ついに最強タッグが決定!
ゲームセンターとしてお馴染みのタイトーステーションが主催する、アーケード版対戦格闘ゲーム『ブレイブルー クロノファンタズマ』(アークシステムワークス)の大型大会“BBCP最強タッグ決定戦”。今回は、2013年10月13日に秋葉原のゲームセンター“Hey”の特設会場で行われた決勝大会の様子をリポート。全国各地の予選大会を経て、ついに最強タッグが決定した決勝大会の模様をお送りしよう。
■BBCP最強タッグ決定戦とは?
“BBCP最強タッグ決定戦”は、アークシステムワークスのアーケード対戦格闘ゲーム『ブレイブルー クロノファンタズマ』を競技種目とした全国規模の大型大会だ。大会形式は最強タッグ決定戦ということで、2on2形式を採用している。プレイヤーはひとりにつき1キャラクターを使用し、同一チーム内のキャラクター重複は不可という条件で2人チームを構成。大会では2人同士の早稲田式で勝敗が争われる。2013年8月3日から全国各地のTAITO系列のゲームセンターで店舗予選大会が開催され、各大会で優勝したチームは2013年10月に東京都秋葉原Heyで開催される決勝大会に出場できる。また各大会の参加費は無料となっており、予選参加者及び入賞者にはゲーム内で使用できる特別称号が贈呈される。
【BBCP最強タッグ決定戦概要】
◇大会名称:BBCP最強タッグ決定戦
◇競技種目:BLAZBLUE CHRONOPHANTASMA(ブレイブルー クロノファンタズマ)
◇形式:2on2 早稲田式 ひとりにつき1キャラクターを使用 1チーム内の同キャラ不可
◇予選大会:2013年8月3日(土)~2013年10月05日(土)
◇会場:全国の予選実施店舗
※詳細は、公式サイトの予選店舗スケジュールをご覧ください。
◇決勝大会:10月13日(日)
会場:秋葉原 Hey 5F
◇主催:タイトーステーション
◇公式サイト:こちら
決勝大会の地は秋葉原Heyの特設会場
最強タッグ決定戦の決勝大会会場となったHeyは、多くのゲームセンターが軒を連ねる秋葉原でもアーケード格ゲーの猛者が集う店として有名な店舗。本大会のような予選大会から決勝大会へ発展する形式の大型大会では予選店舗となることも多く、数々の新作格ゲータイトルのロケテストも行われるなど、ビデオゲームに力を入れているお店だ。今回の決勝大会はふだんゲームセンターとして営業している4階までとは別に、5階のイベントホールを特設会場として利用。大会の模様はニコニコ公式生放送にてインターネット配信が実施され、アークシステムワークスからは森利道プロデューサーやプランナーのパチ氏も訪れて会場を沸かせていた。
全国各地からブレイブループレイヤーが大集結! 当日予選からスタート!!
決勝大会には、南は九州から北は北海道まで全国あらゆる地域の代表プレイヤーが集結。『BBCP』の大型大会では、公式全国大会「あーくれぼ」やプレイヤー主催の全国大会「BBCP最強チーム決定戦」にて関西プレイヤーの活躍が目立ち、好成績の多くを占めている。今回の最強タッグ決定戦は家庭用版発売前の最後の大型イベントということもあり、東日本プレイヤーが実力を示す事ができるかという点も注目される中での開催となった。会場内で行われた当日予選には制限の16チームを越える応募があり、抽選によって予選参加チームを決定。中には女性プレイヤーの姿も見られ、様々なプレイヤー達がイベントを思い切り楽しんでいたぞ。当日予選を突破して決勝大会への切符を掴んだのは関東チームの2組。予選通過人数が0名だったμ-12も滑り込みで突破することとなった。
決勝大会開始!
