無料のWebゲーム『翠星のガルガンティア~キミと届けるメッセージ~』がついに完成。本日2014年6月18日にプレイ可能になるとともに、プレス向けの発表会が開催された。

●サーフカイトで“ガルガンティア”の世界を飛び回ろう

 人気テレビアニメ『翠星のガルガンティア』の無料Webゲーム『翠星のガルガンティア~キミと届けるメッセージ~』が、本日2014年6月18日よりプレイ可能となった。本作は、マイクロソフトとプロダクション・アイジーによる共同プロジェクトで、インターネット・エクスプローラー(IE)とのコラボレーションゲームとなっている。本日6月18日、東京・三鷹にある“武蔵野カンプス”にて、完成披露会が開催された。余談だが、会場となった“武蔵野カンプス”は、プロダクション・アイジーが運営するおしゃれなピッツァハウスなのだ。

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 今回のタイトルは、テレビアニメ版の第5~6話あたりのオリジナルストーリーで、主人公・レドが“サーフカイト”という乗り物(※サーフボードとハングライダーの両方の機能を持っている)を使って、贈り物を届けるメッセンジャーとして仕事をするという、Ifの物語が描かれる。スタッフとして、テレビアニメ版の村田和也監督が全体の監修を担当し、シナリオにも本編で脚本を担当している谷村大四郎さんが参加しているということで、プロダクション・アイジーの平澤直氏曰く「ゲームを作ってもらったというより、共同でゲームを作ったというプロジェクト」だそうだ。
 本作には、アドベンチャーモードとミッションモードが用意されている。書き下ろしのシナリオをもとにしたアドベンチャーモードでは、アニメ本編と同じ声優陣によるフルボイスでストーリーが展開し、また、ユーザーが選ぶ選択肢によって、その後の展開が変わるという。また、ミッションモードでは、サーフカイトを操縦する各種ミッションに挑戦することになる。このときの空を飛ぶ感覚が本作の醍醐味のひとつだろう。

▲プロダクション・アイジー
平澤直氏

 完成披露会には、レド役の声優・石川界人さんも参加。テレビアニメ版からは、時間が開いたという今回のゲーム版のアフレコについて、石川さんは「テレビアニメのときには言わなかったセリフがけっこうあって、新しいレドが体験できました。(5~6話あたりは、地球の言葉を徐々に覚えているという設定のため)カタコトの日本語を話すという感覚を取り戻すのにすごく苦労しました。もちろん、収録の前日には、5~6話を見返して、復習してから収録に臨んだのですが、一年経っているので、僕の声も演技も変わっていて、「大丈夫かな?」という不安と戦いながら収録しました」と、苦労したエピソードを語ってくれた。
 一方、平澤さんは「テレビアニメ版のころの石川さんは、ほぼ初主役だったので初々しさもありました。その後、たくさんの役をこなされて演技も上達したので、今回、初々しいレドの雰囲気に近づけようと試行錯誤している姿を収録を見て、微笑ましかったですね」とのこと。
 石川さんはもともとあまりゲームはプレイしないらしく、またSurfaceを触ったのも今日が初めて。「ゲームは難しかったですが、すごく楽しかったし、やり込み要素もあって、これからも挑戦してみたいと思いました」と本作の印象を語ってくれた。

 また本作は、日本語版だけではなく、英語版も配信されることになり、海外のファンも楽しめる仕様になっているとのこと。英語版は、日本語音声+英語字幕になるとのことで、それを聞いた石川さんは「そういえば、英語の収録をしていないなぁ、と思いました。映画はいいです。宇宙語だけで十分です」と笑って答えてくれた。

 そもそも『翠星のガルガンティア』がWebゲーム化されるきっかけというのは、マイクロソフトが全世界で展開している“rethink ie”というプロジェクトの一環として。このプロジェクトは、ブラウザの持っている魅力を見つめ直そうというプロジェクトで、IEを通じて、現在のWebの技術ならどういったことができるのかを、コンテンツを持って表現していくというものだ。じつは日本から発信されるコンテンツは、この『翠星のガルガンティア~キミと届けるメッセージ~』が初めてだという。
 マイクロソフトの内河恵・プロダクト マネージャーによると、今回いちばん表現したかったのは3Dの表現。IE 11は、“WebGL”というブラウザーだけで3Dグラフィック表示が可能なWeb標準に準拠していて、新たにプラグインしたり、ゲームをダウンロードすることなく、3D表現ができるというものだ。本作では、ガルガンティア船団をはじめ、夕日や雲といった表現がリアルタイムで描かれている。また、ソースコードを公開(※アドベンチャーパート、ボイスデータ、BGMデータ以外)するのも特筆もので、これを使ってユーザーが自由にゲームを作ることができるので、オリジナルのゲーム続編を作ったり、さらなるIfストーリーの創作も可能だ。さらに、タッチ操作に対応しているので、タブレットで快適にプレイすることができる。

 ちなみにプロダクション・アイジーが参加することになった経緯は、マイクロソフトがパートナーとなる企業を探していたところ、たまたま日本マイクロソフトに勤めている知人から話を聞いた平澤氏がすぐに飛びつき(笑)、“WebGL”の技術をアピールするのに、『翠星のガルガンティア』が向いているということになったとのことからだ。

●『ガルガンティア』ワールドはさらに盛り上がりそう!

 完成披露会では、石川さんが実際に、タブレットを使って“MISSION MODE”をプレイ。サーフカイトに乗ったレドを操作しながら、空中に設置されたマーカーをくぐり抜けていくのだが、「難しい」を連発しながらも、なかなかの腕前を見せてくれた。本日6月18日よりMISSION 1が公開されており、以降MISSION 4まで徐々に配信される。
 MISSION MODEで好成績を上げると、DMM.comで事前登録中の『翠星のガルガンティアONLINE』で使えるクーポン券がもらえるそうだ。こういったコラボは大歓迎!
 最後に出席者からのコメントを掲載しよう。
平澤氏「こうしたゲームでも『翠星のガルガンティア』をたくさんの人に知ってもらい、また長く愛していただけるようにしていきたいと思います」
内河氏「“WebGL”対応記念ということで、IE 11に最適化しています。ただ、IE 11だけに特化したものにしたくなかったので、“WebGL”に対応していれば、ほかのブラウザでも遊ぶことができます。しかし、タブレットでタッチ機能で遊べるという点ではIE 11が最適です。ぜひSurface Pro 2でプレイしてもらえればと思います」
石川さん「僕のテレビアニメシリーズ初主演作品が、このような形でたくさんの方に知っていただけると思うと、本当に楽しみで胸がいっぱいです。今後もいろいろな展開があると思いますので、そちらのほうもよろしくお願いします」

 本作や『翠星のガルガンティアONLINE』に続き、新作OVAの制作も決定している『翠星のガルガンティア』。テレビアニメ版放映後、一年が経過したが、ますます盛り上がりを見せている。本作でのレド君は、まだあんな事実もこんな真実も知らなかったころが描かれている。いまだからこそ新鮮な気分でプレイできるかも!?

▲選択肢が登場することもある。
▲実際に空を飛ぶと、ガルガンティア船団はかなり広いことが分かるだろう。
▲テレビアニメ版では、意外と描かれることがなかった上空からのシーン。
▲石川さんがデモプレイを披露。なかなかの腕前でした。
▲左から、平澤氏、内河氏、チェインバー、石川界人さん。見づらいが、チェインバーは胴部分も光っているのだ。
▲タブレットには、独特の操作感覚がフィットしているかも。
▲キーボードとマウスでプレイすることも可能だ。
▲特製ケーキも登場。
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