アルジャジーラのリポーター、ベル・ラプトンが伝えるこのニュースは!?

 YouTubeのBCO Newsというチャンネルに突如として公開されたニュース映像。そこには、“謎の生物の骨”を発見したことを報じる映像が記録されていた。映像によると、ロンドン市内の工事現場で1880年前後のものと推定される人骨が発見されたとのこと。しかし、検死分析の結果、この人骨は2メートルを超える身長があり、人間の2倍ほどの大きさの手足を持つ、新種の生物であることが判明したという。

■BCO Newsチャンネルにアップされた動画

 この映像だが、最後まで観ると、いったい何だったのかがわかる仕組みとなっている。じつは、これは2014年2月20日に発売予定のプレイステーション4用ソフト『The Order: 1886(オーダー1886)』のプロモーション映像。ニュースで報じられている“謎の生物の骨”というのは、ゲーム内に登場する人類の敵“ライカン”のものというわけだ。

 とはいえ、プロモーション映像に、この力の入れようである。何せ、ロンドンである。ロンドンで撮影した映像である。力を入れる方向が間違っていないか、ちょっと心配になるレベルだが、嬉々としてロンドンまで行き、撮影している姿が目に浮かぶようだ。

謎の生物の骨発見!?――YouTubeにアップされた摩訶不思議な映像の正体は……?_01
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▲アルジャジーラの現役リポーターである、ベル・ラプトンがロンドン市内の工事現場から現場の様子を伝える。本物のリポーターを用意してくるあたり、本気度がうかがえる。その本気はゲームにもきっと反映されているはず。
▲研究者っぽい人キター! この人が何者なのかはわからないが、圧倒的なまでの研究者感である。なんかもう、いろいろズルい。ちなみに“PATHOLOGIST”とは、病理学者という意味だそうです。
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▲巨大な人骨! 牙がすごいことになっています。あと、頭蓋骨がとても大きいです。もちろん、これも作りモノ。でも、ディテールまで作り込まれています。ちなみに制作したのは、造形作家の竹谷隆之さん。『牙狼-GARO-』の特殊造形監修などでも知られています。
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▲そして、ゲームの映像へ。人骨として現代で発見された(という設定の)“ライカン”と、ゲームで実際に対決することができるので、要チェックです。

■The Order: 1886(オーダー1886)

 19世紀のビクトリア時代“もうひとつのロンドン”を舞台にしたアクション・アドベンチャーゲーム。半獣と呼ばれる人型の敵と戦う騎士団の物語が描かれていく。プレイステーション4のグラフィックで再現される19世紀ロンドンのリアルさ、半獣との壮絶なバトル、その当時の技術があれば制作できたであろう武器によるアクションなど、新鮮な設定や映像、アクションにチャレンジした作品。

対応機種:プレイステーション4
メーカー:ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア
発売日:2015年2月20日発売予定
価格:5900円[税抜](6372円[税込])
備考:ダウンロード版は4900円[税抜](5292円[税込])、『ジャパンプレミアムエディション』は12000円[税抜](12960円[税込]) 開発:ソニー・コンピュータエンタテインメント サンタモニカスタジオ/レディアットドーン

※写真はYouTubeの映像をキャプチャーしたものです。