決勝大会に進出したのは32チーム64名。キャラクター情勢としては、やはり一番目立つのがヴァルケンハインの8名。ヴァルケン使いの集まる関東エリアに予選店舗が多かったこともあり、狼の猛威はまだまだ健在の模様。次いで目を引いたのはラグナの6名。決して強キャラとは評価されていないキャラだが、プレイヤーに恵まれたこともあるのか決勝大会には多数の出場者を得ていた。そしていよいよ決勝大会開始。関東対関西の構図が目を引くところではあったが、そんな中で会場を一番沸かせていたのは九州代表チームの”ふぃるむ”選手(ハクメン)&”とっちー”選手(レリウス)組。関西代表の”マトイ”選手(タオカカ)&”キクチヨ”選手(ライチ)組と、同じく関西代表の”N男”選手(レイチェル)&”どぐら”選手(アズラエル)組に対して”ふぃるむ”選手が大暴れ(笑)。優勝候補チームをなぎ倒しての快進撃を見せた。
さまざまなドラマの結果、決勝の組み合わせになったのは北海道代表の”のぜ”選手(ハザマ)&”タヒチ”選手(アズラエル)対、関東代表チームの”RYO”選手(レリウス)&”会長”選手(イザヨイ)。『BBCP』での大型大会では西日本勢の活躍が目覚ましかったものの、本大会ではようやく東日本勢が実力を示すことになった。ここで目を引くのやはり最弱キャラ候補とも言われるイザヨイ。トーナメントを勝ち上がる過程では重要なポイントで勝ち星を挙げていたこともあり、会場を味方につけて戦っていたぞ。決勝戦は決定戦までもつれこみ、お互いのエース同士の対決に発展。最後は”のぜ”選手が的確なコンボ判断からしっかりとレリウスを倒し、北海道代表の2人が優勝に輝いた。大会の模様は視聴期限内にニコニコ生放送のタイムシフトで閲覧可能だ。タイムシフトは→こちら
イベントスケジュールが発表に
決勝大会の後は表彰式やメーカーからの発表、抽選会などを含めたイベントが実施。アークシステムワークスのプランナー、パチ氏よりアーケード版『BBCP』のアップデート情報等が発表。“ACPO”(アクポ)と呼ばれるポイントが実装され、このポイントで購入可能なグッズが用意されるとのこと。また、2013年10月24日にはプレイステーション3版の発売を控えている本作だが、パチ氏は今後の『BBCP』についてやや言葉を濁しながらも「やり込んでください」と意味深なコメントを残していたので、今後の『ブレイブルー』シーンにも期待が持てそうだ。
■アーケード版のイベントスケジュール
・ACPO(アクポ) ポイント2倍キャンペーン
期間:10月24日~10月30日までの1週間
・総選挙1位アズラエル特集
第1弾 アズラエル誕生日&総選挙1位記念称号配布
期間:10月10~10月16日
第2弾 システムボイスがアズラエルに!
期間:10月24日~11月20日
第3弾 総選挙1位記念特別アイコンの配布
期間:10月24日~
・第2回賞金首イベントの実施
期間:11月中旬予定
優勝チームインタビュー
――優勝おめでとうございます。まずは、おふたりがチームを組んだきっかけを教えていただけますか?
タヒチ選手 9月に地元の北海道に帰る用事があり、そのときにちょうど予選の日程が重なっていたので、僕の方からのぜに「組まないか?」と声をかけました。帰省と同時に予選通過を目指したという感じです。
のぜ選手 北海道出身どうしで組むなら誰を誘おうかとか考えていたのですが、まさかタヒチ選手から声がかかるとは思っていませんでした。むしろ光栄ですという形で組むことになりましたね。
――おふたりの使用キャラクターについての評価はいかがでしょう?
タヒチ選手 アズラエルは最上位キャラには一歩及ばないかなといったところですが、ワンチャンスの火力とイケイケの攻めを持ってるので実践値は相当高いと思っています。
のぜ選手 ハザマは最上位ランクか、ギリギリ最上位より少し落ちる程度の強キャラの部類だと確信しています。
――もうすぐ発売の家庭用をプレイする予定はありますか?
タヒチ選手 やる予定です。ふだん関東圏の同じゲーセンで対戦できない人とネット対戦できるのがすごい楽しみですね。
のぜ選手 地方だと対戦するキャラクターが偏ってしまう面があり、毎シリーズに言えるのですが家庭用が出てからいろいろな対策がはかどることが多いので非常に楽しみにしています。
――今後もアーケード版を継続してプレイするのでしょうか?
タヒチ選手 大きな大会やイベントがあれば、アーケードでもぜひ続けていきたいと思っています。
のぜ選手 家庭用発売でどうしてもゲームセンターに訪れる人に影響が出てしまいそうですが、それでも僕がまずゲーセンに行って、それで他の人も来てくれるようになればいいなと思っています。