東京ゲームショウの会場で『エースコンバット インフィニティ』を試遊!

 週刊ファミ通で『エースコンバット』シリーズの記事を担当しているででおです。シリーズ初のF2Pタイトルということで話題沸騰の『エースコンバット インフィニティ』を、バンダイナムコゲームスのブースで試遊してきたので、プレイリポートをお届けします。

『エースコンバット インフィニティ』プレイリポート【TGS2013】_01
▲本作のジャンルは“フライトシューティングゲーム”。大空を飛ぶのに複雑な知識は不要だ。

すごくいい意味で“いつもの『エースコンバット』”だった!

 試遊台へ行くと、ブースのお姉さんが「試遊できるミッションは、ノーマルとハードのふたつがあります」と説明。シリーズをすべてプレイしている俺は、こう答えた。「もちろんハード……いや、両方だ!」というわけで、まずは難しいほうの対地攻撃ミッションを選択。任務の内容は、“ストーンヘンジ”と呼ばれる砲台のある基地を制圧するというもの。余談だが、ストーンヘンジは『エースコンバット04 シャッタードスカイ』にも登場した懐かしの兵器だったりする。もちろん、グラフィックは当時のものを流用しているわけではなく、プレイステーション3のスペックをフルに活かして、超リアルに描かれているのだが。ちなみに砲台は8基あり、そのひとつひとつがスカイツリーくらいあるトンデモ兵器(※正確なサイズは知らないので体感)。設定の話はこれくらいにして、さっそく任務開始! まずは機体を左右に振りつつ、操作を確認してみる。なるほど、左スティックを倒した方向に機体が進行方向を変えるノービス操作か。これはシリーズをプレイしたことがない人でもすんなり動かせる仕様だろう。でも俺は、おもむろにスタートボタンを押してオプションメニューを開き、操作設定をクラシックタイプに変更した。だって、こっちのほうが慣れているんだもん! ついでに、三人称視点を一人称視点に変えてみた。試遊バージョンなのにいろいろ変更できるのは、シリーズのファンにはうれしいですね。
 ストーンヘンジを射程内に捉えた俺は、ミサイルと特殊兵装で片っ端から破壊していく。ヘッドホンから聴こえる爆音が気持ちいい。余裕が出てきたので、ストーンヘンジの土台の隙間をくぐったり、背面飛行したりと、自由に飛び回った。何と言うか、“いつもの『エースコンバット』”という感じで、すごく楽しい! あまりにも没頭しすぎて、最後のストーンヘンジを壊すのがもったいなく感じてしまった(でも壊した)。
 つぎはノーマルのミッションに挑戦。こちらは空戦がメインで、海上で多数の敵機とドッグファイトをくり広げた。こちらも余裕が出てきたので、敵機そっちのけで狭い橋の下をくぐって遊んでみた。実際の戦争でこんなことしていたら懲罰房行きだろうけど、『エースコンバット』なので何でもアリ! もちろん最後は、すべての敵機を撃墜しました(ドヤ顔)。うまく敵機の背後に回り込んで、ミサイルをブチ当てる爽快感も、いい意味で“いつも通り”。シリーズ初のF2Pとなる本作だけど、“無料で遊び尽くせる”ということなので、ぜひ多くの人にプレイしてほしい1本だ。