千葉県・幕張メッセにて開催中の日本最大級の動画サービス“niconico”の超巨大イベント“ニコニコ超会議3”。同イベントのソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアブースでは、ゲームに関するステージイベントのほか、SCEJA研究開発部門による新世代のARが体験できるデモを公開。

●PS4とPS Vitaに未来の可能性を感じざるをえない!

 千葉県・幕張メッセにて開催中の日本最大級の動画サービス“niconico”の超巨大イベント“ニコニコ超会議3”。同イベントのソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアブースでは、ゲームに関するステージイベントのほか、SCEJA研究開発部門による新世代のARが体験できるデモを公開。

 公開されたのは、ARライティングデモ(技術デモンストレーション)、トレーディングカード認識、成田空港ジオラマAR、超透過型電脳箱 “VitaHoloPoP(仮)”の4項目。

■ARライティングデモ

 環境光を反映した自然なARが体験できたARライティングデモでは、PS4を使い、AR表示した初音ミクの3Dモデルに対して、リアルタイムに環境光を反映。たとえば、ライトを当てる角度を変える(環境光を変える)と、その光に応じてミクさんの影も変化する。これは、PlayStation Cameraから取り込まれた映像データから光源を感知し、リアルタイムに解析したデータを画面内の初音ミクに反映することで、表示されている。これまでのARは、映像にCGが乗っただけのように見えるものも多かったが、影がリアルタイムで表示されるだけでも、存在感、ヴァーチャルリアリティー感がグッと増す印象だ。

▲ARで表示された3Dモデルのミクさん。このミクさんがキビキビ踊り、それに合わせて影も追従。そこにミクさんがいる感がハンパない。自宅でミクさんのライブを独り占めできる日が来るかも!?

▲ちょっとした寸劇も。SCEJA研究開発部門の遊び心を見た。

■トレーディングカード認識

 PlayStation Cameraの前に置かれたマットにトレーディングカードを置くと、画面内にARフィギュアが登場するというもの。こうしたものはプレイステーション3発売当初でも『THE EYE OF JUDGMENT』などで実現されていたが、今回展示されていたデモの大きな特徴は、PlayStation Cameraから取り込まれたカードの絵柄を解析し、それに対応したCGを表示させており、カード側にチップやコードを仕込んでおく必要がない、ということ。つまり、この技術を利用すれば、すでに発売されているカードも利用できるというわけだ。

▲ちゃんとした数式なのか雰囲気だけの数式なのか……(画面右)。何だか研究しているっぽい感じは伝わってくる。そしてミクさんのイラストが上手。

■成田空港ジオラマAR

 こちらはプレイステーション Vitaを使ったデモ。デモでは成田空港を模した平面上のポスター(マップ)をPS Vitaのカメラと通して画面上で見ると、管制塔など文字情報が表示される。カメラがポスターを捉えていれば、どの角度から見ても、それに応じて表示位置が調整される。しかもPS Vitaをポスターに近づけてズームアップすると、航空機のエンジン音などがPS Vitaから聞こえてくるといった臨場感ある仕掛けも。ちなみに、このデモは成田空港にある航空科学博物館も展示されているとのこと。

▲PS Vitaの角度を変えても表示文字は見やすい位置に。

■超透過型電脳箱 “VitaHoloPoP(仮)”

 かなりユニークだったのがコレ。ジオラマ風のオブジェにホログラム風の映像を組み合わせて、ちょっとオシャレなミニチュアが楽しめるというもの。しかもPS Vitaでこれを実現している、というのがスゴイというかユニーク。と、書いてもよくわからないと思うので、ぜひ現地で見てみてほしい(逃げ)。

(記事:編集者S)

▲アナログとデジタルのステキなコラボ。横から見ると、テレビは紙で作られたものなんですが、正面から見ると、テレビに映像が写ってるんです。ちなみに、PS Vitaには反転した映像が表示。
▲マーカーにPS Vitaのカメラを向けるとホログラムのような映像が。ええと、どういう仕組みなんです?
▲研究デモをひと通り体験すると、ピンバッジがもらえます。
▲SCEJAブースでは、4月30日に提供予定のPS4システムソフトウェアバージョン1.70で実装されるニコ生配信がひと足早く体験できる。