プレイ動画の配信実況者に朗報

 ソニー・コンピュータエンタテインメントアメリカは、2014年3月20日(日本時間)、同社公式サイト内のブログにて、今後のプレイステーション4のシステムアップデートの概要を公開。それによると、アップデートによりSHAREの編集機能の強化、ゲームプレイのスクリーンショットと動画のUSBメモリーへの保存に対応、オプションでHDCP信号のオフ、さらにTwitch、Ustreamのブロードキャスト機能の強化を盛り込むという。

 USBメモリーへの対応は、現在、スクリーンショットとプレイ動画は本体にしか保存できないため、待望の対応と言える。

 HDCPとは、デジタル画像信号を暗号化する方式でデジタルコンテンツの不正コピーを防ぐことを目的とした著作権保護システム。PS3やPS4のゲーム映像もHDCPが採用されており、PS4はこれまではHDMI経由でプレイ動画をキャプチャーすることはできなかった。今後のアップデードでは、オプションでプレイ動画のHDCP信号をオフにすることで、HDMI経由でプレイ動画をキャプチャーできるようになる。HDCPをオフ機能は、ゲームプレイの実況者にとっては、こちらも待望と言っていいだろう。HDCPオフ機能は、プレイ動画をもっと長くキャプチャーしておきたい、というユーザーの要望に応えたものだという。

 また、TwitchとUstreamのブロードキャスト機能は、アーカイブに対応。ブロードキャスト時に720pの映像配信にも対応するとのこと。

 実施時期などは、明らかになっていないが、楽しみに待ちたい。

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