岩田社長が“直接”お祝い!
2013年8月27日、東京・目黒にて、カプコンより9月14日発売予定のニンテンドー3DS用ソフト『モンスターハンター4』の完成発表会が開催された。多くのゲストが登場し、さまざまな情報も公開された本イベント。ここでは、その模様をリポートする。
辻本春弘氏
冒頭の挨拶に登壇したのは、カプコン代表取締役社長/COOの辻本春弘氏。辻本氏は「『モンスターハンター』シリーズは、2004年3月に第一作目が発売され、以降これまでで累計2300万本を突破、その名の通り“モンスター”なタイトルに成長いたしました。9月14日に発売される最新作『モンスターハンター4』も、さまざまな要素を一新・追加し、これまでにないボリュームを実現しました。必ず、ユーザーの方々に満足していただけるものと確信しております。また、2014年3月にはシリーズ10周年を迎えますので、関連した施作も実施していく予定です。『モンスターハンター4』発売後も、長期間にわたってファンの皆様に楽しんでいただけますようがんばっていきますので、よろしくお願いいたします」と、今後の展開などを含めて語り開演の挨拶とした。
辻本良三氏
つづいて登壇したのは、『モンスターハンター4』プロデューサーの辻本良三氏。「発売日の変更があり、皆様に大変ご迷惑をお掛けしましたが、その甲斐もあってシリーズ最高傑作といえるものが完成いたしました。多くの方に支えられて生まれた『モンスターハンター4』、できたてのオープニングムービーをご覧ください」と挨拶、本作のオープニングムービーを披露した。
岩田聡氏
つぎに、来賓代表として、任天堂の岩田聡取締役社長が挨拶。岩田氏は「2年前の9月13日、ニンテンドー3DSカンファレンスにて電撃発表されました『モンスターハンター4』。今日こうして、すばらしい品質のソフトに仕上がり、ついに完成発表の場を迎えることができたことを、たいへん感慨深く受け止めております。ニンテンドー3DSの国内での普及台数も、2年前のカンファレンス時点では約180万台でしたが、本日現在で1200万台を突破し、『モンスターハンター4』を多くの方に楽しんでいただくための環境は整えられたのではないかと思います。昨今、ゲーム専用機のビジネスが上手くいっていないのではないかというように報じられることも増えてきましたが、少なくとも日本市場のニンテンドー3DSに対してそう語ることは、事実と異なるのではないかと思っております。昨年1年を見ても、ニンテンドー3DSは販売台数550万台を超えました。これは週に10万台以上を販売してやっと届く数字で、過去にこれを達成したのは、ニンテンドーDSのみです。ニンテンドー3DSは『モンスターハンター4』以降も強力なタイトルが多く控えています。さらに普及を伸ばし、年間500万台超えを十分狙えると考えています。また、『モンスターハンター4』については、カプコンさんと任天堂がタッグを組んだことを象徴するようなことがなにかできないか、ということで、これをソフト内に組み込んでいただきました。これについては、発売までに“直接”ファンの皆様にお届けする予定です。楽しみにお待ちください」と、今後さらなる情報も明かすことも約束した。
新要素も公開された『モンスターハンター4』紹介パート
ここからは、辻本プロデューサーが、『モンスターハンター4』のゲーム内容をおさらい。さらに、藤岡要ディレクターが加わり、初公開となる未知の樹海、ギルドクエスト、発掘装備について、実機でのプレイを交えながら解説した。詳しくは下記記事リンクを参照。
[関連記事]『モンスターハンター4』に驚愕のやり込み要素が! 未知の樹海、ギルドクエスト、発掘装備などの新要素が公開
CM出演者によるトークセッション
つづいて、関連情報を一挙公開。まず、サッカー日本代表の本田圭祐選手が登場するCMの撮影風景とできあがったCMを公開。さらに、マルチプレイ編のCMに出演した、井上聡(次長課長)、藤田憲右(トータルテンボス)、川島明(麒麟)、水沢アリーらが登壇してトークセッション。収録時の思い出や感想などを語った。
そのほかにも多数のイベント情報、コラボ情報が発表されたが、そちらについては下記記事リンクを参照。
[関連記事一覧]
『モンスターハンター4』コラボ情報をまとめてお届け
“モンスターハンター・ザ・リアル 2014”2014年春開催決定、“モンハン渋の里”にも新企画続々
空の王者リオレウスがケーキになった!? 切り分け用“エピタフブレード”も付属で発売決定
“モンスターハンターフェスタ’13”開催日程が発表! 10月20日東京からスタート