新たなコラボコスチューム情報も公開
2014年1月28日、コーエーテクモゲームスより発売予定の2タイトルの体験会が、コーエーテクモゲームス市ヶ谷事業所で開催された。
今回体験できたタイトルは、既報のとおり発売日が2014年3月27日に変更されたプレイステーション3/Xbox 360用ソフト『YAIBA: NINJA GAIDEN Z』と、2014年2月27日発売予定のプレイステーション3/プレイステーション Vita用ソフト『影牢 ~ダークサイド プリンセス~』だ。以下、体験会の詳細をお届けする。
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※【速報】『YAIBA: NINJA GAIDEN Z』の発売日が3月27日に変更
まず初めに、『YAIBA: NINJA GAIDEN Z』のエクゼティブプロデューサー兼コンセプターである、comceptの稲船敬二氏が挨拶、本作への思いを語った。「いままでとは違うものにしたかった。本作は、忍者あり、ゾンビあり、メカありの、やりたいことを全部詰め込んだ贅沢な作品です」と稲船氏はコメントし、本作の出来栄えへの自信をのぞかせた。
続いてTeam NINJAプロデューサーの早矢仕洋介氏が登場し、本作の新たなコラボレーション情報を公開した。稲船氏が手掛けるPC用ソフト『Mighty No.9』や、公開中の映画『ヌイグルマーZ』とのコラボでも話題の本作だが、今回新たに、発売中のプレイステーション3/Xbox 360用ソフト『デッド オア アライブ 5 アルティメット』とのコラボが決定。ハヤブサと紅葉のコスチュームが、初回版に封入されることになった。
なお、コラボレーション情報については、会場で公開された最新プレイムービー内でも紹介されているので、気になった人は以下の動画をチェックしてみてほしい。
続いて、『影牢 ~ダークサイド プリンセス~』のプロデューサー・菊地啓介氏が登場。「本作は、前作から9年ぶりの新作で、たくさんのアイデアを詰め込んでいます」と語り、本作のシステムの概要を説明。“残虐”、“華麗”、“屈辱”の3種類のトラップが用意され、新たに“アーマーブレイク”などの新要素を搭載した本作は、シリーズファン誰もが楽しめるものになっているという。
また、シリーズ1作目『影牢~刻命館 真章~』の主人公・ミレニアの衣装が収録されることが明かされた。これは、ゲーム内である一定の条件を満たすことで使えるようになるらしい。
クリエイターの挨拶に続いて、いよいよ本番の体験会へ。
『YAIBA: NINJA GAIDEN Z』は、「忍者あり、ゾンビあり、メカありの贅沢な作品」という稲船氏の言葉通り、おびただしい数のゾンビや強力なメカが登場する。基本的な攻撃は簡単にでき、コンボもつながりやすいので、アクションゲーム初心者でも手軽に爽快感を味わうことができる。
一方、敵の攻撃を弾き返すカウンターアクションは、やはりある程度の技量が求められる模様。うまくいけば、メカのミサイルや、ゾンビの出してくるえげつない液体などもカウンターすることができるので、ストーリーを進めるうえではぜひともマスターしておきたいテクニックだ。
また、戦闘以外でも、壁を登ったり、チェーンを使って空中を駆け抜けたりと、まさに忍者といったスタイリッシュなアクションが楽しめた。
『影牢 ~ダークサイド プリンセス~』のストーリーモードでは、序盤からトラップコンボの達成を要求されるのだが、あらかじめ複数のトラップをひと続きの流れとして登録できるシステムのおかげで、スムーズにプレイすることができた。
登録したトラップは×ボタンで起動し、ひとつ起動するたびに自動的につぎのトラップに切り替わってくれるので、タイミングよく×ボタンを押していくだけでコンボをつなげることができる。とはいえ、一度使用するとそのトラップは一定時間発動できなくなるので、あてずっぽうでやると命に関わる。みずからのトラップで自滅、なんてこともあるので、発動のタイミングには注意したいところ。
ステージ、敵、トラップなどを好きなように設定できるフリーモードでは、バトル開始直前、“魔神の眼”というスキルを使用することができた。これは、敵のステータスを参照することができるものだ。ステータス以外にも、その敵キャラクターの性格や生い立ちなどの個人情報を垣間見ることができる。思わずクスリとしてしまうような情報もあるので、戦闘開始時にはぜひ“魔神の眼”を使ってみることをおススメする。
チュートリアルモードでは、トラップの設置や発動、トラップコンボなど、さまざまな操作を個別に練習することができた。非常にわかりやすい説明が添えられるので、自信のない人はまずチュートリアルモードをやってみるといいかもしれない。
なお、今回試遊したのは、両タイトルともプレイステーション3版だ。