体験版も配信中、気になる妄想が現実に!?
千葉・幕張メッセで開催中の東京ゲームショウ 2014のセガブースにて、5pb.から2014年11月27日発売予定のXbox One用ソフト『カオスチャイルド』のトークショーが開催された。
9月4日のXbox Oneの国内発売と同時に体験版が配信されている『カオスチャイルド』。まだまだ全貌が明かされていない同作について、松原達也プロデューサや声優の仲谷明香さん、水瀬いのりさんが出演したトークショーの模様をお届けしよう。
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このトークショーは、ジョイまっくすポコさんが司会を務め、ゲストとして『カオスチャイルド』に出演している声優の仲谷明香さん(香月華役)、水瀬いのりさん(山添うき役)、そして同作のプロデューサー・松原達也氏(5pb.)が出演。科学アドベンチャーシリーズ第4弾となる同作について語ってくれた。
本作は、『カオスヘッドノア』から6年後の渋谷が舞台。前作で崩壊し、その後復興しつつある渋谷で、“ニュージェネ”の再来と思しき事件が発生したことから物語が動き出す。と、一応は続編の体を取ってはいるものの、本作からでも問題なく楽しめる作りになっているのでご安心を。
科学アドベンチャーシリーズではおなじみの“妄想トリガー”は、本作でももちろん健在。“ポジティブ”を選択すると、やエッチな妄想に、“ネガティブ”を選択するとちょっとグロい妄想が見られるほか、時間切れによる“どちらも選ばない”という選択肢も存在する。ここで松原Pが『カオスチャイルド』における“妄想トリガー”のシーンの動画を公開した。「スタイリッシュになった」と松原Pが紹介したこの妄想トリガー。さらにゲームの後半になると、選択した妄想が現実になるケースがあることが明らかにされたのだ。こ、これは気になるっ!
続いて紹介されたのは、配信されている体験版に収録されている猟奇的事件“こっちみんな”と“回転DEAD”。想像するだけでイタイ事件なのだが(とくに“回転DEAD”)、ここでジョイまっくすポコ氏が“回転ベッド”の話に飛躍し、松原Pが静止する場面も(笑)。確かにベッドが回転して起こる事件だけれども、まぁ、いまの方々はもう知らないのかもね……。
もちろん登場キャラクターにも秘密あり
ここからは、ゲストの仲谷明香さんと水瀬いのりさんが演じているふたりのキャラクターの紹介。
仲谷さんの演じる“香月華”というキャラクターは無口で、最初は「ん」というセリフしかないのだそう。仲谷さんにとって、演じるのがとても難しかったそうだが、ゲーム後半には「ん」しか話さなかった理由が明かされるとのことだ。また、“華”のチャームポイントはメガネ+「いちばんのボインです」(仲谷さん)というスタイル。スライドに映し出された、左後ろ斜め45度から“華”を見た画面にジョイまっくすポコ氏がすかさず反応。「この角度からがいちばんキレイにボインが見えるのよね~」と、構図に絶賛していた。
一方、水瀬いのりさんが演じる“山添うき”は、幼い容姿ながらもとてもしっかりした女の子だそうだ。「つかみどころがなくて、ミステリアスなキャラクター」(水瀬さん)という“うき”は、謎の老人たちといっしょにいることが多いらしいが、その理由にも注目してほしいそうだ。
ここで、ジョイまっくすポコ氏が「このふたりもそうだけど、このシリーズはメガネ率高いよね?」と重要なことに気づく。本作でも、主人公の“宮代拓留”を含め、メイン級のキャラクター中3人がメガネというのは確かに高い占有率だ。これについて松原Pから「(科学アドベンチャーシリーズで)メガネをかけたキャラクターには“ウラ”があるんですよ」と意味深な指摘が。本作でも、メガネキャラがどんな活躍(?)を見せるのかが楽しみになってきた。
アドベンチャーゲームのキモともいえるシナリオだが、松原Pによると本作ではかなり増えている。『シュタインズゲート』や『ロボティクスノーツ』と比べ、単純計算で約1.5倍はあるという。Xbox Oneならではの演出はもちろん、シナリオにも注目してほしいところだ。
といったあたりで、トークショーの時間もお開きに。先に紹介した通り、TGSのセガブースでは、ヘッドマウントディスプレイを使って最新トレーラーを堪能できる。必見の内容なので、会場に行くなら必ずチェックしよう。“力士シール”ももらえるしね。あと、おなかが空いたら“こっちみんなカレー”もお忘れなく(笑)。