“AMD理事長賞”は、“Sound of Honda Ayrton Senna 1989”に
2014年3月18日、東京・元赤坂の明治記念館にて、一般社団法人デジタルメディア協会(以下、AMD)が優秀なデジタルコンテンツ等の制作者を表彰する“デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'13/第19回AMDアワード”の授賞式が開催。
“デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'13/第19回AMDアワード”において、年間コンテンツ賞“優秀賞”に決定した授賞作品9作品(コンテンツおよびサービス)、さらに、“江並直美賞(新人賞)”、“リージョナル賞”、“特別功績賞”の授賞者および授賞作品への授賞式が実施。また、“優秀賞”の9作品の中から、“大賞/総務大臣賞”および“AMD理事長賞”が発表された。
※AMDアワードサイト
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※デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'13/第19回AMDアワード年間コンテンツ賞“優秀賞”の授賞作品9作品が決定
主催者として開会の挨拶を行うとともに、襟川氏の号令で、1995年に行われた第1回AMDアワードより18年間にわたり審査員長を務めた故浜野保樹氏に対して、黙祷が捧げられた。
本年の年間コンテンツ賞“優秀賞”は、2013年1月1日から12月31日のあいだに、日本国内において発売・発表(当該期間内に新たに普及・注目されたものも含む)された、デジタルメディアにて表現されるコンテンツおよび最新のデジタル技術を駆使して制作された国内(海外展開を含む)のデジタルコンテンツおよびサービスの中から選出された。
また授賞作品の審査は、実行委員会の指名する“第19回AMDアワードサポーター”により推薦されたコンテンツおよびサービスを、別に組織する審査会(審査員長:角川歴彦(株式会社KADOKAWA取締役会長))にて審議し決定されている。
■特別功績賞 Lifetime Achievement Award
授賞者:浜野 保樹氏
■江並直美賞(新人賞) Naomi Enami Award
授賞者:スプツ二子!さん
■リージョナル賞 Regional Achievement Award
作品名:高齢者によるインターネットテレビ局の運営
制作・関連会社等:松代テレビ局(長野県)
■優秀賞 The AMD Award
(作品名/制作・関連会社等)
・Windows8.1/Microsoft Corporation
・『艦隊これくしょん ~艦これ~』/株式会社DMM.com、株式会社角川ゲームス
・きゃりーぱみゅぱみゅ/アソビシステム株式会社
・『CocoPPa』/ユナイテッド株式会社
・『孤独のグルメ』Season3/株式会社テレビ東京、株式会社共同テレビジョン
・Sound of Honda Ayrton Senna 1989/本田技研工業株式会社、株式会社電通
・『進撃の巨人』プロジェクト/株式会社講談社、アニメ「進撃の巨人」製作委員会
・ニコニコ超会議/ニコニコ超会議実行委員会
・『信長の野望 創造』/株式会社コーエーテクモゲームス
登壇:藤本恭史氏(Windows本部)
登壇:岡宮道生氏(株式会社DMM.com)
ビデオレター:きゃりーぱみゅぱみゅ
登壇:手嶋浩己氏(ユナイテッド株式会社)
登壇:川村庄子氏(テレビ東京編成局 ドラマ制作部)
登壇:保持壮太郎(電通)
登壇:木下哲也氏(株式会社ポニーキャニオン)
登壇:横澤大輔氏(株式会社ドワンゴ)
登壇:小笠原賢一氏
■“AMD理事長賞”
・Sound of Honda Ayrton Senna 1989/本田技研工業株式会社、株式会社電通
登壇:三河昭広氏 本田技研工業株式会社
「すばらしいプロジェクトチームに恵まれ、本当に感謝しています。企画書の段階で、鈴鹿サーキットにものすごい数のスピーカーが並べられているというすごいインパクトで、冗談だろうと思っていました。しかし本気ということで、私自身もゾクゾクするようなワクワク感を感じて、なんとしても成功させなければいけないと思い、このプロジェクトはスタートしました。実現できたこと、今日このような賞をいただけたこと、世界中の人に感動を届けられたことをうれしく思います」
登壇:三河昭広氏 本田技研工業株式会社
■大賞/総務大臣賞 The AMD Grand Prize ~総務大臣賞~
・「進撃の巨人」プロジェクト/株式会社講談社、アニメ「進撃の巨人」製作委員会
発表に際し、総務審議官の桜井俊氏が登壇。「質の高さはもちろん、日本のデジタルコンテンツの多様性を感じられました」と、授賞作品を賞賛した。また、アニメ『進撃の巨人』の“ゆるキャラ”である“巨人くん”も登場。モノリスと賞状を受け取る川窪氏の横に並び、大賞受賞者に贈られているグランプリフラッグを受け取っていた。
登壇:川窪慎太郎氏 株式会社講談社 週刊少年マガジン編集部
「(巨人くんに対し)やめろって言ったんですけどね、どうしてもやりたいということだったので(笑)。僕は原作を担当しておりますが、ファンのみなさんから叱咤、ときどき激励をいただきながら、原作・アニメともに育ってまいりました。ファンの皆様のおかげで、この賞をいただけたと思いますので、本当にありがとうございました」
登壇:川窪慎太郎氏 株式会社講談社 週刊少年マガジン編集部
最後に、審査員長の角川歴彦氏(株式会社KADOKAWA取締役会長)が登壇。「最新のデジタル技術の進歩などを積極的に取り入れながら、リアルの世界との融合も図り、多面的な展開を行っていることが、今回のAMDアワードの特徴だと思います」と、総評を述べた。