アニメプロジェクトの新情報も!?
2014年10月11日〜12日の2日間にかけて、徳島県にて開催されたイベント“マチ★アソビ vol.13”。台風19号の影響を受け、会場を眉山山頂から徳島市民文化センターに移して行われた“ゲームもアニメも!GOD EATER(ゴッドイーター)最新情報ステージin眉山”の模様をリポートしよう。
今回のステージは、これまでに発表されている『GOD EATER(ゴッドイーター)』シリーズ情報のおさらいと、東京ゲームショウ 2014(以下、TGS)でプレイアブル出展された『GOD EATER2 RAGE BURST(ゴッドイーター2 レイジバースト)』(以下、『GE2RB』)から現在までに変更された要素を紹介するのがメインになっていた。
ステージはド迫力の『GE2RB』紹介プロモーションビデオが流れ、同作品の変更点を紹介するコーナーへ。なお、TGSバージョンから変更が加えられた最新版の『GE2RB』は、“マチ★アソビ vol.13”内で試遊ができたことを追記しておこう。
『GOD EATER 2 RAGE BURST』第1弾PV
まずは、新システムの目玉となる“ブラッドレイジ”に加えられた変更点の紹介。“ブラッドレイジ”はみずからに誓約を課し、それを果たすことでさまざまな恩恵が得られるというもの。今回のバージョンでは、より快適な操作が可能になるUI(ユーザーインターフェース)の改善が主に行われた。詳細な変更点は以下のとおりだ。
■変更1
“誓約”を発動させる操作を画面左側から操作しやすい右側へ。
■変更2
“誓約”の選択中に落ち着いて操作できるよう、“防御装置”(発動中は敵からの攻撃を受けない、ただし、自分も攻撃アクションは行えない)のon/offをオプション画面で選択可能に。
そのほか、無事に誓約を果たすことができて強化状態に突入したときも、無限にステップが可能になる変更が加えられた。これは、TGSでの“もっと派手に”というユーザーの意見を反映したもので、スピード感を重視した『GOD EATER(ゴッドイーター)』シリーズの特徴ともマッチしている。また、レイジバースト(強化状態)中のさらなる強化に関しても検討の余地はあるとのこと。今後のさらなるブラッシュアップに期待したい。
『GE2RB』の変更点の紹介が終わると、ジュリウス・ヴィスコンティ役の浪川大輔さんと、『GE2RB』から初登場となるキャラクター、リヴィ・コレット役の金元寿子さんからのメッセージビデオが上映されるという、観客にうれしいサプライズが。前作『GOD EATER 2(ゴッドイーター2)』で過酷な運命に翻弄されたジュリウスと、まだまだ謎に包まれた新キャラクターのリヴィ。どちらも『GE2RB』の物語を紡ぐうえでのキーマンとなるのは想像に難くない。おふたりからのメッセージは、本作への期待をますます高めるものだった。『GE2RB』は、今冬にプレイステーション4と、プレイステーション Vita版が同時発売となる。今後の追加情報からも目が離せなさそうだ。
なお、2014年10月25日~26日に行われる“GOD EATER 2 RAGE BURST×プレコミュ GOD EATER 2 RAGE BURST PS4版最速体験&“超”合同開発サミット”の様子が、ニコニコ生放送で中継されることが決定した。しかも、この放送では重大発表があるとか! 放送は2014年10月26日17時30分からを予定しているので、参加できないユーザーもこの放送を見れば、さらに進化した『GE2RB』の姿をチェックできるかも!?
『GE2RB』にまつわるトークのつぎは、“GOD EATER 5周年”プロジェクトのひとつ、『パチスロ ゴッドイーター』の紹介で、こちらのプロモーションビデオが放映された。どうやら、本作の舞台設定は初代『GOD EATER(ゴッドイーター)』のものを踏襲したものになる模様。演出のアニメーション制作は、本編同様ufotableが担当。若き日のリンドウやソーマが大迫力で暴れ回る演出は、シリーズのファンにとってたまらないものになりそうだ。
続いては、ゲストにバンダイビジュアルの向井地基起プロデューサーを迎えて、“GOD EATER TVアニメプロジェクト”のコーナーが行われた。まだまだ公開できる情報が少ないなか、アニメーション制作スタッフのメイン3名が発表。詳細は、以下の通りだ。
■監督:平尾隆之
■作画監督:清水慶太
■音楽:椎名豪
いずれも、ゲーム『GOD EATER(ゴッドイーター)』シリーズと縁の深い3名が集結して作られるアニメは、ゲームとはまた違った興奮を我々に“魅せて”くれるはずだ。アニメに関する情報は、今後も順次公開されていく予定、とのこと。期待しながら続報を待とう。
ステージも終わりに近づき、出演者のお三方から発せられた『GOD EATER(ゴッドイーター)』へのコメントでは、ゲームとアニメ、これらを2本柱とした、さらなる発展に関する意気込みがうかがえた。ユーザーからの意見を採り入れ、全力で“いいモノ”を作っていくのが『GOD EATER(ゴッドイーター)』シリーズだ。ゲームもアニメも、つぎにユーザーの前に姿を見せるときは、より進化した姿を見せてくれるに違いないだろう。