を公開する予定であることも明かされていた。
リラックスムードの中、笑いの絶えないトークイベントに
新情報の説明が終わったところで、黒田崇矢さんと宇垣秀成さんが登壇。4人揃ってのトークイベントがスタートした。初代『龍が如く』以来、長きにわたって作品を作り上げてきた仲間とあって、トークは非常に和気藹々としたもので、終始笑いの絶えない内容となった。
まずは“本作の見どころ”について。名越氏は、「真島にラブロマンスをやらせたかったんです」と明かした。ただし、普通のラブロマンスではおもしろくない、ということで、かなり特殊なものになっているそう。しかし最後は『龍が如く』らしく、「男、人間として。ダンディズムを貫き通す」(名越氏)ような内容になっているそうだ。
横山氏は、「バブルを知らない人にこそ遊んでほしい」とコメント。バブル真っ盛りの1988年が舞台となる本作だが、「『私をスキーに連れてって』など、当時を描いた映画はあって、観ることはできますが、実体験できるのは『龍が如く0』だけです」(横山氏)というわけだ。
続いて堂島三幹部についての話題に。名越氏によると、三幹部を演じる小沢仁志さん(久瀬大作役)、竹内力さん(阿波野大樹役)、中野英雄さん(渋澤啓司役)は、共演する機会が多く、プライベートでも仲がよいのだそうだ。収録では、ディレクターの状況説明(劇中の部屋の広さはどれくらいで、相手は何メートルくらい離れた場所にいて……など)を参考にしながら、ひとりで演技をする形だったが、3人が互いのことをよくわかっており、互いがどんな演技をするかを想定できたため、スムーズに収録が進んだのだそうだ。
また横山氏によると、最初に一度目の収録をして、難度の高さに驚いた小沢さんが、中野さんに「『龍が如く』の現場はやべえぞ!」と連絡してくれたことがあったのだとか。そのため中野さんがしっかり準備をして収録に臨んでくれたため、よりよい収録ができたのだと思う、と語った。
ちなみにゲームとは関係ないエピソードだが、黒田さんと小沢さんは、20年来の草野球仲間なのだそう。「小沢さんは、あの顔で、びっくりするくらい球が遅いんですよ。遅すぎて、待ちきれなくて打てないんです(笑)」(黒田)と意外すぎるエピソードを語り、集まったファンを笑わせてくれた。