舞台はカルテノー平原。時代の終焉を見届けた地

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 第七霊災根源の地、カルテノー平原に露になった古代アラグ文明の遺跡。その下に眠る“遺物”の所有権を巡り、友邦であるはずの三都市が対立する。かくして、この地で起こった争いを外には持ち出さぬという協定が結ばれ、カルテノー平原は法の外に置かれた係争地「アウトロー戦区」に指定されたのだった。そして今、平原外縁部の遺跡群を確保すべく、各グランドカンパニーの冒険者部隊が動き出す。

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▲岩山にまじって、古代アラグ文明の遺構が見える。

 2014年7月8日に公開が予定されている『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア』(以下、『新生FFXIV』)の大型アップデート、“パッチ2.3 エオルゼアの守護者”の続報として、PvP(プレイヤー対プレイヤーの戦いが楽しめるコンテンツ)“フロントライン”のスクリーンショットがスクウェア・エニックスより明かされた。
 舞台となるのは、ザナラーンにほど近いモードゥナのカルテノー平原。そのアウトロー戦区と呼ばれる地区だ。このエリアは『新生FFXIV』の物語の5年前に第七霊災が起こった地。マウントに乗って駆け巡れるほど広大なこのエリア全域を舞台に、プレイヤーは黒渦団、双蛇党、不滅隊、3つのグランドカンパニーグループに分かれてバトルをくり広げるのだ。
 バトルの目的はいわゆる陣取りゲームのタイプであることが、第15回プロデューサーレターLIVEで明かされている。バトルが終了した時点で、もっとも多くのポイントを獲得していたチームが勝利。そのポイントは、ライバルチームの冒険者を倒して得るか、エリア内に点在する陣地を占拠して得ることになる(後者のほうがより大量に得られる)。

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▲中立の陣地(全6ヵ所)に設置された旗の周囲に一定時間滞在すると、そこを占拠できる。サークル内にもっとも多くの冒険者が滞在したチームが、陣地の支配権を得るのだ。

 バトルのスタート地点はアウトポストと呼ばれ、ここに到着して一定時間が経過すると柵が開いてバトル開始。敵対チームに行動不能にされたときも、この場所からリスタートすることになるのだ。
 肝心のバトルは、変更の可能性があるが、最大24人×3チームの72人でプレイできる模様。この大人数でプレイするため、参加条件やパラメータの公平性の両面を考慮し、クリスタルタワー程度の気軽さでプレイできるカジュアルなものとなっている。その結果、バトルへの具体的な参加条件は冒険者がレベル50であることのみとなっており、アウトポストでジョブチェンジも可能なため、ロールによる参加制限も存在していない。つまり味方全員ヒーラーという構成も不可能ではないわけだ。また、アイテムレベルシンクという新しい概念が取り入れられており、これにより一定以上のアイテムレベルの装備品は、各種パラメータに制限を受ける。

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▲いわゆるアニマル装備対神話装備。これもアイテムレベル制限によって差が縮まることだろう。

 さらに、通常はコンテンツファインダーを経由して参加申請を行うが、マッチングに時間を要した場合は、24人×3チームが、16人×3チームへ、または8人×3チームへと自動で人数調整されてスタートする仕組みが取り入れられている。加えて、PvPウルヴスジェイルでキーとなっていたモラルのパラメータは反映されないことを覚えておこう。

 1回のバトルは30分。勝利の報酬は、ウルヴズジェイルと共通のPvPポイントなど。参加だけでもアラガントームストーン:戦記が手に入る。先のプロデューサーレターLIVE内では、グランドカンパニーの軍馬(マウント)が獲得できるチャンスもあると明かされている。

 とにかく参加のしやすさを考えて設計されたコンテンツ。楽しまない手はない!

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▲3勢力のプレイヤー、そしてエフェクトが入り乱れてのバトル。思いも寄らないドラマが生まれることだろう。