吉田氏「天野喜孝氏の“未公開のすごい絵”は物語で重要な意味を持つ」『新生FFXIV』G-STARステージイベント【G-STAR 2014】

 2014年11月22日、韓国・釜山で開催中のゲームショウ“G-STAR”のステージイベントに『新生FFXIV』のプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏が登場。2015年サービス開始予定の彼の地にて、ファンから寄せられた質問に答える形で、作品の魅力を大勢の観衆にアピールした。

●来年のスタートを控えて前評判は上々! ステージ周辺には大勢のファンが集結

 韓国版“出張プロデューサーレターLIVE”ともいえるこのイベントは、韓国で運営を担うActoz Softブース内の特設ステージにて大々的に開催された。現地では『新生FFXIV』はまだ正式サービスが始まっていない(2015年サービス開始予定)にも関わらず、ステージ周辺には大勢のファンが詰めかけ、本作の注目度の高さを感じさせた。

 イベントは、インターネットを通じて事前に集められた質問に対して、吉田氏がひとつずつ答える形式で進行。ゲームの基本的な遊びかたや本作ならではの魅力を、現地のファンに直接説明していった。


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▲ステージ周辺に陣取れなかったファンが、ブースに隣接する通路にまで集まり、吉田氏の説明に熱心に耳を傾けていた。

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▲ひとつひとつの質問に丁寧に答える吉田氏。すでにグローバル版をプレイしている人が多いようで、質問は韓国版の“違う部分”を問う内容が目立った。

●トンベリ族にスポットライトが当たる新規コンテンツを開発中!

 それでは、イベントでやり取りされた質疑応答の中から、吉田氏の主だった発言をピックアップしてお伝えしよう。


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▲イベントの途中で、コネクト!オン.comが撮影した、ラスベガスのファンフェスティバル前日の模様がスクリーンに映し出される一幕も。

・韓国版『新生FFXIV』のスタート時のバージョンをどこに設定するのか、現在検討を進めている。現時点ではグローバル版のパッチ2.3か2.4の状態で開幕する予定。

・(韓国版とグローバル版の)ワールドを統合することは、基本的に行わない。理由は、グローバル版の運営上遵守すべき法律と、韓国における法律が微妙に違うため。データセンターの位置も離れているので、物理的にも実施しづらい状況にある。

・韓国版のリリースに伴い、すでにグローバル版を遊んでいる方のIPを遮断するようなことはしない。『新生FFXIV』を楽しむ方にとって国は関係ないので、どのワールドでプレイするのかは皆さんの側で決めてもらうという考えかたをしている。

・韓国の伝統衣装ハンボク(韓服)を模した装備の実装や、独自のシーズナルイベントの実施も、Actoz Softと相談して前向きに検討していきたい。

・天野喜孝氏には今後も『新生FFXIV』の制作に関わり続けていただくつもり。

・拡張ディスク『蒼天のイシュガルド』のパッケージのロゴ以外に、もう1枚、天野氏にお願いしているすごい絵が存在する。その絵はストーリーにおいて重要な役割を担っている。

・トンベリ族はインスタンスダンジョンの旅神聖域 ワンダラーパレスや、学者のジョブクエストだけの登場にとどまらない。詳しくはまだ話せないが、再びトンベリ族がフォーカスされるコンテンツを制作中。もう少しお待ちいただければ、彼らの新しい一面が垣間見られるはず。

・サービス開始から約1年が経過したばかりなので、(『新生FFXIV』が)成功したというイメージは正直なところまだない。今後もいままでどおり努力して、たくさんのコンテンツを皆さんにできるだけ早くお届けし続けたいというのがいまの心境。当たり前のことと思われるかもしれないが、じつはこれがMMORPGの運営においてもっとも難しいこと。“ネバーギブアップ”を合言葉に今後も突き進んでいきたい。

・吉田氏は黒魔道士で大迷宮バハムート:真成編をプレイしている。

・みんなでワイワイ楽しめるという意味では、クリスタルタワーのシリーズは、ちょうどいい難度なので気に入っている。

・4人で参加するインスタンスダンジョンの中では、怪鳥巨塔 シリウス大灯台が好み。グローバル版では難度の高さを指摘されたコンテンツだが、個人的には音楽も秀逸だと思っている。

 最後に吉田氏が会場に集まったファンに向け、
「我々はゲーム開発者なので、自分たちが遊んでおもしろいと感じるものを作り続けることしかできません。それをまっすぐに進めて、プレイヤーの方々に伝えていけば、しっかりとその思いが届く。『新生FFXIV』はそれが証明できているタイトルだと思っています。韓国を含めた世界中のプレイヤーの皆さんとファンの方々に応援していただけているのは、何よりも幸せなことです。『新生FFXIV』は、初めて日本から(韓国の皆さんにお届けする)超大型MMORPGになります。挑戦者のつもりで努力を続けてまいりますので、これからもよろしくお願いします」、
そう挨拶をして、ステージイベントは終了となった。