ブースリポートをしていると……!?
ファミ通.comのE3取材班カメラ担当Hです。先日は朝から晩まで取材漬けの林編集長でしたが、2日目は各社のブースを見て回ることができました。まずはソニー・コンピュータエンタテインメントブースの様子をお伝えします。
で、その後、任天堂ブースに移動して『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』の盛り上がりをリポートしているときに、見覚えのあるお方が歩いているところを発見。なんと『ペルソナ』シリーズのキャラクターデザインを担当されているイラストレーターの副島成記(そえじま しげのり)さんではありませんか! さっそく動画への出演依頼をしたところ、快くOKしてくださいました。ちゃっかり副島さんのサイン入りのプレゼントもいただいたので、週刊ファミ通誌面の読者の皆さんに抽選でプレゼントしちゃいます。詳細は誌面で発表! ……副島さん、本当にありがとうございました!
林編集長のコメント
E3開幕2日目。個人的に本日は大充実でした! 以下、箇条書きでつらつらと。
●『メタルギア ソリッド V ファントムペイン』実機デモプレイ!
詳細なリポートはファミ通.comのこの記事をご覧ください。というわけで個人的な感想ですが、E3に合わせて公開されたPVがとてもとても重い内容だったこととは対照的に、ゲームプレイはひたすらに楽しく、そしてカッコよく、早く遊びたい! のひと言でした。印象的だったのはフルトン回収。敵兵士や捕虜はもちろんのこと、羊もコンテナもジープもフルトン回収! フルトン回収は『ピースウォーカー』の発明だと思っているのですが、あの発明がさらに進化を遂げています。拾える対象が広がり、さらに連動してマザーベースが大きくなっていくので、メリットがとてつもなく大きい。マザーベースも新世代機クオリテティーになってめちゃリアルで精密で立体的。マザーベースに戻ると、回収した羊がちゃんといるあたり、モチベーションが上がります。そのほか、『グラウンドゼロズ』をベースに新要素がいくつも実装されていることも確認。いやー、発売がまたもや待ち遠しくなってしまったプレゼンでした!
●アトラスブースにて副島成記氏がサイン会!
こちらも詳細は別記事で。とにかく人、人、人! 行列発生は間違いないと思っていましたが、想像以上でした。アトラスは毎年同じ位置にブースを出展してタイトルをPRしてきたほか、サイン会の実施や、E3の入場パスで自社タイトルを露出するなど、さまざまな方策でタイトルの浸透を図ってきたのですが、確実に実っている印象を受けます。出展タイトルにしっかりお客さんがついているのがその証明だろうと感じました。それにしても、副島さんの破壊力はスゴい(笑)。にこやかに対応されていましたが、じつはご自身初めてのサイン会。日本でも……と軽々しくは言えませんが、企画したくなっちゃいます(笑)。そして図々しくも読者プレゼントをゲット。週刊ファミ通7月3日発売号にてプレゼント予定です。また、今日は副島さんにご縁がある日で、まったくの偶然から動画でコメントもいただきました。すべて快諾してくれた副島さん、ありがとうございました!!
●SCEブースに異変? そして思わぬ当たりが!!
今年のSCEブースは、異変が起きたと個人的に思っています。ブース全体に多数のタイトルが出展されているのですが、いわゆるインディーゲームもメジャーなタイトルもすべてフラットに並んでいる。一部を除いて“インディーゾーン”のようなものはなく、分け隔てない同列の扱い。AAAタイトルは別枠で大きく展開されていますが、それにしても潔い。個人的にインディー、メジャーと区別する必要性は薄れてくると思っていますが、SCEが率先して意思表示した気がするんです。これは今年のE3を象徴する出来事だなーと感じます。そんな中、超当たりゲームを発見。分類はいわゆるインディー。しかもドット絵! このページの動画に少し映っていますが、思わず大声を出して楽しんでしまいました。明日、もう1回、遊んでこようっと。
●プレイルームが超進化!!!
週刊ファミ通編集部では、毎週木曜日20時くらいから、ファミ通最新号の宣伝を目的に、だらだらゆるゆると配信を行っています。この配信ツールとして大活躍しているのがおなじみ『プレイルーム』ですが、この『プレイルーム』に超進化アップデートがかかります!! たとえば、番組ロゴを作って画面に貼ってデコレーションしたり! リアルタイムでアンケートが採れたり!! 多くの配信ユーザーを悩ませてきた反転問題が解消されたり!!! と、とにかく神対応。あまりにうれしくて、プロデューサーのニコラさんとガッツリ握手してしまいました(笑)。日本では、夏をメドにアップデート予定とのこと。やったね!!!
●プロジェクトモーフィアスに未来を感じる
SCEネタの連発になってしまいましたが、プロジェクトモーフィアスも体験することができました。初めての体験だったのですが……何これ、未来? と、おバカな感想をそのまま書いてしまうほどのインパクト。目の前に、360度にわたって日常とは異なるシーンが映し出されて、その中で、非現実的な体験ができる。すべてはインタラクティブでリアルタイムのエンターテインメント(カタカナ多いな……)。テーマパークのアトラクションと同等もしくはそれ以上の非現実的な体験が、自宅で楽しめる時代がやってくるかもしれない。過去には2Dから3Dへ、という技術革新がありましたが、あれに近しい革命かもしれません。製品化が、とてもとても楽しみになりました。
……ヤバい、書きすぎた! ちょっと長すぎた。でも、今日は充実していたのでしょうがない。疲労感たっぷりですが、いい1日でした(笑)。この中のどれかが、皆さんにもフックするといいのですが。さあ、明日は最終日。明日深夜の便で帰国ということが信じられない。なるべく会場を回ります!
林編集長のツイートダイジェスト(現地時間2014年6月11日)
林編集長のTwitterアカウントでも写真を随時アップしています! 情報をリアルタイムで知りたい方は、こちらもチェックしてくださいね。ここでは、林編集長の本日(現地時間2014年6月11日)のツイートをピックアップして掲載します。