FacebookによるOculus VR買収に続いて今度はTwitchがAmazonに。

 日本時間の2014年8月26日、Amazonがゲーム専門映像配信プラットフォームのTwtichを9.7億ドル(約1000億円)で買収することを発表した。

 Twitchは2011年6月に、映像配信サービスのJustin.tvのゲーム専門プロジェクトとしてスタート。ゲーム配信ビジネスの盛り上がりとともに成長し、今年7月の時点では、月間のユニークビジター数が5500万人以上、合計視聴時間は150億分以上、配信者は100万人以上を記録したという。プレイステーション4とXbox Oneではゲーム機からのダイレクト配信機能もサポートされている。

 今年に入ってからGoogleによる買収が噂されてきたが、ここに来てAmazonからの買収が正式発表。TwitchのCEOであるEmmett Shear氏は、公式ブログで公開したユーザーにあてたコメントの中で、Amazonを買収相手として選んだ理由を「彼らが我々のコミュニティを信じ、価値と長期的ビジョンを共有し、我々を促進させることを助けようとしてくれたからです」と述べた上で、現在のTwitchが持つオフィス、従業員、ブランド、独立性などは買収の完了以降も維持されると説明している。